ppi とは

ディスプレイの緻密さを表す単位として ppi がよく用いられる。 Wikipedia の記載を引用する:

ppi(ピーピーアイ)とは、pixel per inchの略で、ディスプレイやビットマップ画像における解像度を示す単位である。別名画素密度 (pixel density) とも呼ばれる。 解像度とは、すなわち、画像を表現する格子の細かさであり、一般に1インチあたりのピクセルの数を表す(1平方インチあたりではない)。ppiで表したピクセル密度のことを単にppiと呼ぶことがある。

つまり、例えば 220 ppi だと 1 インチ (2.54 cm) の直線の中に 220 点のドットが含まれているということになる。

久々に MediaPad M3 Lite 10 を使ってみた

MediaPad M5 (8.4 インチ) をしばらく使って慣れてきたので、久々に MediaPad M3 Lite 10 を引っ張り出してきて試してみた。 やはり自分にとっては画面が大きいほうがいいのかが気になったからだ。 これに関しては個人差も大きいだろうが、私にとっては 8.4 でも 10.1 でもどちらでもいい、という結論になった。 どちらのスクリーンサイズも利点・欠点あり甲乙つけがたい。 8.4 インチに最適なゲームをプレイすることがメインであれば 8.4 インチがいいと思うが、10.1 インチの大画面も魅力的だ。 そして 8.4 インチが持ち運びに優れているように見えるが、結局のところズボンのポケットに入らずバッグに入れる必要があるので感覚的に 10.1 インチとそんなに変わらない。

私が「もう MediaPad M3 Lite 10 には戻れないな」と思ったのは画面サイズではなく前述の ppi だ。 MediaPad M3 Lite 10 は 10.1 インチで 1920x1200 (224 ppi) とタブレットとしては標準的な ppi なのだが MediaPad M5 の 8.4 インチ 2560x1600 (359 ppi) と見比べてしまうととても荒く見えてしまって辛い。 iPad や MacBook Pro で初めて Retina ディスプレイを見た時に近いような感覚がある。

そういえば今販売されている iPad ないし iPad Pro の ppi が 300 ppi に届いていない (264 ppi) のにも少しびっくりしたが iPad のディスプレイは十分美しいように感じた。 MediaPad M5 Pro の 10.8 インチ 2560x1600 (280 ppi) でも iPad より高精細なので十分なのだろう。