2 ヶ月半ほど使用

HUAWEI のフラッグシップモデル、5.9 インチ Android スマートフォンの Mate 9 を去年購入した。 最初品薄でなかなか手に入らなかったのだが、運良く年が変わる前に手に入れることができ、今まで 2 ヶ月半ほど使用してきた。 感想をここにちょっとしたレビューとして書き残しておく。

ちなみに私は Android アプリケーションプログラマではあるが、特にガジェットマニアというわけではなく、スマートフォンはこれ 1 台しか持っていないしタブレットも今は所有していない。 なのでコアなレビューは出来ない。 そういったものをお望みの方はネット上で多くの方がレビューしているのでそちらを参照頂きたい。

比較対象は LG の Nexus 5X である。

画面はデカイがベゼルが狭いので使い勝手が良い

5.9 インチの画面サイズというともうファブレットのサイズである為普段大きすぎるのではないか、と思われるかもしれないがベゼル (枠) が狭いので意外と大きさは感じない。 私はズボンの前ポケットに入れることが良くあるが、5.2 インチの Nexus 5X と比べてもそこまで圧迫感を感じない。 むしろ Nexus 5X でも前ポケットは厳しい時があったので、昨今の大画面のスマートフォンでは別途バッグに入れるなどして対処した方がいいかもしれない。

この画面サイズだとゲームが非常に気持ちよくプレイできるので、ゲーム重視の方はお勧めである。 私は MJ モバイル (麻雀) や将棋ウォーズをよくプレイしているが、駒や牌がとても掴みやすくなった。

電池持ちが非常に良い

私はバイクに取り付けてナビとして使用しているが、バイクから USB 給電などしていないので Nexus 5X だとどんどん電池が減ってしまいモバイルバッテリー必須の上充電速度も遅く困っていたのだが、Mate 9 にしたら電池の減るスピードが半分近くに減った。 これは自分にとって非常に重要なポイントで気に入っている。

Mate 9 のウリである「超急速充電」が出来るのは純正のアダプタだけらしいので、普通のモバイルバッテリーだと充電速度が遅いのだが全然気にならない。

スピーカーの最大音量は結構大きく出来る

バイクに乗っている時に音量を最大にしても Nexus 5X だとちょっと音が小さかったのだが、Mate 9 はもっと大きく出来るのでナビの音声が聞き取りやすい。

プリインストールされている HUAWEI のアプリがどれもシンプル

DoCoMo や au で購入したスマートフォンの場合、大抵プリインストールされているアプリがクールでない上に動作が緩慢だったりして辟易するものだが、HUAWEI がプリインストールしているアプリはどれも「そのまま使いたくなる」ものばかりで好感が持てる。 例えば「カレンダー」「ミラー」「時計」「電卓」「連絡先」といった感じなのだが、どれも日本メーカー特有の「芋臭さ」が全くない。 前はプリインストールアプリがうるさくない Android 端末を使いたければ Pixel (Nexus) を買わなければいけないのかと思っていたがそんなことはなかったわけだ。

カメラ性能は素晴らしい

私は自撮りも滅多にしないしカメラに拘る方ではないのだが、それでもこの機種のカメラは素晴らしいと分かる。 撮影した画像はこの Blog に幾つか載せてあるので参照頂きたいが、ウォーターマーク (HUAWEI Mate 9 LEICA DUAL CAMERA といった文字列) を入れることができ、これもなかなか格好いい。 勿論ウォーターマーク無しでも撮影できる。

カラーバリエーションは最近ブラックが用意された

発売当時は白と金しか無く、消去法で白を選択したのだが、本当はベゼルが黒い方が好きなので黒があればそちらが良かった。 今は販売されているようなのでちょっと悔しい。

高級感漂う

この端末は HUAWEI のフラッグシップモデルらしいが、破格の 6 万弱で手に入った。 フラッグシップモデルの名に恥じぬ造形だし、チープさは微塵も感じない。

総括

自分としては弱点らしき弱点は特に見つからない、かなりの良端末といえる。 今まで持ったスマートフォンの中でナンバーワンといえる。

実は HUAWEI の端末は初めてではなく P9lite という安い端末を使っていたことがあるのだが、それも値段に見合わず質感が良く好感が持てる端末だった。 但し動作は値段なりに緩慢な感じだったのは仕方がないところか。 Mate 9 の方は勿論サクサク動作するので心配はいらない。