Android アプリがどの SDK バージョンをターゲットにしているかの指定に targetSdkVersion があるが、この値は常に最新の SDK バージョンを指定することが推奨される。 今現在だと 28 (Android P) となっている。 厄介なのが targetSdkVersion をインクリメントすると既存のコードでコンパイルができなくなったり @Deprecated アノテーションが付与された API が増えていたりと修正を余儀なくされるということだ。 古いアプリに関してはこれが面倒なので無理に上げなくていいのでは、と構えていたがデベロッパに対しては既に何度かアナウンスされていた通り 2018 年 11 月以降既存アプリのアップデートでも targetSdkVersion >= 26 が必須となる。 26 というのは結構高い値で、これは困る。 ちょっとした修正をしてお茶を濁そうとした時でも targetSdkVersion を上げてコンパイルが通るように調整且つ既存のコードが正しく動作するかを確認しなければならないからだ。 「作ったアプリをずっとメンテナンスし続ける」というのは結構辛い。