歳を取ってから何故か実用性重視になってきた

私は Knot の腕時計を愛用している。 メイドインジャパンを謳っているが高級感はないしそんなに良くできているとも思わない。 だがこの時計は厚みがとても薄く軽めで視認性が良いので普段使いに最適だ。 しかし最近 Knot の時計でも少し重いのではないか、と思うようになってきた。 コーディングをする時は無意識に腕時計を外しているのだが、やはり左手が重いと感じてしまっていると思われる。 試しに測ってみたら金属ベルト込みで 57 g だった。 勿論この値は腕時計の平均から見るとかなり軽いほうだ。

そういえば Knot の前はシチズンの装飾時計であるカンパノラを使用していたが、これは確かに格好いいのだがケースが分厚いし重いしで普段使いには難がある時計だった。 特にケースが分厚いと服の袖が当たってしまって快適ではない。 腕時計というジャンルは不思議なもので、値段が高くなるほど大きく重くなっていく傾向にある。 私のように薄くて軽いものを好む方は少数なのだろうか。 その点スカーゲンなどはかなりいい線行っていると思う。

チープカシオという選択肢

「チープカシオ」というのはそういうブランドがあるわけではなく、カシオの腕時計の中でも 1,000 円から 2,000 円程度の安価で実用的な商品を指すようだ。 最近は「ダサ可愛い」ということで少しずつ人気が出ている模様。

F-91W-1JF というチープカシオの定番モデルを見て「これだ」と思ったので次の楽天セールで買おうかと思っている。 なんと重量が驚異の 23 g でとても軽い。 ケース厚は 85 mm でやはり薄いという評価のようだが Knot の 65 mm には敵わない。 まあ許容範囲内だろうか。 W-215H-7AJF というちょっと見た目が良くなったモデルはケース厚が 10.9 mm で重量が 36 g となっており残念ながら劣る。 MQ-24-7BLLJF は 18 g と素晴らしいのだが、今回はアナログ時計だと Knot と立ち位置が被ってしまいそうなのでデジタルにすることにした。

こういう時計にするとコーディングの時は勿論のこと風呂やサウナに入ったりするときなども全く気にせず使えそうだ。 後バイクの時も転倒して壊してしまう事を全く気にせずに使えそうなのもいい。 そういえば学生時代に何となく何かのおまけでもらった腕時計がカシオですらないとても安価なものだったが、意外と軽くて使いやすいのでそのまましばらく使い続けた記憶がある。 今回もそれと同じ体験ができることを期待している。