もう少し短い文章が良い

以前私は朝日新聞社説を使用したタイピングを毎日実施していたのだが、毎日 2 つこなさなければならないのが若干負担に感じたのと、朝日新聞社説でたまに出る 2 倍の長さの文章を実施するのがとても苦痛だった。 次からは見たところ一番文章が短いと思われる日経新聞で行おうと思ったのだが、よくよく社説を眺めてみると全角数字と半角数字が入り混じったような文章であまり実施したくはならなかった……。

毎日 1 つのみ実施すればいいようなもっと気軽に実施できる長さの文章はどこかに無いものか……と思い探してみたらあった。 毎日新聞余録である。 見たところ文字数は 600 から 650 程度で通常時の朝日新聞社説の 2/3 程度。 それが毎日 1 つのみなのだから実質負担は朝日新聞社説に比べて 1/3 程度となる。 これなら負担に思うことはなさそうだ。

早速タイプウェル FT に取り込んでみたら全ての文章が 1 段落と認識されてしまいあまり宜しくない。 毎日新聞余録、天声人語などもそうだが元々は新聞の小スペースに収めるために段落の区切りが「▲」になっている。 これが「読点 + 改行文字」になっていないといけない。

秀丸エディタの正規表現置換で簡単に想定通りの「読点 + 改行文字」に置換してタイプウェル FT に取り込むことはできたのだが、折角なので TypeScript で変換ツールを作ってみた。 余録からコピペするだけでタイプウェル FT 実施用に整形される。 やはり最初に少しの時間を割いてその後の手順の省力化をした方が絶対にいい。

この毎日新聞余録タイピングは 7/1 から実施する予定である。

天声人語でも試してみたが

朝日新聞の天声人語でも試してみたが、区切り文字が若干違う (▲でなく▼) のに気づいてしまった……。 しかし天声人語の方は会員登録が必要な上、無料会員だと 1 日 1 記事しか参照できず使い物にならない。 やはり毎日新聞余録で間違いはなかったようだ。

実はタイプウェル FT にその機能は付いていた

何となくタイプウェル FT のヘルプを眺めていたらタイプウェル FT にもともと「▲」「▼」「◆」を「。改行スペース」に変換する機能が付いているのに気づいてしまった……。 まぁ私は全角スペースを入力したくないのでツールを作ったのも無駄では無いのだが、最初に読んでおくべきだったかもしれない。