私は埼玉から東京に勤めているので通勤電車に揺られている時間が長く、中で何をしようかというのは毎日の一つの悩みである。 麻雀も最近勝てないので若干嫌気がさしてきて、久々に読書でもしようかと思い立った。 そういえば学生時代は青空文庫からダウンロードしたテキストをザウルスに入れて専用のビューアーで読んでいたな、と懐かしく思い出した。 今は青空文庫専用のビューアーなどインストールしなくても普通に Kindle で読めてしまう。 PHS (多くは DDI ポケットの H") を繋いで「モバイルコンピューティング」とやらに勤しんでいた時代と比べると便利になったものだと感じる。

基本的に私は技術書以外の本はほとんど読まないので、日頃から本に親しんでいる方々から比べると全くの文学初心者である。 まず「吾輩は猫である」「坊っちゃん」あたりも内容をよく覚えていないので読み返してみたい。 学生時代「虞美人草」を読もうとして難解すぎるので挫折した。 こういうのは当然今でも読めるとは思えないのでスルーする。

「ガリバー旅行記」「銀河鉄道の夜」のような童話を読んでみるのも面白いと思った。 むしろこちらの方が楽しく読めそうなので先に読んでみるのがいいだろうか。 あと江戸川乱歩の作品も最近青空文庫に追加されたようなので機会があれば読んでみることにする。 推理モノはそんなには興味が無いので気が向いたらというところだが。