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BOLT 20,000 km

今日は午前中は天気予報通り雨だったが、午後は曇りになったので 20,000 km 達成のために出掛けた。 写真を撮るためにあえて下道で東京方面にしばらく流したところで 20,000 km 達成できた。 BOLT 納車から 15 カ月弱といったところで、購入当初よりは当然ペースは落ちているが、それでも定期的に乗っているので距離は順調に伸びている。

達成後はそのまま首都高に乗り周回を楽しんだ。 この時期の日曜の首都高は割と空いており、周回していても渋滞に捕まることはほとんど無かった。 今日寄った PA は駒形 PA と芝浦 PA だった。 芝浦 PA では意味もなく自販機のおにぎりを買って一人で食べていた。 こういうのがとても楽しい。 途中で少しだけ雨に降られてしまったがそれ程の影響は無くて良かった。

本当は南池袋 PA に寄りたかったのだが C2 から行く場合反時計回りで行かなければならないのを知らずに時計回りで行ってしまい 5 号線に入れず失敗してしまった。 首都高の PA は何となく行くと入れないからなかなか辛い。

帰りに YSP に寄ってオイル交換をお願いした。 これで夏の終わりまで戦えそうだ。

群馬県道 257 号は失敗

日光方面にツーリングに出掛けた。 一応目標としては、中禅寺湖には何度も行ったにもかかわらず行ったことがなかった「半月山展望台」に行くことである。

最初群馬県道 62 号を北上し 257 号で「東毛酪農根利牧場」まで進み、そのまま林道を通って日光に至る予定だった。 群馬県道 257 号はハッキリ言って何にもなく、道もかなり険しくバイクじゃないと苦しそうなところだった。

終点まで行き「東毛酪農根利牧場」には到達できた。 とはいえいわゆる観光用に開放されている牧場ではなく、人がいる気配もなく牛が適当に柵の中に放牧されているだけだった。 ソフトクリームはおろかジュースも何も売っていなかった……。

そのまま林道を進もうと直進したら「崩落のため通行止め」の表示が見えた。 秩父での通行止めに加えてまた今回もか……と落胆した。 仕方なく来た道を引き返し、県道 62 号に戻った。

吹割の滝

吹割の滝

定番でいまいち面白くないかと思ったが、日本ロマンチック街道からの金精峠を通り日光入りすることにした。 北上していくと「東洋のナイアガラ」の表示が見えた。

ここは大学生時代にも行ったことがある「吹割の滝」だ。 落ちてくる様を見上げて楽しむ普通の滝とは違い、ここは低い位置で割れた岩肌の間から滑り降りてくる水流を鑑賞して楽しむタイプの滝だ。 確かに珍しい。

シーズンではないのか、人はそんなに多くなかった。 周りに無料駐車場がいっぱいあるのも有り難い観光地だ。 土産物屋や茶屋など軒を連ねておりいかにも観光地といった雰囲気だった。

しばらく眺め、土産物屋で少し物色した後に缶コーヒーを飲みながら小休止。 いよいよ金精峠方面に出発した。

金精峠と半月山展望台

半月山展望台

金精峠は BOLT でも通ったことがあるので特に驚きということはなかった。 標高が高いのでこの時期でも少し肌寒い。 今日は革ジャンで行ったのでそんなにこたえなかったが、メッシュジャケットで行ったら寒くて耐えられなかっただろう。

金精峠を抜けると戦場ヶ原が見えてきた。 いつ見てもこの辺りは大盛況である。 とはいっても、私はここは何度も来たことがあるので素通りした。

中禅寺湖まで来たらさすがに車通りが一気に増した。 とはいっても半月山展望台がある県道 250 号の方に曲がったら車通りは少なくなった。 麓の方に車が大量に停めてあった。 道にまではみ出しており通り抜けるのに多少気を使った。 この車は徒歩で展望台まで上がるためにここに駐車してあったのだろうか。

そのまま県道 250 号を登っていったが、頂上付近までいくとかなり見晴らしが良い。 むしろ絶景過ぎて高所恐怖症の私では少し震えるくらいであった。

頂上の駐車場に停めて写真撮影。 人も結構いて、本格的なカメラで写真撮影をしている人もいた。 遠くの山々が綺麗に見渡せる状態で素晴らしい眺めだった。

更にここから徒歩で上に登っていけるようだが (写真内に人影が写っているのがそれだが)、私は遠慮しておいた。

中禅寺湖展望台

中禅寺湖展望台

中禅寺湖展望台は半月山展望台への道のりの途中にある展望台で、中禅寺湖を綺麗に見渡すことができる。 やはりここも車がたくさん停まっていた。 天気がいいので眺めるのには最適である。

とはいえちょうど虫が多い時期なのか、バイクを見ると結構虫が衝突した跡が見える。 ヘルメットのシールドにも虫の残骸がへばりついている状態だ。 展望台から眺めていても虫が耳元をブンブン飛び続けて結構鬱陶しい。 携帯の虫除けスプレーでも持っていれば違うのだろうか。

以上でツーリングは終了し帰路についた。 中禅寺湖も何度も行ったことがあるので特に湖に立ち寄って何かはしなかった。

もうすぐ私の BOLT も総走行距離 20,000 km となりそうだ。 次のツーリングで達成するだろう。

冬のライディング用に購入した GSM13655 GWS ウォームライドパンツが思いの外良かったので今回夏用のライディングパンツも購入。

GSM13655 GWS ウォームライドパンツは届いた時点で股下の長さが丁度良く、特に裾上げしに行くことなしに使用することができたのだが、この GSM 13603 は普通に股下が長めに取ってあるので裾上げを頼みに行く必要がある。 足が特別長い人はこの方がいいのかもしれないが、標準体型の自分にとっては面倒なだけである。

履いて試しに何回かツーリングで使用してみた。 最初、メッシュジャケットのように風をスースー通すのをイメージしていたがそんなことはなかった。 気持ち風を通すかな、くらいのバランスに抑えられている。 まぁ下半身に関しては上半身ほどに体感温度の変化で快適度が変わらないので、この程度で抑えられていたほうが春秋のライディングでも使いやすいしいいのかもしれない。

風を少し通すので仕方ないが防水性能はない。 この点でも冬用のライディングパンツよりは必要性は劣る。 ひどいときはカッパを着用するとは言っても、やはり急な雨の時に防水がついていると安心だからだ。

ゴールドウインのライディングパンツ全般に言えそうだが、パンツ自体が結構タイトな作りなので太っている人は厳しい。 また、ポケットが付いてはいるがタイト目なので物を入れたままで着座するとかなり窮屈なことになる。 スマホや財布などを入れるのにレッグバッグなどの収納を補助するアイテムで補強したいところだ。

埼玉県道 361 号

秩父にツーリングに出かけた。 東側から秩父入りする場合に県道 11 号 (定峰峠) を使うか 361 号を使うかというところだが、今日は Google Map の案内通りに 361 号にした。 ちなみに道の駅おがわまちでは、車にロードバイクを積んできて道の駅に駐車してそこから出かけているロード乗りを何人か見かけた。 大体が定峰峠の方に行くのだろうと思われた。

361 号は牧場までのアプローチは程よいワインディングと眺めが良いので気に入っている。 いつもはそのまま西に抜けてしまうのだが、今日は折角なのでそのまま 361 号を北に回り込む形で走ってみた。

……結果、あまり面白い道ではなかった。 路面状態が多少良い林道みたいな道で、行けども行けども景色が林ばかりで単調な感じだった。 車通りが少ないのはいいが、次は走らないだろう。

浦山ダム

浦山ダム

そのまま浦山ダムの方に進んでいった。 最初県道 73 号でなく西側の名前のない道から登っていったのだが、ダムに到着したちょっと先の道は土砂災害らしく通行止めになっていた。 駐車場があったのでとりあえずそこにバイクを停め、ダムの見学を開始した。

このダムはエレベーターでダム内部にも入れるし、ちょっとした展示館もついていてなかなか楽しめそうではあった。 ダムカードは管理棟のところから取得できるという記述が見受けられたので 1 枚取った。

ダムの内部には展示はそう多くなく滞在時間としてはそう期待できそうな内容ではなかったが、展示館の方はダムの説明や映像資料、写真展などもあり無料にしてはなかなかの内容だった。

せっかくなので食事をしていこうかと思ったが、朝食にカレーを食べてきてしまったので定番のダムカレーにするのは憚られた。 ダムラーメンというのがあるようなのでそれにしてみた。 500 円という安さで、ダム要素は何かと思っていたがどうやらダムの柱に見立てた 4 本のカニカマのようだった。 軽く頂いて小休止した後で出発した。

埼玉県道 73 号

埼玉県道 73 号で改めてダムの東側から登ってきた。 Google Map の表示上からは林道で飯能方面に抜けられそうなので、それを期待して 73 号の終点まで行ってみたが、どうもこちらも災害で通行止めになっているようだったので諦めて引き返した。 73 号は途中で分断されている道路なのだが、東側からのアプローチは別の日に達成済みなので、これで 73 号を走破したことになる。

美湾荘の朝食

朝食を食べて出発

美湾荘を予約したプランがビジネス向けの安いものだったので夕食は海鮮丼のような簡易的なものだったのだが、朝食は共通のようで写真の通りしっかりしたものが出てきた。 よく調べていなかったのでバイキングだと思っていた。 嬉しい誤算だった。

その後チェックアウトを済ませ、館内のお土産コーナーで家族と会社向けのお土産を購入し宿を後にした。 従業員の方がとても丁寧で、建物の古さや大浴場が地味なところ以外はいい宿だった。 が、やはり予算の問題で 1 人の時はビジネスホテルのようなところでお茶を濁すのが一番と感じた。

特に観光などせずに帰宅

そのまま全力で自宅まで帰ったのだが、行きと同じルートなのはつまらないので飛騨 (岐阜) 経由のルートにした。 疲労を蓄積させないようなるべく道の駅で休憩を取るようにしたが、家についた頃には 1 日で 480 km ほど走ってしまっていた。 途中から高速を使ったにせよこれは自分の体力だと走りすぎである。 3 日間の走行距離は 1,155 km となった。

個人的に、遠いところに旅行に行く理由は「既視感のない場所に行き新鮮さを味わう」ためだと思っているが、それだけならまだまだ首都圏近郊にも行ったことがないところがあるので流石に石川県まで遠征に行くほどでもないかな、と感じた。 後、まだまだ山岳地帯の冷え込みを甘く見ていたところがあり、防寒対策など皆無で出かけたのでレインウェアとレイングローブがとても役に立った。 1 年を通して一番使用したグローブはメッシュグローブでもウインターグローブでもなくこのレイングローブであった。 意図せず BOLT のエンジンに触れて少し破れてきてしまったので、もう少しいいものに買い替えたいところだ。

千里浜なぎさドライブウェイ

千里浜なぎさドライブウェイ

いつも通り朝は早く起床しそのままホテルの食事を頂いた。 朝食を食べたらすぐに出発した。

まず千里浜なぎさドライブウェイまで国道 8 号で西に進んでいたが、この辺りは渋滞しないだろうと思っていたのだが富山市あたりで結構渋滞にはまってしまった。 地方都市ならば東京近郊のように渋滞にはまらないだろう、という打算があったのは否定できない。 2 時間かけて何とか千里浜なぎさドライブウェイに到着。 結構疲れてしまった。

千里浜なぎさドライブウェイは世界的にも珍しい「砂浜の上を一般車両が走れる公道」とのこと。 試しに走ってみたが、なるほど確かに普通に走れるのだが、停車しようとしてサイドスタンドを出して車体を傾けるとスタンドが砂の中に結構めり込む。 特殊な砂というわけではなさそうだった。 そのまま倒れてしまうのではないかと若干ドキドキしたが、何とか微妙な位置で固定することができたので写真に撮ってみた。

全長は 8 km 程度なので割とすぐに走りきってしまった。 今日は平日なので車通りが少なかったが、土日だと多くの車で賑わうのだろう。

巌門

巌門

千里浜なぎさドライブウェイを走破した後は普通に能登半島を時計回りに 1 周することにした。 とはいっても全て海岸沿いに行くのは地形的にも時間的にも厳しそうなので、気持ち海岸沿いを走っていく形で行くことにした。

暫く走っていると巌門 (がんもん) の表示が見えたので寄ってみた。 写真の通り洞窟の中を波が通ってくるのが見える。 少し緑がかった海と岩とのコントラストが非常に美しい。 他にちょっとした展望台や橋などもあった。 遊覧船も出ているようだが今日は休航のようだった……。

苑内ではあちらこちらでサザエのつぼ焼きが販売されていた。 2 匹 500 円か 600 円。 とはいっても今日の夕食が旅館で海鮮系なのが頭に入っていたので遠慮しておいた。

引き続き国道 249 号をベースに 1 周を続けた。 始めのうちは普通の国道のようで微妙だったのだが、輪島市あたりになってくるとシーサイドビューを臨みつつ緩いワインディングを走る感じで楽しい道となった。

そういえばこのあたりで「世界一長いベンチ」もあった。 道の駅に併設された施設だったのでついでに見たのだが、確かに世界一長いのだが見たところ普通のベンチで誰も座っておらず、そこまで印象には残らなかった。

千枚田

千枚田

この海の近くに段々畑のように田園が配置されている図。 「世界農業遺産」らしい。

ちなみに私はテレビなどで見ていたので千枚田は知っていたのだが、なるほど石川県にあったのか、と思った。 ここも道の駅と併設されており、平日にも関わらず多くの観光客で賑わっていた。 千枚田にちなんで米自体が販売されていたり、米のお菓子も売られていた。

千枚田を見終わったら北の終点である珠洲市に向かって走っていった。 珠洲市は能登半島の北端にあるということでさぞかし田舎なのだろうな、と想像していたのだが意外と市街地は普通だった……。 そのまま宿泊予定の旅館に向かって南下を始めた。 宿泊予定の「美湾荘」は能登島の近くにある。

能登半島の東側は時間がなかったので観光の場所は回っていないのだが、どうも西側に観光の要所が集中しているのか東側は能登島を除いてめぼしいところがあまり無いようで、西側から回ってきたのは正解ではないかと思った。

美湾荘

美湾荘 美湾荘の海鮮丼

2 日目はビジネスホテルではなく普通の旅館にした。 部屋を見たところ普通の感じ。 8 畳という構成は 1 人だと広すぎるくらいだ……。

到着したら抹茶と茶菓子を振る舞われた。 中居さんもとても親切だ。 ……これ家族で来ている時はこのように愛想がいい方がいいのだが、一人で来ている時は若干対応が面倒くさい。 ビジネスホテルの素っ気ない感じのほうがいいかもしれない。

夕食付きで海鮮丼固定だったのでそれをビールと共に頂いた。 写真の通り海の幸がご飯が見えないくらいに盛られている。 なかなか美味しかったのだが、ご飯がちょっと団子になっていたのが気になった。

1 日目は全力で魚津市まで向かう

白馬村からのまだ雪が残る北アルプス

本日から 2 泊 3 日のツーリングに出かけた。 目的は能登半島 1 周なのだが実際に 1 周するのは 2 日目であり 1 日目と 3 日目は専ら楽しみつつ移動するフェーズである。

今回軽井沢あたりを走るにあたり Google ナビに任せたら浅間サンライン (浅間山麓広域農道) を走るルートとなったが、これがなかなか良い道だった。 広域農道らしくのどかな畑が一面に見え、その背後には山々が見えるといった形で眺めがとても良い。 浅間サンラインに入るまでは天気が若干よろしくなく、霧がひどくて雨も少し降ってくるといった感じで閉口したのだが、その後カラッと晴れて暖かくなってきたので良かった。

そのまま国道 143 号線のルートで西に抜け、糸魚川市に向けて北上していくと白馬村に着いた。 このあたりの眺めもとても良く、写真の通り北アルプス (飛騨山脈) が一望できた。 まだ山頂あたりは雪でかなり白くなっていたのに驚かされた。

糸魚川市に着いたら国道 8 号で西に進み始めたわけだが、この国道 8 号線は Google Map で見た感じだと海に沿っており景観がいいのではないか、と想像していたのだが実際走ってみると海などほとんど見えず、地方によくある一般国道と行った感じであまり楽しい道ではなかった。 とはいえ新潟方面から行くにはこの道しかない。 3 日目に埼玉に帰る時は別のルートを選択しようと思った。

ベストイン魚津

ベストイン魚津

予約していたビジネスホテルであるベストイン魚津に到着した。 1 日目の総走行距離は 362.2 km だった。 以前 1 日で 450 km 近く走った時は疲労困憊でどうしようもないといった感じだったのだが、今日程度であればそこまで疲れてもいない感じだった。 やはり自分の体力的にこの辺りが 1 日に快適に走れる限界の距離なのだろう。

朝食込み 4,200 円 (税込)。 まずまず悪くないようにみえる。 部屋は見た通り普通よりちょっと広めの部屋といった感じ。 設備はそれなりに綺麗。 ちゃんと禁煙室も選択できた。

ただ夕食は無しなので近くのコンビニに晩酌の為のビールと一緒に買い出しに出かけた。 近くにファミマとローソンがあったのでまずファミマに入ってビールと惣菜をチェック。 悪くはないのだがローソンも見てみようと思ってローソンに行ったらヤッホーブルーイングの「僕ビール、君ビール。」と常陸野ネストラガーが置いてあったので迷わずこちらにした。 ローソンはヤッホーブルーイング社のクラフトビールを取り扱っているのがありがたい。 他にもよなよなエールや水曜日のネコ、インドの青鬼など置いてあった。

僕ビール、君ビール。と常陸野ネストラガー

僕ビール、君ビール。と常陸野ネストラガー

朝食がホテルで出るので夕食はそんなに豪華に食べなくていいだろう、というわけでとろろ蕎麦のみとした。 日課の社説タイピングを実施し、お風呂に入ってから晩酌する予定である。

僕ビール、君ビール。であるが、今まで「前略 好みなんて聞いてないぜ SORRY」を飲んできた人なら間違いないといったようなテイストの味がした。 ただ、好みなんて聞いてないぜ SORRY は黒糖だとか柚子、鰹節などの「隠し味」を入れていたのだが、これは純粋に大麦麦芽、小麦麦芽、ホップのみで勝負といった感じでホップ感がより高くなっているような印象を受けた。 柑橘系フレーバーでパイナップルやキウイのような味がするところは同じである。

常陸野ネストラガーを後から飲んだので印象が薄くなってしまった……。 こちらもラガーといってもキリンラガーのようなあっさりした感じでなく強いボディを持った味がする。 ただ、こちらは値段がちょっと高い。 この値段だったら普通にヤッホーブルーイング社のビールを買ってしまうかもしれない。 同じシリーズに常陸野エキストラハイがあるが、これは別格でとても強い味がしてインパクトが大きいので地味にお勧めではある。

1 年ぶりの 2 泊 3 日

ゴールデンウィークはカレンダー通り出社した代わりに、来週頭は有給休暇を取得することができた。 その為 2 泊 3 日でツーリングに行ってこようと思う。

どこに行くか、ということで計画を立てていた。 最初は酷道 157 号線 (温見峠) を軸とした計画にするつもりだったのだが Twitter で情報を検索したところ丁度今温見峠は通行止めになっているらしい……。 ということで予定変更、私の人生でまだ行ったことがない能登半島 1 周の旅に出ることにした。

なるべく高速代節約

旅費を節約するためなるべく高速道路は利用しない方向とする。 1 泊目は魚津市に泊まることとしたが、全工程を高速にすると 5,000 円以上かかってしまう。 これは宿代より高い。 とはいっても埼玉のつまらない道路を全て下道で流すのは辛い……。 程々な所まで高速で行き、その後は下道で山間部を流すルートが良さそうだ。 渋川伊香保 IC あたりが程よいポイントだろうか。

2 日目は能登半島を時計回りに 1 周することにする。 ちょうど能登半島左側に「千里浜なぎさドライブウェイ」があるのだが、ここは世界でも珍しい「砂浜の上を一般車両で通行することが許可されている道路」らしい。 まずここを楽しみ、そのまま海沿いを北上し一周する。 1 周終わる直前あたりに「能登島」があるので、このあたりの宿にまた 1 泊する。 時間があったら能登島も周り、無かったら次の日に周れば良い。

3 日目が一番長丁場なのだが、頑張って埼玉の自宅まで帰る。 なるべく高速は使わないが、あまりに疲労困憊した場合は仕方なく利用することとする。 1 日目と同じく、埼玉のイマイチ盛り上がらない道路は積極的に高速でパスしても良いものとする。

総工程 1,100 km

3 日で 1,100 km の工程であるが、自分の体力だと程よい感じだろうか。 世の中には弾丸ツーリングということで 1,100 km を 1 日で走ってしまうような猛者もいるらしいが、私にはそんな体力はない……。 3 日目あまりに疲れた場合は無理に高速で帰らずに適当なビジホに入ってしまうのも手だと思うくらいである。

何にせよ、自分の体力と資金と時間を把握し、無理のない範囲内でツーリングを楽しみたいところだ。

首都高で一日遊ぶことにした

今日は絶好のツーリング日和だったのだが、今日あたりは高速が U ターンラッシュの車で渋滞すると読んで地方には出かけないことにした。 そこで、前々からやってみたかった首都高を味わい尽くすツーリングに出掛けた。 首都高は一応距離料金ではあるが環状線内であればどれだけ走っても料金が加算されないのでぐるぐる廻るには最適である。

一応目標として普段全く行くことが出来ていないパーキングエリアになるべく立ち寄る方針とした。

南池袋 PA

まず C2 から 5 号線に入った。 悪名高い南池袋 PA に行くためである。

何が悪名高いかというと PA を利用した後の合流で一旦一時停止しなければならず、その後の合流の道も異常に短い点である。 とはいえ、今日私が行った限りでは車通りはそこまででもなかった上 BOLT は加速だけは結構優れているバイクなので難なく合流することが出来た。

合流が短いという点で PA 自体も相当小さくてショボいのだろうと想像していたが、屋内スペースがあり 3 つのテーブルに対し各 4 個の椅子が配置されており、ファミマの惣菜や温かい軽食を食べられる自動販売機 (ホットドッグやたこ焼きなど) があったため意外と悪くないように思えた。

というわけでそこでリアルゴールドを飲みながら MJ モバイルを 1 局遊んだ。 この南池袋 PA は永福 PA のような無機質の中の暖かさがあり好きになった。 機会があればまた来たいところだ。

辰巳第二 PA

その後 C1 まで出たのでそのまま C1 を 1 周してみた。 正直標識が複雑で初見だと厳しいだろうが、私は C1 は 1 周したことはないが首都高は何度となく来ているので何とか 1 周できた。

そのまま 6 号線を使用して C2 に出た。 この道はスカイツリーが眼前に見えてとても良い。 ここで駒形 PA に寄るつもりだったが上り線に配置されている PA だったのでこの方向だと寄ることができなかった。

そして C2 に入り外回りで走行、9 号線の表示が見えたのでそちらに向かった。 9 号線には辰巳第一 PA と辰巳第二 PA がある。 私は第二の方に寄ってみた。 この施設は自動販売機とトイレが有るのみで他には何にもない感じだった。 なのでトイレを利用し、少し休憩した後すぐに出発した。

結局「辰巳第一 PA」がどこだか分からなかった。 ……ということで家に帰ってきて調べてやっと分かったのだが、辰巳第一 PA の方に行くには横浜方面から湾岸線で上がってきて 9 号線に入らなければならないようだ。 とはいっても結局辰巳第二 PA と同じような雰囲気であろうことは容易に想像できるので、特に行きたいとは思わないが。

2 号線で間違えて出てしまった

9 号線を登っていき C1 に出たのだが 11 号線の芝浦 PA に目標を定めて、まず 2 号線で C2 まで出てから 11 号線に入る事にした。 ……が、その通り 2 号線を入っていくと C2 のところで左に曲がることができない……。 そうだ、忘れていた。 首都高は通行できそうでできない方向があるポイントが幾つかあって注意しなければならなかった。

というわけで 2 号線の終点まで行って一旦首都高を降りてしまった。 仕方がないので 1 号線から入り直すことにした。 成田空港まで下道で行った。

平和島 PA

そのまま 1 号線を上がっていき平和島 PA に着いた。 ここは結構広めで首都高の PA というよりは地方の小さめの PA のような大きさだった。 土産物屋なども充実している所が地方 PA のような雰囲気にますます近づいている。

ここで食事を頂いた。 居心地は良いところだったのだが、今日は首都高の無機質な感じのなかで食事をしたかったのでちょっと不満ではあった。 そのまま 1 号線を進んでいき C1 に戻ったので 5 号線まで行って C2 まで走行した。 南池袋 PA と逆方向である。

駒形 PA

このまま帰ってしまうことも出来るが、イマイチ物足りないのでまた 6 号線に入ることにした。 今度は上りなので駒形 PA に寄ることができた。 ここは辰巳第二 PA と同じく自動販売機とトイレくらいしか無かった。 ちょっと休憩して満足しまた出発した。

芝浦 PA

最後の心残りだった芝浦 PA に行くことにした。 芝浦 PA は 11 号線に上り方向で行かなければならないので、狙っていかないとずっと行かなかっただろう。 しかも C1 に通じる区間はタンデムが禁止されているので一人できた時のみ入ることが出来る。 お台場に来るような用事の時は大体タンデムだと思われるので益々来ない PA だ。

ここは南池袋 PA と同じく屋内スペースがあり自動販売機が充実している PA だったがスペースの広さが全然違う感じでとても広々としていた。 たこ焼きでも食べてみようと思って自動販売機に近づいたが、軒並み「売り切れ」表示であった……。 仕方がないので、近くの自動販売機でカロリーメイトを購入して齧って終了とした。

11 号線はレインボーブリッジから見える景観が素晴らしい。 台場に来る時は C2 ばかり使用していたのだが、一人の時はこちらのルートも良いものだと思った。

そのまま C1 に出て 6 号線で今度こそ埼玉に帰宅した。 一日首都高を走って、今まで苦手意識があった C1 周りの道に少し馴染むことができた。

台場の水の科学館へタンデムでショートツーリングに出かけた。 ゴールデンウィーク初日だったが、首都高に限っては混雑していなかった。 道路交通情報を参照すると、流石に東北道や関越道などは激しい渋滞のようだった……。

水の科学館に子どもを連れて行った。 1F に子供向けの水遊びスペースがあってそこで暫く楽しんだ。 その後 3F のシアタールームへ行って 10 分の上映番組を観た。 「水の気持ちになって水が家庭に届くまでの過程を見てみよう」という話だったが、一切ナレーションが無かったので子どもにはイマイチ理解が進まなかったようだ。

その後館内をひと通り見たが、実験やらゲームやら、割と子どもを楽しませるための仕組みが備わっていた。 これで入館料無料はなかなか素晴らしい。 ただ、土産物屋が無かったのがちょっと残念のようだった。

午後からゲリラ豪雨が降りそうな予報があったので、アクアシティで昼食を食べて早めに帰還した。

合角ダム

合角ダム

朝早く起きることが出来たので、いつも通り秩父方面にツーリングに出掛けた。 今日は埼玉県道 71 号を使用して群馬方面に出るつもりだったのだが、途中で「合角ダム」の表示が見えたので県道 282 号の方に寄り道した。

「合角」は「かっかく」と読む。 このダムの底に沈んでしまった集落の名前らしい……。

「吉田元気村」の表示が見えたのでトイレを借りるために立ち寄った。 土産物屋や銭湯まで付いているようだったので道の駅的な施設なのかと思ったがどうやらキャンプ場らしい。 トイレを借りて土産物屋をちょっと眺めた後、合角ダムの方にバイクを進めて写真撮影した。 見事に誰もいないので自由に撮影できた。

最近暑かったので今日も春秋装備で来たのだが、今日は結構寒かったので合羽を上から羽織って対処した。 今日は冬装備でも良かったかもしれない。 失敗した。

折角なので県道 282 号の終点まで行ってみようと思って進んでいったが、そこに林道二子山線の表示が出た。 見た感じそんなに酷な林道ではなさそうなので、そのまま入っていった。 途中大きな落石があったり、イノシシや鹿が横切ったりしたのはスリリングだったが思った通り BOLT で走る分にはそこまで大変ではなかった。 林道の中にも普通に集落があったりした。

そのまま林道を進んでいき、国道 462 号まで出てしまったので「道の駅 万葉の里」で小休止した。 食事処があったがちょっと時間が早いので、何気なく Google Map を見ていて見つけた「ちぃじがき蕎麦」というのが気になったので、そこを目標に進んでいくことにした。

塩沢ダム

塩沢ダム

群馬県道 46 号を進んでいったのだが、最初の方は割と緩やかなワインディングで車でも問題なさそうな道であった。 「塩沢ダム」の表示を見つけたので、先程休憩したばかりだがそれ程疲れが抜けていなかったのもあったので立ち寄ってみた。

最初写真左手に見える小屋のあたりの駐車場に停めてダムの上から眺めていたのだが、向かい側にダム側を見渡せる休憩所が見えたのでバイクに乗って回り込んでそちらに停めて休憩した。 写真はその位置から撮ったものである。 休憩所の辺りからはダムの水面に結構近づくことが出来たが、「水遊び、釣りなど禁止」の表示があちこちに出ていた。 当然だろう。

ここも全く人が居なかったので暫く休憩所の椅子に腰掛けて休憩した。

群馬県道 46 号に戻って走り始めたのだが、だんだん道幅が狭く、道もブラインドコーナーなどが増えてきていわゆる悪路になってきた。 ここはバイクだから良いが、乗用車だとそれなりのテクニックがないと走行が難しいだろう。 対向車は殆ど来なかったが、来た場合の離合が大変なことは容易に想像できた。

ちぃじがきの館 那須庵

ちぃじがき蕎麦の館 那須庵 ざる蕎麦大盛

そんなこんなで「ちぃじがき蕎麦の里」に着いた。 「ちぃじがき」という言葉が面白かったが、「小さな石の石垣」という意味で、石垣で作られた段々畑で蕎麦の実が栽培されていることに由来するらしい。 この辺りを「那須」というらしいが、栃木県の有名な観光地である那須市と何か関係があるのかは分からなかった。 丁度端午の節句の時期だったので、谷に鯉のぼりが横断する形で吊るされていた。

ただ、「蕎麦の里」という割に蕎麦屋はこの那須庵しか見当たらなかった。 とりあえず那須庵に入店し、入り口で食券を購入。 メニューがざる蕎麦と天ぷらぐらいしかないシンプルなものだったが、私はざる蕎麦大盛りとした。 普通盛りと大盛りで 100 円しか違わないのでお得感を感じたからだ。

那須庵の中はこんな秘境にあるにも関わらずお客さんで結構賑わっており、開いている席は殆どなかった。

程なくして写真の蕎麦が出された。 無骨な田舎そばといった感じで、何とも懐かしい手打ち蕎麦の味わいであった。 私は洗練されたツルツルと食べやすい蕎麦よりこういうボディがしっかりした蕎麦のほうが好きだ。 大盛りは結構多かったが、美味しかったので無理なく全部平らげた。 場所が場所なので次来るとしても 5 年後とかになると思うが、また来たくなるお店ではあった。

いつも通り早起きして行動

花の湯 朝食バイキング

4 時半に起床したので、そのままもう一度大浴場に浸かりに行った。 花の湯の場合露天風呂とサウナは深夜と朝は入ることができないので大分寂しくなってしまっている。 ここはスーパー銭湯も兼ねており深夜と朝は外部の客が来ないからだろうが、せめて朝くらいはやっていて欲しかった。

お風呂のあと少し部屋でゆっくりしたら 6 時になったので食堂に行き朝食バイキングを頂いた。 流石に安い宿泊料に含まれているだけあってビジネスホテル並に品数は少なめだが、個人的には必要十分な内容。 じゃがいもとベーコンの煮物が美味しかった。 写真の料理を平らげた後、あと 2 回少量でおかわりをし、満足して部屋に帰り、旅支度を始めた。

今回は高速道路を一切使わないという節約ツーリングであるし、疲れを余り残したくなかったので「道の駅どうし」を目指す形で富士山の南側を東に抜けるルートとした。

そのままチェックアウト時に夕食と売店での買い物の精算を行いホテルを出た。 書き忘れていたが、ここはリストバンド型のロッカーキーにバーコードが付いておりそれをかざすことでレストランの食事と売店を利用して後でフロントで精算するシステムだ。 財布を持ち歩かなくていいのでなかなか便利である。

静岡県道 180 号線

静岡県道 180 号線駐車場

静岡県道 180 号線 (富士山スカイライン) は実は東から西に抜けたことはあるのだが、今回は逆に富士山に向かんて走る方向となった。 常に正面に大きく見える富士山を眺めながら走り続けることになるのでとても景色がいい。 また、車通りも少なく BOLT でも快適に流せる適度なワインディングで走りやすい。

ただ、今日はまだ 4 月中旬なので寒かった。気温計は 8℃ を指していた。 冬用装備など持ってきていなかったので、グリップヒーターを最強にして何とか乗り切った。

写真は静岡県道 180 号線途中のかなり大きめな休憩所。 まだ朝早かったせいか見ての通り殆ど車はいなかった。

その後県道 152 号、県道 23 号と富士山スカイラインを継続したが、やはりこのあたりは快適である。 米軍キャンプや自衛隊駐屯地があるので一見異様な雰囲気なのも見ている分には楽しい。

そのまま北側に抜けて山中湖に行った。 山中湖はいかにも開発された観光地といった感じなのが、やはり昨日の精進湖とは大きく違っていた。 家族連れで来るならばこちらだろうが、やはりソロツーリングして見ると精進湖の方が想像力が高まりそうな感じに見えた。

というわけで軽く眺めて山中湖を後にし、道志みちを走ることにした。

道の駅どうし

道志みちを走るのは 2 度目だが、以前は時期が悪くてあまりにも混みすぎていたのでスルーしていた。 今回は入ってみたが、とにかくバイクが多かった。 そういえば道中もマスツーリングしている集団ばかり見かけた。 今日は天気が良かったので尚更なのだろう。

自分自身がバイク乗りなのにバイクだらけの状況を嫌うのかと思われそうだが、バイク乗りが集団になるとどうしても「威圧感」が出て来る。 特に男のライダーはそうである。 そしてそういう集団がマナーがいいかと言われればそんなこともない事もままあり、駐車場で盛大に吹かしたりしていて耳をふさぎたくなる。

バイクが大量に停まっている場所を避け、施設から一番遠くの駐車場に止めて小休止した。 施設内にも入ったが、溜まっているライダー達は殆どが駐車場から動かずに休憩しているようで、停まっている台数に比べて施設内は結構空いていた。 これも自分には奇異に映った。

恐らく次来ることは無いと思いつつ、道の駅を後にした。

そのまま Google ナビに道案内を任せ、当初の予定通り自宅まで全て下道で帰りきった。 今日はとにかく暑かったが、まだ雪の残る富士山スカイラインあたりは寒かったので寒暖の差が凄かった。 20℃ くらい違っただろう。

奥多摩側から甲府入りをする

今日と明日は天気がいいとの予報が出ていたので 1 泊 2 日のツーリングに出掛けた。 終点は既に富士宮市の「花の湯」に決めていたのでそこまでどのようにして行くかというところだが、今回は奥多摩方面から全て下道で行くことにした。 ただ、出たのがちょっと遅かったのか渋滞に捕まり、奥多摩にたどり着くまでに 2 時間以上を要しそこそこ疲れてしまった……。

奥多摩からは普通に大菩薩ラインに繋がる国道 411 号線を進んでいった。

まだ雪の残る大菩薩ライン

大菩薩ライン

今日は良い天気だったせいか、本当に多くのバイクやロードバイクが走っていた。 道の駅たばやまが途中にあっていつもは寄っていたのだが、一目見ると今日は多くのマスツーリング集団がいた為、これでは落ち着かないと判断しそのままスルーした。 普通にワインディングを楽しんでいたのだが、標高が上がってくるにつれて道の横を見るとまだ溶け残った雪が見えた。 下はそこそこ暖かい陽気だったのだがさすがにちょっと肌寒い。 これが山梨入りするまで続いたので、持ってきた防寒インナーを中に仕込み、グローブを少し寒さに強いものに切り替えた。

甲府入りした後に予定通り山中湖を目指そうかと思っていたが、何となくいつもと同じではつまらないと思い今日は「精進湖」にした。 精進湖に行くまでの道はとにかく「何とかライン」が多く、フルーツライン、笛吹ライン、xxx ライン (失念) などであった。 こうも「何とかライン」が多いと有り難みが薄れてしまうし、「何とかライン」と名付けられている割に普通の住宅街の区間もあったりしたのには閉口した。

ただ、確かに甲府あたりの道は埼玉などとは一線を画す良いものだった。 フルーツラインから見えた山々に囲まれた家々を俯瞰できる景色は素晴らしかった。

また、笛吹ラインあたりを走っている時にに比較的背の低い木にピンク色の花が一面に咲いているのを見て「何の花だろう」と思っていたのだが、調べてみると桃の花だった。 笛吹桃源郷というらしい。 本当にこのピンク色の花が至る所で見えて美しかった。

精進湖

精進湖

精進湖は「しょうじんこ」でなく「しょうじこ」らしい。 日本語は難しい。

精進湖に着いたのだが、そろそろお腹も空いてきたということで近くのレストランに入った。 ここの食事は正直イマイチだった。 明らかに観光地価格で内容に対して高すぎる。 途中にあったコンビニでおにぎりを買って齧ったほうが良かったかもしれない。 失敗した。

気を取り直して精進湖を眺めに行ったのだが、もっといいポイントがあるのでないか、という事で湖の周りを周遊し、車が近くまで入っているポイントを見て同じように入っていってみた。 いわゆるダートだが BOLT でも気をつけて入っていけば大丈夫な感じだ。

「精進湖」なんて全然知らなかったし河口湖や山中湖に比べると人が少ないが、そこがいいところなのだろう。 写真のように湖近くまでバイクで迫り、湖を眺めながら黄昏れるのが楽しい。 とはいえ、今日はちょっと風が冷たくてずっといるのは厳しかったので、少し休憩してまた出発した。

富嶽温泉 花の湯

花の湯 富士駿河丼と伊豆の国ビールスタウト

このホテルは実は去年来ているのでどういう所かは知っていたので安心だった。 売店で晩酌用のビールやつまみも買えるし、中にレストランがある他近くにスシローやらココスやらもあるので食事には困らない。 スーパー銭湯併設型のホテルなので大浴場の機能も申し分ない。 早速大浴場で露天風呂とサウナ、塩風呂を堪能した。 サウナは子どもを連れているとなかなか長居できないので、こういう時はチャンスなのである。

食事は最初外に出て食べるつもりだったが、レストランの品目を見てみると意外と安いのでここで食べることにした。 写真は富士駿河丼と伊豆の国ビール (スタウト)。 丼は 980 円だし瓶ビールは下の売店で売っている値段と変わらないしでなかなかの内容。 なかなか生しらすが美味しかった。 他にも美味しそうなメニューがいっぱいあったので迷ってしまうところだ。 スタウトに関しては思った通りの味だが個人的にピルスナーより美味しい気がする。

売店で追加のビールを買ったのだが「伊豆の国ビール クライム」という新製品が出ていたので買ってみた。 スコティッシュエール (ペールエール) らしい。 これで伊豆の国ビールはヴァイツェン以外制覇した。 ヴァイツェンは来年のチャレンジという事になるだろうか。

そろそろ山もちょっとは楽しめるだろうということで 1 泊 2 日のツーリング計画を練っていた。 とはいってもまだビーナスラインもクリスタルラインも冬季閉鎖中なので、普通に山中湖でマッタリする感じで行こうかと思う。

今年行ってみたいと思っているのは尾瀬だが、そちらは日本有数の豪雪地帯の為夏頃まで待たないと冬季閉鎖が解除されない。 7 月でも雪が残っているというのはびっくりだ。

朝から雨だったが

先週旅行に行ったのでずっとバイクに乗れておらず、今日は何としても乗りたかったのだが、生憎天気予報通り朝から雨が降っていた。 だが、これも天気予報通りではあるが昼頃には止んだ。 天気は相変わらず悪かったがこれ幸いとツーリングに出かけた。

昼から出かけたので遠いところへは行けない。 なので自分の定番ショートツーリングコースである佐野・鹿沼方面に出かけた。 この辺りは出流山で蕎麦を食べてもよし、無名の県道でノスタルジーに浸るもよし、温泉に浸かるもよしでなかなか侮れない。 東北道でアクセスがいいのもポイントだ。

今日はこの地方で一度行ってみたかった古峯神社に行ってみることにした。

県道 14 号からの古峯神社

古峯神社

道は完全に Google Map ナビに任せて走ったところ県道 14 号で東から行く道となった。 この県道 14 号は古峰ヶ原街道 というらしい。 古峯神社はなのに古峰ヶ原はというのが何とも「日本語は難しい」と感じさせてくれる。 言うまでもないが峰と峯は異体字の関係で同じ意味である。

県道 14 号は山々と広大な畑の風景が広がる田舎道といった感じでなかなか楽しい道だった。 天気が良ければもっと楽しかっただろう。

ほどなくして古峯神社に到着した。 古峯神社まで歩いていく道に幾つか土産物屋があったのだが特に寄らずに真っ直ぐ神社を目指した。 最初秩父の三峯神社のように大きい神社なのかと思っていたが、実際はそこまで大きくもなかった。 とは言っても小さくもないので、「普通よりちょっと大きいくらい」を想像すれば大体合っているかと思われる。

この神社のポイントは写真の社の中に自由に入ることができ、休憩室で休んだりトイレを借りたり、展示物を眺めたりと「一般客に開かれている」ことだろう。 私はトイレを借りて休憩室で無料のお茶を頂いた。 トイレは神社とは思えないほど近代的でしっかりした作りだったし、休憩室には飲み物の自動販売機の他に何とカップラーメンの自動販売機もあったのが驚いた。 カップラーメンの自販機自体は道の駅で見るので驚きでもないのだが、神社のイメージからかけ離れているのでギャップを感じた。

神社によくあるお守りやら破魔矢やら売っているコーナーも社の中にあったが、「撮影禁止」とは書かれていないがやはり撮影は憚られたので撮っていない。

一通り眺め満足した後、外に出て「古峯園」の表示を見つけた。 古峯神社の広大な庭園で抹茶が頂けるらしいが、天気が悪く霧で周りが見えない状態なので気が進まないところであった。 まぁ次の機会に、という事でそのまま古峯神社を後にした。

県道 58 号線

そのまま県道 58 号線を西に抜けて県道 15 号で帰ろうとしたが、県道 58 号線が霧が酷く前がほとんど見えない状態で苦労した。 こんな状態なので車がほとんど通らなかったのが救いだが、万一を考えて 30 km/h 以下の速度で細心の注意を払って走行した。 標高が上がってくると路肩には溶け残っている雪が結構あった。 雪があるということで当然寒かったが、今日は念のため冬用の防寒コートを仕込んでいたので十分耐えられる感じだった。

そのまま予定通り県道 15 号で栃木方面に抜けて帰宅した。 やはり天気が悪いとツーリングの気分も下がり気味になるので、無理に出発しないほうが良さそうだ。 とはいえ、今日のように長くお預けを食っている場合はどうしても出かけたくなってしまうこともあるのも確かだった。

一年点検受け取り

仕事帰りに YSP に立ち寄り BOLT を受け取った。 代車は無いのだが、ヘルメットを預けておいて仕事帰りに受け取れるならこれから代車なしでもいいかな……と思った。

総走行距離は 16,059 km で交換内容は以下の通り:

  • エンジンオイル
  • オイルエレメント
  • スパークプラグ
  • タイヤ前後

スパークプラグがもう少し持つのかと思いきや少し摩耗していたらしい。 安い部品なので割と頻繁に交換してもいいだろう。

メッツラー ME888 MARATHON ULTRA

乗って帰ってきたのだが、タイヤ交換したばかりのせいか信号待ちで安定せずおっと、となった。 まぁそのうち馴染んできて以前のタイヤと同様に使えるものと見ている。

かなり持つタイヤらしいので、これからのツーリングでどの程度持つか楽しみである。

総走行距離 16,000 km 強

早いもので BOLT を購入してからもうすぐ 1 年になる。 というわけで春のツーリングに向けて一足先に YSP に一年点検をお願いした。

流石に 16,000 km も走ると純正タイヤの溝がかなり無くなってきたので、今回前後ともタイヤ交換をお願いした。 銘柄はメッツラー ME 888 マラソンウルトラ。 銘柄選定に関しては猫熊親方様の Blog を参考にさせて頂いた。 ライフがかなり長く持つ良いタイヤとのことで私もこれにしたというわけだ。

来週土日は家族旅行に行く予定なので、私の本格的なツーリング開始は再来週からとなる。 楽しみなところだ。

BOLT の 1 年点検を予約した。 現在総走行距離 16,000 km 強。 流石に冬は控えていたので 20,000 km 行くような事は無かった。

そろそろタイヤとブレーキパッドあたりが気になるところ。 バルブも切れる前に前もって変えておいた方がいいだろうか……。

雪の心配はもうなくなったか

そろそろそこそこ暖かくなってきたので大丈夫だろう……と、秩父にツーリングに出掛けた。 Google マップナビが無かった時は普通に国道など使用して行ったので渋滞にはまったりして良くなかったのだが、Google Map ナビを使用するようになってから特に埼玉の西に行くのは大分楽になった。 埼玉に住んでいる人は分かると思うが、埼玉は東京や北関東に出たりするのは交通の便がいいのだが東と西の連絡が良くないので、西側にどうやっていくのかはいつも悩むからだ。

Google マップナビに任せ走り続けたら道の駅小川町に着いた。 「暖かくなった」とはいえ朝の冷え込みはまだまだ健在で、この時点で体がすっかり冷え切ってしまった。 かといって時間が早すぎるせいか施設が開いていない。 暖かいコーンスープを購入し手を温め、小休止してからまた出発した。

埼玉県道 361 号線

埼玉県道 361 号線は山から見下ろす風景がとても良く気持ちのいいワインディングが続く素晴らしい道だ。 ここには秩父高原牧場もありソフトクリームなど売っているのだが、4 月にならないと売店がやっていないようだった……。 牧場の駐車場に止め牛や羊をちょっと眺めその場を後にした。

定峰峠を通る埼玉県道 11 号線もあるが、こちらの風景もとても良く甲乙つけがたい。

県道 284 号線と秩父華厳の滝

秩父華厳の滝

「華厳の滝」というとどうしても日光のあの素晴らしい……が人もかなり多い滝を思い浮かべてしまうが、秩父にも華厳の滝があった。

まず県道 284 号線を東から登る。 幅員が狭く乗用車では走行が躊躇われる道。 ただ車の行き来もそれ相応に少ない。 秩父華厳の滝、満願の湯くらいしか観光スポットがないからか。 ただ、バイクで来る分には程よいワインディングと見通しのいい道で走りやすい。

秩父華厳の滝に着き駐車場にバイクを停めた。 やはりそんなには人がいない。華厳の滝の方に歩いて行くが滝を見ている人は自分の他に男性 1 人だけ。 滝は写真の通りでやはり大きな滝では無いのだが、滝の真下、滝壺の近くにまで歩いていけるのはなかなか面白い。

看板に書いてある「全国 10 位」とか「マイナスイオンをいっぱい吸い込んでください」には苦笑した。 これが全国 10 位とは何の 10 位なのか興味があったが、結局何のことやら分からなかった。 ……どうもネットで調べてみると「滝の美しさランキング」らしい。 大きさとか迫力でなく美しさというわけだ。 それならまだあり得るが、正直どうでもいいことには変わりない。

暫く眺め満足し、引き続き県道 284 号線を西に抜けることにした。

天空のおやき

天空のおやき

ちょっと小腹がすいたなということで、たまたま見えた「天空のおやき」に行ってみることにした。 県道 284 号線自体車通りが少ないのだが、その更に横道にあるということで言ってみれば「秘境」の店だ。 駐車場らしきものも用意されてはいるが、正直ここに停めるのか?という感じだった。 まぁ私はバイクなので割と雑然と停めておけるので適当に駐車した。

お店自体も普通の民家らしきところに中に入っていく感じで何とも入りづらい雰囲気ではあったが、そこで佇んていると年配の男性が「どうぞ、中へ」といざなってくれた。 入ってみると先客はいなく、黄色いテーブルが 2 つ。 1 人用の座席がないようなので適当に小さい方のテーブルの椅子に座った。

写真の通りお茶と沢庵を出してもらった。 おやきを 2 個注文。 おやきは 1 個 150 円なので 2 個 300 円。 写真のお茶と沢庵はサービス。 こんなのでやっていけるのだろうか……と思ったのだが恐らく趣味で片手間にやっている程度なのだろうと思った。

味はそこまで美味しいという程のことでも無かったが、山奥の独特の雰囲気なので行ってみるのも面白いのではないかと思った。

埼玉県道 363 号線

次は近くにあった県道 363 号線に行ってみた。 ここは小川と並走していく感じのいかにも秩父といった感じの道だった。 悪くはない。

終点まで行ったら林道の表示が見えたが、まだ 3 月では自信がないので止めておいた。

道の駅 両神温泉薬師の湯

せっかくなので温泉に入りたいということで、たまたま見えた「道の駅 両神温泉薬師の湯」に行ってみた。 ただお風呂は内湯一つだけで露天風呂やサウナなどのような施設はないので派手な感じではない。 道の駅自体には車がいっぱい停まっているがお風呂の方はほどよい人数といった感じで自分的には可もなく不可もなくといった感じ。

野菜の直売所なども行ってみたが、他の道の駅などと比べると品揃えが少なめであった。 めぼしいものが特に無かったのでそのまま道の駅を後にした。

それなりに堪能したので、そのまま高速に乗って帰宅した。 走行距離は 250 km 弱だろうか。 この位に抑えると疲労感も程よい感じで自分には丁度いい。

今日走った感じでは、秩父に関してはもう雪の心配はほぼ無さそうだ。 ツーリングが楽しい時期が到来といった感じである。

今日は茨城県立自然博物館に親子でツーリングに出掛けた。 子供を乗せていると寝落ちしないか不安であるが、今はタンデムツーリングベルトなるものが出ているのでこれを使用してみた。 子供のツーリングベルトを身に着け、子供のヘルメットを装着、タンデムシートに乗せて自分が座ってツーリングベルトを装着して……と段階を踏まなければならず結構面倒くさいが命綱なのでちゃんと着用する。 やはり昨日走って感じたのと同様、朝はちょっと冷えるがまぁそこまで寒くなく走れる様子だった。

茨城県立自然博物館は恐竜の骨の展示が多く、子供も満足して貰えたようだ。 映像の展示があちらこちらにあったが、割と真面目に全部見ていたようなので付き合った。 結果、全部見終わるのに 2 時間半ほど要した。 まぁここは元々展示が多いので時間はかかる。

写真も何枚か撮影したのだが全部子供が写っているのでここには掲載しない。

昼食は茨城県立自然博物館内のレストランで頂いた。 子供はお子様カレーで私はカキフライ定食を注文。 お昼時に行ったので結構混んでいるかと思ったがそうでもなかった。 食事の内容は可もなく不可もなくといったところ。

おみやげとして 24 時間水に入れておくと孵化する卵の玩具と 3D に見えるメモ帳を購入。 正直疲れたが、子供も寝落ちせず安定した走りができ、なかなか満足な内容だった。

そば処 さとや

ツーリングに行ったのは日曜日なのだが書くことが多かったので書けず仕舞いだったので今日書く。

天気が良かったのでふと古河の道の駅に行ってみようと思ってツーリングに出掛けた。 古河は普通に国道 4 号を北上して目指した。

この道の駅は「まくらがの里こが」という名前である。 いわゆる地元野菜の市場やら土産物やらがたくさん売っていた。 一般的な道の駅よりも広めだし人も多い。 余りに人が多いので、館内をちょっと見て退散しバイクの横に腰掛けて珈琲を飲んで小休止。 ここで終わるのもつまらないという事で、折角だからと出流山に行くことにした。

雪が積もっていたらマズイなと思っていたが、全く積もってはいなかった。 この程度の山ならば大したことはないのだろう。 その代わり、向かっている途中に見えた山々はまだ頂上からちょっと下のあたりまで白くなっていた。 やはり本格的に山のツーリングを楽しむにはあと 1 ヶ月近く待たなければならない。

お腹が空いたという事で出流山名物の蕎麦を食べることにした。 学生時代よく行った出流山の名店「いづるや」は今日行っても人がいっぱいで入れない状態だった。 ということで今回は適当に素通りしてたまたま見えた「さとや」に行ってみた。

寒晒しそばを大盛りで頂いた。750 円のところに +300 円で大盛。 ちょっと高いな……と思っていたらなんと大盛りは倍量 (2 合) のようだった。 それなら納得だ。

いづるやと比べるとどうなのか、と思っていたがこれが結構美味しかった。 何より人がそこまで多くないのが良い。 今度からここに来ようと思った。

蕎麦を食べ終わったら、県道 199 号の広域農道を適当に流して帰った。 まだ雪が怖いので本格的には入っていけないので仕方ないところだ。

最近気になる……とは言っても BOLT は 10 万キロ乗る気満々なので乗り換え検討ではない。

VMAX

2017 年 8 月で生産終了らしい。 とんでもない加速をするバイクというイメージが強いが、驚くべきは値段で税抜 220 万もする。 税込みだと 237.6 万。 BOLT を 2 台買ってもお釣りが来る……ハーレーだっていいのが買えてしまう値段で、まさしく乗る人を選ぶバイク。 クルーザーなのだが車体が太いせいか足つきは悪いらしい。

まぁ自分としては 100 % 買わないバイクなのだが、違った意味で気になるバイクといえる。

ジクサー

バイクでいうところのスズキにはあまりいい印象を持っておらず、私が国産バイクメーカーの中で唯一乗ったことがないのがスズキであるが、このバイクは正直 VMAX と逆の意味で驚かされた。 税抜 30 万を切っている 150 cc バイク。 150 cc といえども 125 cc 以上なので高速も乗れてしまう。

似たようなバイクにホンダのグロムがあるが、こちらはかなり安っぽく悪い意味で玩具っぽい感じがする。 が、このジクサーは全然安っぽさを感じない。 もし学生時代にこのバイクが売っていたら普通に購入対象にしたいくらいである。

VULCAN S ABS Special Edition

BOLT と比較対象にしたバイクにカワサキのバルカン S があるが、 2016 年モデルは黒しかなく地味な感じであまり魅力的に見えなかった。 だが今年はなかなか渋い赤を使ってきてかっこいい。 ただ、バルカン S は Ninja のエンジンをそのまま積んでいるらしく鼓動感という意味では BOLT より劣るらしい。 どちらかというとスポーツバイクのようにスムーズに吹け上がるエンジン (V 型でなく並列 2 気筒) が特徴か。

今年の BOLT は

さて、今年の BOLT がまだ発表されていないのだが、北米版のあの色で来るのだろうか。 タンク容量が地味に上がっているのがちょっと悔しい。 とはいえちょっと見てみたいものだ。

バイク日和だがそれでもやはり冬

今日は妻とタンデムで広域農道にツーリングに出掛けた。 広域農道自体は私は何回も行っているのだが、妻を連れて行くのは初めてである。

一人で行っている時は店に立ち寄ったりしないのだが、今日は途中にリサイクルショップが見えたので立ち寄ってみた。 リサイクルショップのスーツケースはとても安い。 何と 1,000 円台でもそこそこ使えそうなものが置いてある。 とはいえ今日はバイクで来てしまったので購入はできず。 家の近くにもリサイクルショップはあるので、そういう所でも探してみようという話になった。

広域農道自体はいつもの通りの眺めの良さで車通りも少なくとても快適だった。 ツーリング先でも広域農道や旧道の表示が見えたらワクワクして入ってしまうのがバイク乗りという属性である。 ただ、今日は 2 月にしては暖かいとはいえ、やはり顔や上半身に当たる風は冷たくて快適とは言い難い部分もあったのは仕方がない所だった。

たくみ家 加須店

たくみ家 加須店 塩ねぎらーめん

広域農道の終点が鴻巣あたりなのだが、そのまま適当に東に走ったら加須に入ってしまった。 ちょうどお昼どき。 「今日は適当な店が見たら入るわ。ただ入る前にちゃんと聞くので」と宣言したのだが、結局妻の「あそこがいいんじゃない?ほら、そこにラーメン屋が」に従うことにした。

たくみ家加須店。 何か客がそんなに入っていない気がしたので何となく食べログで探したが評価が 3.0 近辺。 行くかどうか共に思案し、そのまま行くことにした。 たくみ家はここ加須や茨城県の各所で展開する地元に根ざしたラーメンチェーン店のようだ。

私はさっぱり目が良かったので塩ねぎらーめん、妻は味噌たくみラーメンをチョイス。 「たくみラーメン」は煮玉子が入っていたりチャーシューが増えていたりと「全部ちょっとずつ増えラーメン」のようだった。

食べてみて正直感心した。 こんな田舎にある (失礼) のに東京の下手なラーメン屋より遥かに美味しい。 ……正直、東京の飲食店は「お洒落で美味しい」という勝手なイメージが先行していたのだが、全然そんな事はなく、地方に行ってもとてもキュートでお洒落なこぢんまりとしたカフェだってあるし、グルメバーガーも美味しいし、このようにラーメンも悪くない。

少なくとも、もし職場の近くにあったらそれなりに通いたい感じの「いかにもな家系」のラーメンだった。 ちなみに、客の入りが少ないかな?というのは気のせいだったようで、入って暫く食事していた時もそれなりにお客さんが入ってきており、学生のグループなども来ていた。 「お子様ラーメン無料」や LINE 登録での大盛り無料などもあり、割とお得感もあった。

ラーメン店巡りをしている層には全く物足りないのかもしれないが、そこまでラーメンが好きでもなく行列に並ぶのが大嫌いな私にしては悪くない選択だった。

1 ヶ月振りの海岸沿い

今日はまだそこまで寒くなさそうだったのでツーリングに出掛けた。 とは言ってもこの時期なので市街地か海岸沿いを回るくらいしか無いので、まだ行ったことがない三浦半島に行くことにした。

いつものように首都高速 C2 からの湾岸線で南下。 よく調べずに行ったので途中の分岐が分からずに勘で選択した場面もあったが、何とか「正解」した。 Google ナビは非常に便利なのだが高速のジャンクションの分岐をどちらに行くかを「400 m 先右方向にジャンクションです」などという読み上げをして紛らわしい。 これだと右手にジャンクションが見えるような説明だが実際はジャンクションに来たら右方向に進むの意味である。 あと何故か直前で言ってくれないなので聞き逃したらアウトである。

湾岸線で横浜に入ったあたりのベイブリッジから見える数々の工場の迫力はいつ見ても良いものだ。 孤独のグルメの焼肉回を思い出して仕方がない。

三笠公園

三笠公園 東郷元帥像と戦艦

三浦半島を時計回りで走ることにした。 まずは三笠公園に入った。 「三笠」はここに展示されている戦艦の名前から取っているようだ。 戦艦「三笠」は日露戦争での連合艦隊の旗艦らしい。 だから東郷平八郎の銅像もあるわけだ。

公式サイトを見て知ったのだが、あれはレプリカでなく大正 14 年 6 月に「記念艦」として保存されたものらしい。実際は戦後復元されているので当時のものそのままというわけではない。

ちなみに内部を観覧できるのだが 600 円かかるのと、少し時間がかかりそうなので今回はパスした。

公園をひと通り見てから次の目的地である観音崎公園に向かって出発した。

観音崎公園

観音崎公園

この公園は写真のように砂浜もあるしちゃんと波が押し寄せる。 恐らく夏のシーズンには多くの観光客が来るのだろう。 ここのメインは灯台だというのを事前に調べていたのでまずそこに向かった。 結構な急坂を登っていくので運動不足だと厳しいかもしれない。

灯台は大人 200 円で登ることができ、ちょっとした資料館の観覧も付いていた。 灯台はすぐ登り終わってしまう程度のものだが、登り終わった後の足場が狭く、私のように高所恐怖症だと厳しい感じがした。 更に今日は風が強かったので怖さが倍増していた。

資料館の方は黒船来航で開国したはいいが灯台が無いので夜の着艦が困難であった為列強から技師を……といったような事が展示されていた。 あまり真面目に見なかったのでよく覚えていない。

ちなみにここには自然博物館もあるようだが、灯台から歩くとかなり遠いようなので今回は断念し、海岸線沿いのツーリングを続けた。

三浦半島一周

後は基本的に国道沿いを 1 周したのだが、今はシーズンオフなのにも関わらずところどころ渋滞しており閉口した。 夏に来たらもっと酷いと思われるので正直快適にツーリングできるとは言い難いのではないか。 あと今日はバイクもそこそこ走っていたがロード乗りも多数走っていた。 渋滞もだが、やはり都心や横浜からのアクセスがいいのが関係しているのだろう。

コバルトブルーの海岸を左手に臨み延々と走る事になるので気分はいい。 あと三浦半島の最南端あたりから風景が変化するのは楽しい。 大きい風車も見えたが立ち寄らずに城ヶ島大橋の方に行き、橋を渡らずに北上を始めた。

最後の方は Google ナビに任せ国道を避けることにした。 丁度いい位置に「関口牧場」が見えたので目標にしたのだが、着いてみると観光客向けにしている訳ではなくかなり狭い感じだったのでスルーしてそのまま帰路についた。 後で調べると牛乳やソフトクリームは売っているらしい。 どちらにしても寒かったので微妙なところだが……。

今日で BOLT の総走行距離が 15,000 km を突破した。 2, 3 月も寒くて距離は伸びないと思うので 4 月の 1 年点検で 17,000 km 強といったところに収まるだろうか。

BOLT での台場は初

妻とどこかツーリングに行こうという事で台場にタンデムでショートツーリングに出掛けた。 首都高 C2 でゆっくり外回りして行く。 首都高の 2 人乗り禁止区間 (主に C1 と C1 に繋がる道路) がある為 C2 を通るしか無いのだが。

BOLT をどこに停めればいいのかちょっと迷ったが、フジテレビの横に大量に停めてあるスペースがあったのでそこにした。

アクアシティ

台場アクアシティ

台場のショッピングセンターと言えば幾つかあるが、一番アクセスがいいのがこのアクアシティお台場だ。 何度となく来たことがあるのだが、しばしここでウィンドウショッピングを楽しむ。 ここにハンバーガーショップがあったのを前から知っていたのだが、なかなか行く機会が無かったので今日行くことにした。

写真はアクアシティにあるウィンターイルミネーションショーのものである。 毎時丁度から 3 分間ちょっとした音楽が流れつつイルミネーションが光ってショーが行われる。 12:00 のものを見たが、確かに綺麗だが昼間見ても臨場感に乏しいので見るなら夜だろう。

アクアシティからデックス東京ビーチに移り 4F の台場一丁目商店街へ行った。 ここは昭和レトロのゲームセンターや駄菓子などの販売が行われている。 今やこういう「駄菓子屋」は各種ショッピングモール内で見かけるので今更感が強いが、子供向けに幾つか駄菓子を購入した。 よく見ると価格も高めで、観光地価格に設定されている感は否めない。

ロングボードカフェ ダブルチーズバーガー

ロングボードカフェ ダブルチーズバーガー

昼の時間になったのでアクアシティに戻りロングボードカフェに行った。 私はダブルチーズバーガー、妻はアボカドチーズバーガーをチョイス。 普通にクレジットカードを出したのだが「現金のみです」と断られた。 ネット上には使えるような情報もあった気がしたが、よくある「ランチは現金のみ」な店なのかは分からなかった。 ドリンクを 1 つだけ頼んだのだが、水は付けてくれなかった。 これもネット上の情報を見ると水は有料のようだ……。

来たバーガーの付け合せがポテトチップスだったが、出来たてといった感じでなく冷えていた。 ただ単に業務用のポテトチップスを盛って出しているだけなのだろうか。 あまりにジャンク過ぎるので、ポテトチップスにしてももう少し手作り感を出すとか、若しくは普通にフライドポテトにするとかして欲しかった。

バーガーを食べてみると、パティがブヨブヨで変な感じだ。 普通のハンバーグといった感じで、最初豚合い挽きなのかと思ったが、玉ねぎを繋ぎに使用しているようだ。 グルメバーガーのゴツゴツとした牛パティとはあまりにかけ離れたもので、正直に言うと美味しくなかった。 しかも、よく見るとダブルチーズバーガーなのにチーズが 1 枚だ……(普通は 2 枚、店によっては 3 枚)。 何か全然チーズ感が足りないと思っていたが、道理で物足りないと感じるわけだ。

こちらの店はどちらかというと眺めの良いテラス席で雰囲気を楽しむのがいいのではないかと思った。

Mate 9 の電池持ちは素晴らしい

今回初めて Mate 9 をツーリングのナビに使用したが、台場までナビで運転しても 15 % ぐらいしか減らなかった。 画面が大きいのにこれは素晴らしい電池持ちだと思う。

ただ、首都高を走っている時に時々ナビの画面が天地逆になった。 高速上だとナビはほぼ必要ない道だったので問題なかったがちょっと気になった。 たまたまかもしれないので、何度か運用してから改めて言及する。

そこそこ暖かい中の初乗り

今日は今年初めてバイクに乗った。 とはいっても近所の吉野家に昼食を食べに行って 2 りんかんでバイク用品を眺めただけだが。

そんなには寒くなかったが、やはりバイク用の防寒装備を身に着けていないと厳しいだろうと思われた。

Mate 9 でのナビ

私は BOLT へのスマホマウントに RAM マウント X グリップホルダー を使用しているが Mate 9 でも問題なく使用できた。 ただ Nexus 5X に比べるとやはり大きいし、丁度中間の位置をホールドしようとすると電源ボタンが邪魔なので気持ち下の方をホールドする感じにした。

位置的に微妙に見にくかったので中間パーツの位置を調整して見やすくなった。 近所を流してきた感じだと GPS 感度は全く問題ない。 ナビ音量が Nexus 5X に比べて大きくヘルメットしていてもしっかりと聞こえていい感じだ。

千葉方面にツーリングに出掛けた。 まずアクアラインを通って木更津へ。 今日は大晦日前だが首都高の混雑は無かった。

海ほたるに着いたのだが風が凄くて寒い。 自分はバイク用の防寒装備を身に着けているのでまだ耐えられるが多くのお客さんは寒いようで殆どが室内の施設に入っていた。 海ほたる 5F からの眺めはいつ見ても良い。 前回の千葉ツーリング撮影したので今回は写真は撮らなかった。

前回通らなかった国道 127 号で南下を始めたのだが、普通の市街地といった感じでなかなか海岸線が見えるスポットに行かずあまり気持ちのいい道ではなかった。 ようやく海岸線が見えたのだが一応海が見えるといった感じでそこまでいい景色でも無かった。 これも前回行った江ノ島あたりの海岸線が最高に良かったので比べてしまう嫌いもあった。

その後前回の千葉ツーリングで行ってとても良かったビンゴにまた行こうと思って道の駅三芳村まで行ったのだがビンゴは年末年始休暇で閉まっていた……。 ショックだった。 しかしハンバーガーが食べたいので近くを探したが、マンボウバーガーがあるのみでそこは江ノ島ツーリングの湘南バーガーと同じく魚介系のもののようで今回は普通の牛肉パティで食べたいという自分の欲求とマッチしなかった。 このまま南下してフラワーラインを目指す予定でいたが、何となく気分が削がれたので木更津方向へ引き返した。

木更津アウトレットへ行きクアアイナで厚切りチェダーアボカドバーガーにした。 木更津アウトレットは落ち着いたのかと思っていたが全然そんなことはなく人でごった返していた。 やはり東京や横浜からのアクセスがいいのが大きいのだろう。 人が多すぎて見て回るのが辛いので、食事だけして早々に退散した。

今回のツーリングで BOLT が 14,500 km に到達した。 やはり今日ぐらいの天気でも長時間乗ると寒くて疲れるし、雪や凍結防止剤のお陰で山に行けないのでツーリングのバリエーションが乏しくなって距離が伸びなくなっている。

行ったこと無かった江ノ島に行ってみた

江ノ島の町並み

私は埼玉県在住なので神奈川県には東京を経由して行かねばならず、なかなか観光に行けないでいた。 そして、実は今まで江ノ島に行ったことが無かったので、この機会に行ってみた。 早く起きることができたので行きは高速を使わずにゆっくり行ったが、やはり 5 時頃であっても東京の下道はそこそこ車が走っているし道が複雑で困る。

8 時頃には江ノ島に着いてしまった。 流石に早いので人は少なかった。 ただ、江ノ島の町並みは車両が通行できないようになっているので、駐車場 (駐輪場) に停めて結構歩かなくてはならない。 写真は入口あたりの町並みを撮影したものだ。 道幅がかなり狭いのだが、ずっとこの調子で所々ある神社、寺、食堂やその他観光スポットを眺めながら歩いて行く感じになっていた。

入口あたりに「湘南バーガー」を見つけたのだが早すぎてやっていなかった。 昼食はここにしようと決め、先に進んでいった。 土産物屋も軒並み閉まっていたが一部の饅頭屋などはやっていた。

このまま階段を登っていったわけだが、階段がキツイ人のためにエスカレーター「エスカー」が用意されていた。 これも早すぎるせいかやっていなかったが、やっていたとしても有料なので自分は利用しなかっただろう。

最後まで歩き切った

江ノ島からの富士山

歩いて行く途中に展望台などあったが、まだ早すぎてやっていなかったのでそのままスルーし先に進んでいった。 途中「龍恋の鐘」というカップルが鳴らして愛を誓い合う系統のモニュメントがあったが、何のためらいもなく一人で鳴らしてやった。 早すぎたせいか誰もいなかったしカップルともすれ違わなかった。 途中の土産物屋でこの「龍恋の鐘」の所に結びつける印のようなものが 1,000 円で販売されていたのだが、かなりの数が結び付けられていた。 商売繁盛のようで何よりだった。

そのままあるき続けて島の最奥部に到達した。 そこから富士山がよく見えたので写真撮影した。 ここは早い時間にも関わらず他にも多くの観光客がおり、中には本格的なカメラを設置して撮影している猛者もいた。 ここから見る眺めも格別だが、個人的には富士山を見ながら湘南の海岸線をバイクで走るのが一番気持ちよかった。

更に奥に進んでいくと「江ノ島岩屋」という洞窟が大人 500 円であったので折角なので見てみた。

江ノ島岩屋

江ノ島岩屋入口の石碑 江ノ島岩屋のイルミネーション

入ってみると最初に写真の通り石碑があり、第一と第二に分かれていた。 第一の方に行くと係員が「暗いですから」とロウソクを渡してくれた。 お礼を言ってそのまま進んでいき洞窟に入った。 ロウソクの残りがあまり無くて心許なかったが、洞窟はそんなに広くもなく 10 分足らずで見れる内容だったので全然足りた。 割と地味だったので写真撮影はしなかった。 ここも早すぎたせいか誰ともすれ違わなかった。 入り口まで戻り係員にロウソクを返却し、第二の洞窟の方に行った。

第二の方は写真の通り至る所にイルミネーションが散りばめられていたのでロウソクは不要だった。 ずっと進んでいくと龍のモニュメントがあり、「2 回拍手をして 2 回とも光ると願いはすぐ叶うでしょう、1 回光るとそのうち叶うでしょう」といったような事が書かれていたので何となく 2 回拍手してみたが 1 回光った。 誰もいなかったので何度かトライしてみたが 0 回か 1 回で、2 回とも光るというのは起きなかった。 この手のアトラクションにしては結構渋めに設定されているのだな、と感心した。

全て見終わったので洞窟を後にし、そのまま来た道を戻って行った。

展望台と江ノ島サムエル・コッキング苑

展望台 江ノ島サムエル・コッキング苑

戻って行く途中の展望台が始まっていたので行ってみた。 写真の通り展望台から階段を使って下っていくことが出来るのだが、本日はかなり風が強かったので閉鎖されていた。 また、展望台からの眺めは大変良く江ノ島や富士山など周辺の町並みが一望でき、写真も撮ったのだがガラス越しに展望台の光が写り込んでしまいあまり良くなかったのでここには載せない。

写真のチューリップはサムエル・コッキング苑のものである。 サムエル・コッキングというのは明治時代のイギリス人貿易商でこの辺りに別荘を持っていたことからこの名が付いたようだ。 花やイルミネーションなどが多く、夕方に来ればさぞかし綺麗なのだろうと思われた。 あと、今は冬なので微妙な咲き具合のチューリップしかなく微妙だったが、もっと時期を選べば綺麗な花が拝めるものと思われた。

湘南バーガー

湘南バーガー さつましらすバーガー

江ノ島の入り口まで戻ってきて先程の湘南バーガーが開店していた。 途中美味しそうな海鮮丼や焼きハマグリの店などもあり迷ったが、グルメバーガー食べ歩きと初志貫徹の意味で湘南バーガーにした。 ただ、この店はそこまで値段が高くなく、写真のさつましらすバーガーは単品 500 円、セット 800 円だった。 量としてもグルメバーガーとして見ると小さいのでどちらかというとモスバーガーに近い感じだった。

さつま揚げとシラス、茎わさびがいい味を出していた……のだが、やはり肉でないとボディが貧弱な感じを受けるのは否めず、Ra-Maru 下田バーガーと同じような「あくまで変化球だがたまにはいいかな」といった印象に終わった。 特にさつま揚げがライトな感じを受けてしまうので、カツが挟んである方にしたらちょっとは印象が違ったかもしれない。 ただ江ノ島の商店街には魅力的な食堂も多かったので多分次来たらそちらに行くと思われる。

食べ終わったら 11 時になった。 ちょっと早いが撤収することにして、そのまま高速に乗って埼玉に帰った。 半分高速で 200 km 程度しか走っていないが、たまにはこんなツーリングもいいものだと思った。

海でも見てのんびりしようと思った

みっちゃんの魚や食堂 ぜいたく丼

何となく海でも見ようと思ったので九十九里に向けてツーリングに出掛けた。 出発が遅かったので行きは高速を使用。

九十九里に着いたところで昼時になり、ちょうど目の前に海の駅九十九里があったので入ってみた。 ちなみに家族で来た時は浜茶屋網元でよく焼き蛤を食べていた。 何故浜茶屋網元なのかというと「クレジットカードが使えるから」という微妙な理由なわけだが……。

海の駅という名前だが要するに道の駅のような施設で、ちょっとしたイワシの博物館や海産物を含めた土産物屋、そしてフードコートが付いていた。 フードコートに行くと 3 つの店舗があり、どこも九十九里浜で採れた新鮮な海の幸を堪能できるようだった。 どの店がいいか歩いて思案していると、パット見豪華な舟盛りを提供している店があって目を引いた。 それがみっちゃんの魚や食堂という店だった。

豪華な舟盛りが 1,000 円だという。 安い……。 ただ私はあえて丼ものを食べようと思って写真の「ぜいたく丼」を選んだ。 これは更に安くて 800 円となっていた。 ただ、この店に来た人は多くの人が舟盛り定食を選択しているようだった。 自分も次に来た時はそれを選ぼうと思う。

ぜいたく丼自体も美味しかったが、付いている味噌汁が大根がいっぱい入ったあら汁で、よく魚の出汁が大根に染みていて美味しかった。

浜辺でひと休憩

九十九里浜

その後九十九里浜の方に走っていって駐車場に停まった。 二輪車 100 円と書いてあったがシーズンオフの為無料で停められるとの事なので遠慮なく停めさせてもらった。

早速折りたたみ椅子を持って浜辺に行き、波打ち際に陣取って暫く波を眺めながら休憩した。 今日は風が強いし寒いしで到底サーフィン向きとは思えなかったが、それでも海の中には何人かのサーファーが楽しんでいた。 こんな日にもサーフィンをやるものなのかと感心した。 ちなみにサーフィン関係と思わしき人以外の観光客はゼロだった。 つまり浜辺に座っているのは私一人だった。

30 分ほど経ってこのまま銚子の方に走るか思案したが、何となく帰るのが面倒くさくなりそうなので止めてそのまま帰ることにした。 高速代節約の為下道で帰ったが Google ナビを使用したお陰で渋滞に捕まることがそんなに無い状態で帰ることが出来た。 ナビ無しだと国道を通ってしまい千葉の市街地でうんざりするくらいの渋滞にはまってしまうのだが、今回ナビを使ったら我孫子あたりで国道でなく広域農道らしき道を延々と走る感じになり快適でちょっと感動した。

栃木県道 200 号

栃木県道 200 号横の農道

今日は何とかお休みだったのだが、度重なる残業による疲労で午前中はなかなか起きられないでいた。 午後になりやっとショートツーリングに行こうということで佐野方面に出かけた。 目標は県道 200 号。

行きも高速を使ったのだが、佐野 SA のスマート IC で降りて県道 141 号で北上した。 この県道 141 号もなかなか見通しの良い田舎道で走っていて快適だった。 途中の唐沢山でちょっとしたワインディングも楽しめるのがいい。 まぁ実際は遅いダンプが前にいたのでゆっくりクルージングするのみに留まったが……。

そのまま北上し目当ての県道 200 号へ。 「こちらの道からは出流山へは出られません」という看板があちらこちらに立っていたのが印象的だった。 出流山は蕎麦の名店「いづるや」や出流山満願寺などもある「ちょっとした観光スポット」だが、こちらの県道 200 号は何もないからだ。 行くのは自分のような物好きだけだ。

県道 200 号はまぁ特筆すべきところもないような県道だったのだが、途中農道があったので入ってみた。 田舎の農道を走るのは楽しいが、ここもスケール的には前回の栃木県道 199 号の方が大きかったのでちょっと微妙なところではあった。

そのまま県道 200 号の終点近くに差し掛かるといきなり道が狭くなってきて終点の様相を醸し出してきた。 終点まで行ったのだが何もなく、そこからは林道大荷場木浦沢線の起点となっていた。 路肩に雪が見えたのでかなり迷ったのだが、そのまま進んで県道 15 号の方に抜けることにした。

林道大荷場木浦沢線は超劣悪な状態だった

林道大荷場木浦沢線

林道は何度も走っているのだがこの林道は距離も結構あるのでハッキリ言って無謀だった。 しかも落ち葉が大量に道路に散乱しており、車体をバンクさせると容易にスリップする状態で足つきの悪いバイクだとすぐ立ちごけしていただろう。 足つきの良い BOLT はこういう時に助かるということで可能な限りの低速で両足を出してスリップしても立て直せる体勢でやり過ごした。

多分ここは春夏に来ると快適に楽しめるのだろう。 今の時期は落ち葉が積もっていない場所を探すほうが難しい状態でかなり神経を使った。 少しではあるが道路上にも雪が残っている場所がありゾッとしたのだが、車の轍の跡があったのでそれに沿って超低速で進み何とかやり過ごした。

落ち葉だけでなく落石も多く危なく、今まで通った中で一番危険な林道となっていた。 しかし、後述するが実際は通行止めだったので納得の道路状況だったと言えるかもしれない……。

絶景

林道大荷場木浦沢線の絶景

この林道を大分走った所でどうも最高地点なのか視界が開けてきたので写真撮影をした。 眼前には雲がかかった中一部だけ光がさしている下の少し雪がまばらに残っている状態の山々や木々が何とも言えない絶妙な雰囲気を醸し出していた。 紛れもなく「絶景」だった。 このスポットは県道 15 号から入ったほうが近いので、これが目当ての場合はそちらから来たほうがいいだろう。

このスポットから先は下っていく道になった。 日当たりが悪いのか雪も少し残っており走破に非常に難儀した。 低速でもスリップする状態で危ない。 しかしここまできて引き返すわけにもいかないので、細心の注意を払い 3 km/h ほどでゆっくり抜けた。

やっと県道 15 号の方に抜けられたのだが、県道 15 号の林道入口側には通行止めの表示がありバリケードが立っていた……。 それならそうと県道 200 号の方にもそういう表示をしてほしかった。 知らずに抜けてしまった。 これは何もない県道 200 号から来る奴などそうそういないのだからいいだろう、という事なのだろうか……。

県道 15 号に出たので折角なので古峯神社に行こうと思って進もうとしたが、林道よりは道路状態はいいものの路面は同様にウェットな感じだし辺りも暗くなってきたので戦意喪失しそのまま U ターンして帰路に着いた。 やはり木曜に雪が降ったのが効いたようだ。 今年の山はもう終わりにしようと思った。 後は街乗りやハンバーガー食べ歩き、海岸線ツーリングで楽しむことにする。

帰りも高速を使ったのだが SA にバイクを停めても 1 ヶ月前とは明らかにバイクの台数が少なく、自分の他に 1 台ほど停まっているだけとなっていた。 皆シーズンオフは乗らないという事なのだろうか。

有休取得のためラスト山

今日は有給休暇を取得していたので、かねてから行こうと思っていた赤城山へのツーリングに出掛けた。 例によって高速代節約の為に行きは下道でゆっくり行った。 しかし平日だから休日出掛けるよりは空いているだろう、という皮算用があったのも事実で、実際は国道 122 号を北上していく時に何度も渋滞に捕まってしまった……。 大人しく高速で行けば良かったのかもしれない。

群馬県道 62 号

赤城山へのアプローチは北側から登るのがベストだというのを事前に調べていたので国道 122 号 (わたらせ渓谷線) から群馬県道 62 号に入り北上した上で北側から赤城山に登る計画とした。 結論から言うとこの群馬県道 62 号の方が赤城山より楽しかった。 ここは紅葉の具合も丁度良く、かなりの部分で美しい景色を堪能しながらワインディングを走ることが出来た。 BOLT でも爽快に走れる広めのワインディングだし、車も少なめなのでお勧めな気がする。

群馬県道 251 号から赤城山へ

赤城神社

62 号を走り終え、いよいよ赤城山に通じる県道 251 号に来た。 251 号に入ってちょっとしたら大規模な一面の畑と、遠くに臨む山々が美しい壮大な景色が楽しめる場所に来た。 つまごいパノラマラインみたいで確かに凄い、と思ったのだが実はこの景色がここのピークだった……。 ちょっと走るとこの景色は終わり、普通の山道の雰囲気となった。 まぁ道の感じはそんなに悪くない。

そんなこんなで山頂まで走り終えたが、やはり山の上は寒い。 かなり防寒装備は揃えていったのだが、それでも寒さで辛い感じだった。 ちょうど風邪をひいてしまっていたので余計に辛かった。

赤城神社に来たのだが、流石に平日なので人は少なめだった。 しかし思ったよりスケールの小さい神社なので正直立ち寄らないでもいいスポットのような気がした……。 何となく周りを回って終了とした。

帰りは南側の県道 16 号を使って帰ったのだが、これが結構な悪路だった。 1.5 車線の離合不可な場所もあり、バイクと車でもやっとすれ違えるような箇所もあった。 道路の角に落ち葉やその残骸のようなものも堆積していたので無理に入り込むわけにもいかず難儀した。 路面状況もあまり良くない。ここに休日にきたらキツイだろう。 北側から登るのがいいというのも間違いではないことが確認できた。

赤城山に関しては「悪くはないが群馬には他に楽しいスポットがいっぱいあるのでわざわざ来なくてもいいだろう」という印象。 山頂に大沼や赤城神社、食堂や土産物屋があることはあるが割と地味な印象で、途中の道もイマイチ華がない。 自分はあと 5 年は来ない気がする。 寒さで疲れたのでそのまま高速で帰ることにした。

佐野 SA ロースカツ丼

佐野 SA ロースカツ丼

平日なので PA / SA はさぞかし空いているのだろう、と思っていたが全然そんなことはなく休日とほぼ変わらない位の台数がいた。 観光客のような人やバイク乗りは流石に少なかったが、その代わり仕事で来ている人が多いということだろうか。 大学生のような人もそれなりにいたようだった。

14 時近くに着いたにも関わらず佐野 SA のフードコートは結構いっぱいだったので、レストランの方に行ってみた。 こちらはそこそこ空いていたが、それでも平日にしてはよく入っている。 ここは佐野ラーメンが有名だが、我が家の夕食がラーメンなのを事前に知っていたのでラーメンは止めてロースカツ丼にした。 流石にそれなりにいい値段するだけあってしっかり作ってあって美味しかった。 レストランでしばらくスマホをいじるなどして休憩していたが、よく周りを見たら同様のバイク乗りらしい人も仮眠を取っていた……。

山を降りてからはそんなに寒くなかったのだが、バイクに乗る方はわかると思うが一度防寒具を抜けて受けた寒さのダメージは温泉にでも入らない限りなかなか回復しないもので、どうにも疲れてしまった。 今年の山メインのツーリングはこのあたりで終了となりそうだ。 佐野や鹿沼のちょっとした山くらいならいいかもしれないが。

キジマ グリップヒーター GH08

キジマ社のグリップヒーターである。 バイクに冬に乗る上で一番防寒に困るところは冷たくなるとクラッチ操作が覚束なくなる上に厚着ができない手だが、たった 8,000 円の投資で見違えるほど快適になった。 ……といっても手の甲側は冷たい。 仕方ないところだ。

冬用のグローブを探す際にグリップヒーター対応の掌側が薄いものを選ばないと効果が微妙になるので注意したい。

ちなみに GH08 はダイヤル式とプッシュ式があるのだがプッシュ式にした。 5 段階に調節できるので、最初から最大で使いたい場合は 5 回プッシュする必要がある。 面倒かと思ったがそんなに気にはならない。

エンジンキーを OFF にした時に切り忘れてバッテリーが上がってしまうようなこともないようだが、キルスイッチを OFF にしただけだと点き続けるようだ。 アイドリングストップの時は注意したい。

今回ゴールドウインの GSM13655 GWS ウォームライドパンツを購入してツーリングで使用してみたのでそのレビューを行う。

まず走行してみた感じはバイク用ジーパン (EDWIN WILD FIRE) よりは確実に防風性能が優れており暖かく、またカッチリしている。 また 10℃ 近辺では防寒性能としては申し分ないが、真冬のライディングは流石にこれだけだと寒いのでこの下にヒートテック等を仕込む事になるだろう。 だが、このパンツはタイトめなのでタイツを仕込まなくても割と足が余裕がない感じになるので、厚手のタイツを仕込むのは厳しいかもしれない。

もう少しルーズフィットと思わしきモデルとして GSM13654 GWS ウォームカーゴパンツがあるが、こちらの方は防水性能が上がっている代わりに値段が結構上がっているので買いにくい。 正直 GSM13655 でも簡易防水はついているので十分だし、値段差が気になるので GSM13655 にした。

また、タイトめなのでライディング時はパンツの前後ポケットはかなり使いにくい。 財布などはジャケットのポケットに格納して走るようにしたいところだ。

私は身長 171 cm で M を購入したが裾上げなど必要なくピッタリ (バイクに乗った時の長さを考えた上で) だった。 通販で買って裾上げを頼みに行くのも面倒なので、これは良いポイントだった。

あとやはり普段使いして問題ないデザインが良い。 色も黒だけでなくベージュ、茶も用意されているのが好印象。 私はベージュにしたがカジュアルな服装と合わせて町中を歩いても全く違和感がない。

昨日失敗した佐野方面のツーリングに出掛けた。 いつも通り高速代節約の為、行きは下道でゆっくり行った。

栃木県道 199 号

栃木県道 199 号行き止まり

栃木県道 199 号の終点あたりに「百川渓谷」というキーワードが見えたので、そこを目指して走ることにした。 199 号に入って暫くの間は普通の田舎の田園地帯といった感じなのだが、だんだんと道が狭くなり山道といった感じとなり、小川と並走するよくある感じの道となった。 そして、途中に蕎麦屋があるくらいで他に観光目的のものはまるで無い県道なので道行く車が極端に少ない。 県道 15 号あたりはバイクもちらほら見かけたのだが、この県道はバイクもほとんど走っていない。

「百川渓谷」に着いたのだが特に何もなく、県道というよりも林道といった感じで道路状況は劣悪、道路は所々穴が空いていたりと注意して走らないと危ない。 いつも通り両足を広げバランスを取りながらローギアでゆっくり進んでいった。 足つきの良い BOLT はこういう時にありがたい。

そのまま頑張って走っていくと Google Map に書いてある百川渓谷からずっと先のあたりで写真の通り行き止まりの表示が見えた。

県道 199 号終点の駐車場

栃木県道 199 号行き止まり駐車場

この行き止まりのところに駐車場があったのだが、悪路に入ったあたりからすれ違う車はゼロで、この駐車場も停まっている車は無かった。 自分としてもバイクだからまだ来る気にはなったが車だと怖くて絶対来たくない程の悪路だった。 1 台原付が川のほとりに停めてあり老年の男性が一人いたのは恐らく釣りか何かだろうと思われた。

よってこの駐車場はほぼ貸切状態である。 結構広いし、自分はやらないのだがここで珈琲沸かしたりラーツーやったら最高なのではないだろうか。 この時天気もよくポカポカと温かい陽気だったので携帯椅子を出して暫く日向ぼっこして休んだ。 ここから見える風景も良く、紅葉もバッチリ見えた。

県道 199 号の帰りに「幹線農道」の表示が見えたのでちょっと入ってみたがこれも大正解だった。 辺りに広がる山々と田園が心地よく車もほとんど走っていないので 30 km/h ぐらいでゆっくり流して楽しんだ。

というわけで県道 199 号の選択は正解だったわけだが、もう 1 つぐらいいけそうだということで近くの県道 246 号に狙いを定めた。

県道 246 号とつつじの湯

前日光つつじの湯

県道 246 号は県道 199 号より道路の状態が良く、その代わり車通りも多少多かった。 とはいえ、殆どの車は「前日光つつじの湯交流館」を目指していたらしく、そちらに曲がっていく車が大半だった。 私もちょっと気になったので寄ってみた。

「前日光」といっても位置的には鹿沼市である。 貰ったパンフレットには以下のように記されていた:

「前日光つつじの湯」温泉は、アルカリ性単純硫黄泉で、温度は源泉の湧出口で 36℃、水素イオン濃度 (PH 値) 9.7 で、肌がなめらかになり体が温まる健康にいい温泉です。

つまりちゃんとした温泉という事らしかった。 折角なので休憩がてらにひとっ風呂浴びていった。 大人 500 円だったがタオルを忘れたので 200 円で購入した。

ちゃんとした露天風呂もあったし、食事処やお土産売り場もあった。 休憩所も結構広かったし館内はなかなか清潔感溢れる感じだった。 その代わり人も多かったが、日帰りで温泉に入るにはなかなかいいスポットなのではないだろうか。 今度タンデムで来ても面白いかもしれないと思った。

基幹林道前日光線

県道 246 号を抜けると丁字路に差し掛かった。 右方向に抜けると古峯神社に行けるらしいが、遅くなってしまうので今回は見送って左方向に抜け県道 15 号で帰ることにした。

この左方向に抜ける道を「基幹林道前日光線」というらしいが Google Map にはそのような表示はなく、かなり頼りない細い道で描かれていた。 実際走ってみても、行けども行けども左右に落ち葉が積もった 1 〜 1.5 車線の道路で、行程としては 10 km くらいあったようだがバイクとは全くすれ違わなかったし車とも 2 台しかすれ違わなかった。 どちらかというと「自分との戦い」といった感じの道路で、風景が単調で途中に何もないのでイマイチ面白くないのが原因かと思った。 視界が開けている箇所があれば絶景が望めるのではないかと思ったが、そういったポイントは用意されていなかったので残念だった。

そのまま県道 15 号から栃木市に入り高速で帰った。 佐野、鹿沼あたりは観光地ではないので土日でも人が少なくて快適で場所を選べば秩父より楽しめる隠れた名スポットだと感じた。

今日は天気が悪くなさそうなので佐野あたりにツーリングに出かけたが、出発して間もなくして雨が降り始めた。 「ちょっとすれば止むだろう」と思って暫く走り続けたが全然止まない。 その後止んだのだが出発地点近辺で濡れてしまったので気持ちが萎えてそのまま帰ってしまった。

その後スーパーで買った昼食もイマイチだったし、今日は歯車がズレていた。

ペアスロープ S-30 到着の後の実際に使ってみた感想である。

立ち位置としては「バイクにも乗れる街着」

見た目的には全くバイク用には見えず、普段来て回るには最適な 1 着と言える。 下はジーパンとかでよい。

ただ、ルーズフィットなのでバイクに乗った時にカッチリと決まるといった感じではない。 重ね着出来る利点はあるが、あまり着ぶくれしているのはカッコイイとは言い難い。

高速走行では結構バタつくので更に不向き。 ショートでないツーリングでは別のジャケットを選択した方が良さそうである。

サンステートライナー単体では全く暖かくない

ペアスロープの革ジャンは全ての製品が専用のサンステートライナーを取り付けることができ防寒に役立つとされているが、先日秩父で S-30 + サンステートライナーで走ったら寒くてキツかった。 ちなみにその日の気温は 10℃ 前後だった。

サンステートライナー単体ではサンステートライナー無しとそう変わらない防寒性能しかないと思われる。 ヒートテックでも仕込んだほうが余程暖かいだろう。 なので S-30 + サンステートライナー + ヒートテックならそこそこ戦えそうな気がするが、そうするとサンステートライナー無しでも別にいいのでは、という感じがしてくる。 つまり + 9000 円 (税抜) 出してサンステートライナーを追加するのは正直微妙、という結論になった。

総括

初めての革ジャンには全くお勧めできない。 ベーシックな革ジャンを持っている方が 2 着目に選択するのはアリだと思った。

どちらにしても S-30 というか革ジャン全般は真冬のライディングには向いていない。 初めから防寒を意識したジャケットを別途用意した方が良い。

BOLT に乗り始めてから 7 ヶ月弱だが先日のツーリングで BOLT の総走行距離が 12,000 km を突破した。 車体に特に異常はない。 相変わらずツーリングにはよく出かけている。

BOLT の良さはその守備範囲だと思っている。

  • 941 cc にしては車体サイズがコンパクトなので街乗りし易い
  • パワーがそこそこあるのでツーリングもし易い
  • 基本クルーザーとして走るが高速では多少前傾姿勢を取ったりワインディングではそこそこコーナリングも楽しめる、つまり時にはネイキッドに近い走り方ができる
  • YAMAHA の信頼性に維持費が安め (他の大型と比べてという意味であり決して安くはないが)

後でまた書こうと思うが、スマホホルダーを取り付けたらかなり便利になった。 これも何故もっと早くやらなかったのか、と思ってしまった。 もう私がバイクに乗り始めた 15 年前とは全然状況が違ってきてしまっている。 当時はタンクバッグにマップルを入れて見ながら進む、というのが定番だったが、今やそんなの全く使わないな。 Google ナビが便利すぎる。

ともかく BOLT は長く乗れそうないいバイクだと思った。

三峯神社

三峯神社 紅葉 三峯神社 鳥居

結構気温が低そうだったが秩父へツーリングに出掛けた。 ペアスロープのスタジアムジャケット + サンステートライナー、EDWIN のバイク用ジーンズ、ブラックアンクルという出で立ちで行ったがあまりの寒さに悶絶した。 バイクで来ている人が多かったが、ちゃんとネックウォーマーやオーバーパンツ等装備している人が結構いた。 その 2 つはまだ持っていなかったが、要するに自分の読みが甘かったという事だろう……。

三峯神社 (みつみねじんじゃ) は秩父では結構有名な神社らしく、結構アクセスの悪い山の中にあるにも関わらず多くの参拝客で賑わっていた。 神社だけでなく日本武尊 (ヤマトタケルノミコト) の像があったり温泉施設や茶処があったりとなかなか守備範囲が広い。

参拝は諦めて風呂に入った

三峯神社 三峯神社

駐車場は二輪車が 200 円だった。 駐車場から三峯神社までそこそこ歩くのだが、靴が買ったばかりだったため靴ずれ気味になってしまった。

寒くて仕方がないので、神社の参拝所の横にある温泉施設に入った。 ここは宿泊もできそうなところだが日帰り入浴も行っている。 しかし行ったら「今日は温泉ではないが良いか」と聞かれた。 温泉が用意できる日とできない日があるのだろうか。 良くわからないが。 とりあえず私は暖を取りたかったので「それでもよい」と回答し施設を利用した。

温泉……というか風呂の方だが湯船は 1 つしかないし露天はないし見た感じあまり綺麗ではないしで満足できるものではなかった。 途中の大滝温泉にしておけばよかったかなと後悔した。

神社の方は写真の通りとても豪華な感じで、本堂と思わしき参拝所にはたくさんの参拝客が列を作っていた。 紅葉の時期でもあったので余計に客が多いのだろう。 私はそんなに並んでまで参拝する気分でもなかったのでパスしてそのまま下山した。

寒さに負けた

流石に防寒装備が貧弱すぎて、秩父を離れても寒くて仕方がなかった。 せめてネックウォーマーくらいは調達しておこうと帰りに 2 りんかんに寄ってゴールドウインの上から被って顎までカバーするタイプのものを購入した。 帰りにちょっとそれを使ってみたが体感かなり違う。 もっと早く買っておけばよかった……。

カドヤ ブラックアンクル

現在バイクに乗る時の靴は GSM1048 を使用している。 GSM1048 は街乗りに違和感ないデザインで歩きやすい上に値段も手頃で凄く気に入っているのだが、これは夏用のメッシュシューズの為、先日のツーリングで風が通りまくって足先が冷たくなってしまった。 やはり冬用のブーツが要るだろうということで今回のブラックアンクル選択となった。

この靴は実は大学生時代 (15 年前だが……) にも愛用していたので安心して購入することができた。 後は価格が手頃だということと楽天で購入できるということだ。 本当は靴もペアスロープ製が良かったのだが如何せん高すぎる。 もしブラックアンクルを数年使ってヘタったら次はペアスロープ製も考えたい。

で、今届いて開封してみたが、革の質感など昔のカドヤのままではあるが、所々縫製が雑だったりするので「2 万する靴がこれか?」と思ってしまうところはあった。 最近ペアスロープ製品ばかり買っていたので比べてしまい、余計にそう思ってしまうところはある。 しかしバイク用に考えられているだけあってハードな牛革で出来ており、バイクに乗ってない時に歩いてもそんなに違和感はなさそうだ。

疲労が蓄積していたので普通に帰ることにした

くれたけインアクト浜松で 5 時頃起床し入浴、6 時半になったらバイキングを食べに行った。 バイキング会場は広くはないので、朝早くから多くの人でごった返していた。 適当にご飯とおかず、パンを見繕って食べ、小休止してからホテルを後にした。

当初の予定では大井川鐵道沿いなどの山道を巡るつもりだったが、昨日の R152 の疲労が酷いので普通に帰ることにした。 半年間 BOLT でいろいろなところにツーリングしてきて距離も伸びてきたので大丈夫ではないかと思っていたが、今回のツーリングで自分の体力の限界が見えてきたし「無理やり長距離走っても何も楽しくない」という事実が骨身に染みた。 ツーリングは楽しむために行っているのであって、我慢比べしに行っているのではない。

浜松 IC から高速で帰宅

富士川 SA

浜松 IC から東名高速に乗った。 途中富士川 SA に寄ったのだが中国人観光客がかなり多かった。 バスツアーに参加していたようだが、二輪駐車場に立ち入って大声で談笑しているなどマナーがあまり宜しくないのが気になった。

富士川 SA からは富士山と富士川が見えた。 ここはハイウェイオアシス (道の駅富士川楽座との併設) らしく、観覧車も建造しているようだが今は稼働していなかった。

東名から圏央道に入ったあたりで 200 km 強しか走っていないのに BOLT の燃料警告灯が点灯してびっくりした。 やけに燃費が悪いと思ったら、東名で結構ペースを上げ気味で走ってしまったからだった……。 BOLT は 5 速でも結構ローギアードというか日本の道路状況に合わせたギア比になっているので、やはり 80 ~ 90 km/h くらいで流すのが一番燃費が良くなる気がする。

次のガソリンスタンドがある PA を確認したが全然先だったのでガス欠の危険がある。 そこで一旦近くの IC から下道に降りガソリンスタンドで補充、再度中央道に乗り帰宅した。 浜松から直接帰ったとはいえ 300 km 弱走破した。 疲れた。

麦草峠

麦草峠

国道 152 号を南下する為のツーリングに出掛けた。 R152 は長野県茅野市から静岡県浜松市にかけてフォッサ・マグナに沿って縦断する国道なのだが、東京からのアクセスが悪い上に道も 200 km 弱と長く、途中で分断されていたりする所謂「酷道」と呼ばれているものの一つである。 中央道経由か関越道か迷ったのだが早く起きることが出来たので関越道を使い途中の東松山で降りて下道をゆっくり行くことにした。 高速料金の節約と途中の峠道を楽しむためだ。

下道を頑張って走って麦草峠に到着した。 綺麗に紅葉していたし、頂上の方はもう枯れ葉が落ちてしまっていた。 早いものだ。

麦草峠を抜けたらビーナスラインの表示が見えたがビーナスラインを無視した。 走りたいのはやまやまだが重量級の R152 縦断が待っているので仕方ない。

昼食はモスバーガーで適当に済ませ、国道 152 号に入った。

高遠城址公園

高遠閣

R152 に入っても結構見通しの良い道路が続き、どこが酷道なのか、と思っていたところに高遠城址公園の表示が見えたのでついでに寄ってみた。 「高遠城の戦い」で有名のようだ。 写真は歴史ある休憩所のようだが、何故か中に入ることができなかった。

ちなみに高遠城址といっても石垣が残っているわけでもなくただの公園なので割と地味である。 が、ちゃんと入り口には係員がいてパンフレットの手渡しや案内など行なっていた。

30 分弱で全体を回り満足したので、そのまま高遠城址公園を後にした。 最初の峠に差し掛かったあたりで R152 の酷道ぶりが本気を出してきた。 1.5 車線でブラインドコーナーが多く、時にはダートも出現。 多分林道部分だとは思うが、国道とは思えない整備状況。 R152 を走っていると所々に「国道 152 線改善計画が云々」と書いてあるのだが、果たして進んでいるのかどうか。

あと峠道が異常に長くなかなか休憩所というかそれなりに人が住んでいる気配のある場所に辿り着かない。 コンビニなどは全く無い。 途中の自販機や道の駅のような施設は幾つかあるので、そこで休むしか無いだろう。

R152 は長すぎた

R152 おにぎり

ネットを見ると東京からの R152 縦断日帰り (なんと 700 km 弱!) をやっている人がいるが自分にはそんな体力はない。 むしろ今日の総走行距離は 450 km を越え、完全に疲れ切ってしまった。 自分の体力だと 1 日 300 〜 350 km ぐらいが適正だとは思った。

R152 自体はかなり起伏がとんでおり飽きない感じで、走っているとライダーとかなりすれ違った。 東京からのアクセスがもう少し良ければまた来ても良いのだが、ちょっと開始地点に辿り着くまでが遠すぎてどうしても二の足を踏んでしまうツーリングロードだと感じた。 車も少し走っていたがこんなところを走って大丈夫なのだろうか……。 峠道ですれ違うのも容易ではないし。

途中の道の駅のような温泉施設が休憩を自由に出来たので少し横になって休んだ。 これが無かったらもっときつかった。

くけたけインアクト浜松

くれたけインアクト浜松

今日の宿泊先のくれたけインアクト浜松に付いたのは 18:30 頃になってしまった。 浜松市内が予想外に混雑していた。 浜松駅周辺に来たがものすごく発展していて驚いた。 人自体はそんなには多くないが高層ビルがいくつも建っており、まるで大宮のようだ。 失礼ながらもっと一地方都市のような雰囲気だと思っていた。

くれたけインアクト浜松はいわゆるビジネスホテルなので特筆すべきことは無いのだが、朝はバイキングらしいので楽しみだ。 夕食はなしだったので外出して近くの和食さとで適当に済ませてきた。 コンビニでビールとつまみも買ってきたので、この後飲んで寝ることにする。

今日は山間部ばかり走っていたのでとても寒かった。 ペアスロープの革ジャンにサンステートライナー付きで走っていたがそれでも寒かった。 サンステートライナー意外と効果が微妙かもしれない……。 後ボトムが防風対策なしのバイク用ジーパンだったので滅茶苦茶寒かったので途中からカッパの下を着て対処した。 更に履いている靴が夏用のもの (GSM1048) だったので風が通りまくって足先が冷たくなってしまった。 防寒グッズに関して再検討しなければならない……。

微妙な天気だがツーリングに出掛けた。 まず高速で入間あたりまでパスした。 その後芦ヶ久保に入る前のトンネルでわざと横道にそれて正丸峠を目指した。

正丸峠

既に天気が雨模様だったので辛い峠越えとなった。 写真には取らなかったが峠の茶屋まで行ったのだが、割と寂れた場所なのにもかかわらず「駐車料金 1,000 円」とか書いてあるのが気に入らなかったのでそのまま素通りした。 勿論停まっている車は殆ど無かった。 このあたりは道端にあるような駐車場でもいくつか有料駐車場と記載があったが、登山の人が駐車するのだろうか。 しかも無人だったのだがどうやって料金を回収しているのだろう……。

埼玉県道 73 号

埼玉県道 73 号行き止まり

そして埼玉県道 73 号に入った。 ここは行き止まりだと Google Map にも書いてあるし立て札にも「行き止まり」と書いてあったが構わず進んだ。 そこまで道路状況は悪くない中走り続け、写真の通り行き止まりとなった。 珍しい 15 km/h 制限標識があったが立入禁止の柵が立っていた。

ここが何をする場所なのかも不明だ。 観光スポットのようなものが皆無なので当然だが、車とも全くすれ違わなかった。

これだけだとちょっとつまらないので、途中の分岐点を北に入っていくことにした。 Google Map にも県道 73 号の T 字路が書かれている。 「県立奥武蔵自然公園」……らしいが、要するに林道である。 こちらは何故かちらほらと人がいた。 渓流釣りか何かだろうか。

途中から林道になり道路状況が劣悪になったが、また足を低く降ろしながらオフロードを走る姿勢で気をつけて走行した。

ウノタワとは何か

ウノタワ入口

秩父の林道はよく沢と並走するような雰囲気のところが多いがここもそうで、とにかく水が綺麗だし川を流れる音が美しく、横にバイクを停めて座っているだけでも気持ちよく休憩ができる。 林道は BOLT だと割とハードだったが、写真の通り人口のちょっとした滝があったりしてなかなか趣深い。 ここも林道に入ったら車はおろかバイクとも 1 台もすれ違わない。 この独り占め感がたまらない。

ここも終点まで走ったら「ウノタワ入口」とか書いてあった。 ウノタワとは何かと思ったが要するに登山道らしい。 まぁハイキングをしに来た訳では無いので、満足してこのまま退散した。

元の芦ヶ久保への道の戻り「道の駅 あしがくぼ」へ。 やはり天気が悪かったせいかバイクは少なめだった。 だがこの時点で晴れ間が覗いていた。

埼玉県道 279 号

ダリア園

国道 140 号を山梨側に向かって走り始めた。 これは前回と同じだが、もう一つぐらいマイナー県道を走っておこうと思って 279 号に狙いを定めた。

279 号を走っていると「ダリア園」なる看板が幾つも立っていた。 ダリアという花自体を知らなかったのだが、これが見渡す限り咲いているような場所らしかった。 特に興味は無かったのだがついでに寄ってみた。

入場料は 400 円でちょっと高い。 別に入場しなくてもこのように写真は撮れたので良しとした。 ちなみにお客さんは殆どが年配の方だった。 やはりこういう花主体のところはそうなってしまうのだろう。

ちなみにこの 279 号も終点まで上がっていったのだが、ここもハイキングコースの入口になって終了となった。 吃驚したのは、道が結構狭い山道なのにも関わらず送迎バスが運行されていたことだ。 私が終点近くのバス停に着いたときには何人かバス待ちらしき人がいた。

ただ 279 号を走る人は殆どが前述のダリア園らしく、そこを過ぎたら車通りがめっきり少なくなったし道も悪くなった。

旧国道 140 号と雁坂トンネル

山梨側にずっと向かっていくと Google Map 上では国道 140 号が 3 つに分かれている。 この中の 2 つは「旧国道 140 号」であり、まず最初の分岐のところで旧の方は 140 号の表示が無いのだが、秩父湖という表示はあった。 割と疲れていたので新 140 号でも良かったのだが何となく旧にした。

旧の方の道は「本当に元国道か」という位道が悪いというか幅員も狭かった。 しかしこれだけ林道を走っているとこれでも十分いい道に思えてしまうから不思議だ……。 ダムのところで臨む秩父湖はなかなか美しかった。

広瀬ダム

広瀬ダム排水路 広瀬ダム

山梨県側に出ると広瀬ダムが見えてきたので写真撮影した。 結構広い遊歩道がある上に人が少なかったのでゆっくり見学できた。 ダムは見応えがあるにも関わらず何故かどこも人が少ないのでお気に入りのスポットだ。

秩父側か既に晴れていたのだが、この通り山梨側は霧がかかったような微妙な天気が続いており、それが写真の通り絶妙な雰囲気を醸し出していた。 我ながらいい写真が撮れたように思う。

ガンジャラーメン

ガンジャラーメン

そのまま中央道から撤収を始めた。 三連休初日なので東京に向かう道はそんなに混雑は無いが、首都高は相変わらず事故渋滞しているようだったので回避し圏央道経由で帰ることにした。

その途中で夕食を頂いた。 菖蒲 PA でのガンジャラーメン。 以前は魚介醤油を食べたのだがそちらは味がちょっと濃くて辛かったのだが、このガンジャラーメンはどこか懐かしい味がして好きだ。

菖蒲 PA 自体新しい割に微妙な位置にあるせいか人がそこまで多くないのでいつもゆったり休憩できる。 ここもお気に入りのスポットといえる。

今日は結構涼しかった。 特に夜は革ジャン着ていてもちょっと寒いくらいだったので、グリップヒーターが大活躍した。 これに関しては後日またレビューを書こうと思う。

MAC-MRD M-DRAG マフラー

今回 6 ヶ月点検が終わり、注文しておいた MAC-MRD M-DRAG マフラー及びグリップヒーターを取り付けてもらった。 グリップヒーターに関しては今日は暑かったので「スイッチを入れたらちゃんと暖かくなってきた」ぐらいしか確認できなかった。 冬にしっかり使ってからまた感想を書こうと思う。

そして MAC-MRD M-DRAG マフラーなのだが、私はこれで 6 台目のバイクにも関わらずマフラーを替えたことが無かったので「バイク人生の中で一度はやってみよう」と思い、ちょっと高いと思いながらも頼んでみた。 乗ってちょっとした時の感想としては「確かに多少低音域のパルス感が強くなったが思ったより変わらない」といった所だった。 ご存知の方も多いと思うが日本の騒音規制はとても厳しく車検対応のマフラーとなると停車時の騒音レベルを 93 db 以下に抑えなければならない。 M-DRAG マフラーに関しては 92 db らしく、他のマフラーも同じくらいというか騒音規制ギリギリに調整されている。 という事はこれ以外の PRUNUS マフラーとかに替えても大体同じ感想になると思われる。

後はエンジンの吹けが気持ち良くなった気がするがプラシーボ効果かもしれない。 つまり言うほど変わらない。

費用対効果という事を考えると微妙な気がするし、究極の自己満アイテムなのかもしれない。 そして「そこそこお金かけたけどハーレーの音にはとても敵わない」というところで引け目を感じて「やっぱりハーレー」になってしまう人が多いのだろうな、と何となく実感できてしまった……。 個人的には次に乗り換えたバイクでもマフラーを替えたいかというとちょっと考えてしまうし、そもそも社外マフラーが用意されていない XVS950A などの逆車でも「マフラーがノーマルしか無いから」という理由で購入を躊躇するという事にはならないと思った。

ただ、「うるさいバイクは嫌だからマフラーは替えない」という人には逆に車検対応マフラーはオススメできるかもしれない。 言うほどうるさくならないからだ。

1 つ注意点があるが、ノーマルマフラーについている火傷よけ (?) のような金属板がこのマフラーにはついていない。 なのでノーマルマフラーのつもりで足をマフラーの火傷よけがあった位置にずらすと熱い思いをする。 まぁ慣れかもしれないが。

YSP に 6 ヶ月点検に出してきた。 10,100 km ちょっと走ったので結構なシビアコンディション扱いだろうか。

代車の用意が出来なかったらしく帰りは電車で帰ってきた。 待つ手もあるが来週の 3 連休に入れたくないしその次は家族旅行に行く予定なので。

普通に国道 299 号で秩父入り

今日は何とか雨が降らなそうなので秩父にツーリングに出掛けた。 所沢や川越あたりの渋滞が嫌なのでそこまで関越道を使って行った。 その後はいつも通り国道 299 号で秩父入り。

しかしよく見ると県道 61 号を使用して越生方面に行く道でかなり無名の道路 (林道?) があって凄く楽しそうなのに気づいた……。 何回も秩父には行っていたのだが全然秩父の魅力には気づいていなかったのではないかと悔やまれた。 今度行ってみたい。

埼玉県道 367 号

埼玉県道 367 号の先の林道の行き止まり

今日は何となく Google Map を見ていて「滝を見に行こう」と閃いた結果この県道 367 号に目標を決めていた。 走っていくが道幅はかなり狭い所が多い上に落石や枝、路上河川 (洗い越し) が多くバイクが汚れた。 しかし車はかなり少なく快適に走れるのはいい。

埼玉県内唯一 (しかも知名度が無さすぎて埼玉県民でも知らない人が多い) の「日本の滝 100 選」である「丸神の滝」の看板が見えてきた。 とりあえず帰りに寄ることにしてそのまま進んだ。 進んでいくとどんどん悪路になっていき「林道」の表示が出た。

かなり酷い道なので迷ったがそのまま走行を続けた。 ダートだらけの上イガグリなども多く散乱しており道路状況劣悪な中、足を広げながら 1 速か 2 速で最大限気をつけながら走行、何とか走りきった。 行き止まり地点が写真の通りとなっており、車が何台か停まっていた。 ここからは登山で進むようだが自分は登山をするつもりはなく、「入山する場合は必ず手前の小屋の管理人に声をかける」「入山料 1,000 円」「熊注意 (30 代男性が子熊に襲われて怪我をした)」といった張り紙を確認し、そのまま丸神の滝まで戻ることにした。

丸神の滝

丸神の滝

丸神の滝はハイキングコースを結構歩いていかなければならず、しかもその道がお世辞にもいい道とは言い難いので子供や老人には苦しいと思われた。 私もハイキングにはそれほど腕に覚えがあるわけでもないので結構ヒイヒイ言いながら何とか登っていった。 歩いているとかなり暑く、飲み物を持っていくべきだったと後悔した。

20 分ほど歩くと写真の通りの雄大な滝が眼前に現れた。 丸神の滝は 3 段に分かれており、ここから見えるのは最下段のみらしい。

帰り道も道が急な上に悪路で難儀した。 日曜の昼時にも関わらずすれ違ったのが 1 組のみであった。 滝以外の見どころが無いので若干地味ではあるが、空いている場所が好きであればかなりオススメである。

滝から出たところで自動販売機があったので 1 本買って飲んだ。 ハイキングの後の水分補給はとても美味しい。

定峰峠 (県道 11 号)

帰りは国道 299 号だとつまらないので県道 11 号で定峰峠に行くことにした。 県道 367 号に比べると道がかなり良く走りやすい。 が、何故かロードバイク乗りと多数すれ違った。 というか殆どがロードバイク乗りだった。 有名なスポットなのだろうか。

展望台なども無かったようなのでそれほど印象には残らなかったが、総じて走りやすくていい感じの道ではあった。 逆に嵐山小川 IC で降りてこの道で秩父入りするのもアリだと思った。

BOLT 10,000 km

BOLT 10,000 km

そうこうしているうちに BOLT のオドメーターが 10,000 km を指した。 6 ヶ月足らずで達成。 1 つの区切りとなった。 このペースで続けていくと 5 年で 10 万 km となるが、まぁそんなことはないだろう。 多分だが。

そろそろ 6 ヶ月点検だが YSP に連絡したが代車が用意できるのが来週になるらしいのでそのまま待つことにした。 来週土曜あたりに 6 ヶ月点検に出せるだろうか。

帰りは川越あたりまで頑張って下道を走ったが、あまりの渋滞に辟易したのでやはり圏央道から高速に乗って帰った。 秩父はやっと楽しさが分かってきたところなのでまた行きたいところだ。

もう毎日何かしらの雨が降っている勢いではないか。 連休はまだ残っているが全くバイクに乗る隙がない。 そして、そろそろ BOLT の 6 ヶ月点検に行きたいのだが雨だとこれも行けない。

ちなみに BOLT の走行距離は 9,700 km となった。 ちょうど半年は 10/09 だがそこまでにはさすがに 10,000 km 達成するだろう。 そこからは流石にペースが落ちると思うので、年間走行距離は 18,000 km 程度になると予想。

まぁ、程々にしておかないと消耗品代も馬鹿にならない。

ペアスロープ S-30

先月ペアスロープに行って S-30 スタジアムジャケットを注文したのだが今日自宅に届いた。 店頭でも見たのだがアイボリーは Web サイトの写真の印象よりクリーム色の感じが強い気がする。

カドヤのシングルライダースなどと違って革が初めから柔らかく、違和感なく着れそうだ。 やはり少々高いなとは思ってしまうが、縫製などは流石というべきか長く着れそうで満足感は高い。

今回中にファスナーで取り付けることができる防寒サンステートライナーも注文したのだが、同じくペアスロープのサンステートフリースなどと比べると生地がかなり薄いように見える。 薄いので着膨れしないのはいいが、効果のほどが気になるところではある。 これはこの冬実際に使用してからまた感想を書くことにする。

ともかく、早くこれを着て暑くない気候の中走り込んでみたい。

追記: ペアスロープ S-30 その後に後日談を書いた。

予科練平和記念館

以前霞ヶ浦行った時スルーしたのだが、やはり行ってみたかったので下道で時間をかけて行ってみた。 恥ずかしながらこの記念館を見るまで「予科練」という言葉を知らなかった。 ちなみに撮影禁止なので写真撮影はしていない。

入場料 500 円。 見る場所は決して多くないが、映像を流しているフロアがありなかなか楽しめた。 有料だけあって展示も結構凝っている。

「予科練生」が最後特攻兵器で 10, 20 代の若さで次々と散っていくわけだが、実はかなり狭き門だという事に驚いた。 相当選ばれし者たちなのに自爆して果てなければならなかったというのは辛いものがある。

特攻兵器「回天」「桜花」などの模型があった。 あと「伏龍」とかか。 映像にもそれらの特攻兵器が登場した。

こういうのを見ると自分はいい時代に生まれており、ただ不自由なく暮らしていけるだけで幸せなことなのだと感じる。

ずっと下道

金をケチる為飯は吉野家やコンビニで済ませ、高速を一切使わないで行った。 しかし今日はちょっと暑いしシルバーウィーク初日ということで道路も混んでおり辟易した。 やはり高速を使っておくべきだったかもしれない。

ドッペルギャンガー C1-55 は 2,000 円程で購入できる折りたたみ椅子であるが、ツーリングでかなり役に立った。 高速道路上の SA / PA であれば大抵ベンチがあるし、施設内にクーラーの効いた状態で座席に座ることができるが、下道だと道の駅を見つけるしかないしたまたま道の駅が無いルートだったりすると座って休むのが難しい。 よしんば座る場所を見つけたとしても親子連れが多くて騒がしかったりとか、あまり静かに休みたい環境でない場合にはあえて座らずにバイクに寄りかかって休憩するようなこともあった。 そういった時に活躍した。昨日のツーリングで自分が使ったのは主に以下の様なスポットだ:

  • 空いているコンビニ駐車場の隅に停めてバイクの横に出して座って休憩や軽食
  • 道の駅に着いたのが早すぎて閉まっていたので同様に休憩
  • 志賀草津道路の比較的人が居ない絶景スポットでバイクの横に出して座り絶景を眺めながら休憩

ヘリノックス チェアワンを使ったことが無いから分からないが、サッと出してあまり目立たないように座るという意味ではこちらの椅子のほうが勝ると思う。 後はコストパフォーマンスか。

子供の運動会などにも役立ちそうだし 1 台持っておくと重宝しそうな椅子だ。

目標はつまごいパノラマライン

つまごいパノラマラインを味わうためのツーリングに出掛けた。 目的地に向かうまでの道を見て、群馬県道 54 号が良さそうなワインディングなので通ることにしたが大正解。 車通りが殆ど無く快適なワインディング。 大体が森林の中を走るような道だが途中開けるポイントがあった。

つまごいパノラマライン

つまごいパノラマライン

嬬恋と書いて「つまごい」と呼ぶのはなかなか趣きのある村名だと思う。 つまごいパノラマラインは嬬恋村の広域農道なのだが、ちゃんとつまごいパノラマラインという標識も出ているし Google Map にも表示される。 南ルートと北ルートがあるが、自分は南ルートから北ルートまで回ってみた。

やはり有名なツーリングスポットだからかライダーが結構多かった。 車通りは思ったよりは多かったが全く混雑はしていないので快適。 開けた農道の中を優雅に走れるのでなかなか気持ちいい。 BOLT に向いているといえる。

途中「愛妻の丘」にも寄ってみた。 「つまごい」と掛けているのだろう。 ここも伊豆の恋人岬と同じくカップルが何組か登っていったが、まぁ自分は普通に 1 人で登って周りを眺めて終了した。 つまごいパノラマラインは走るのには良いが、観光スポットがここぐらいしかないのでせめてここには寄っておきたいところ。

パラギ湖のパラギとは何ぞや

バラギ湖

もう 1 つ、つまごいパノラマラインを走っていたら「バラギ湖」なるよくわからない湖の標識があったので道草してみた。 周辺で釣りやキャンプなどやっているらしいが、湖自体はとりたてて何もない平凡なものだった。 まぁ記念に写真に撮っておいた。

バラギとは何なのだろうか。 ググってみるとどうも韓国語のようだが……。 これも「嬬恋」に掛けた意味なのかもしれない。

バラギ湖に寄った後つまごいパノラマライン北ルートに戻り全部走破した。 ちょっと物足りなかったのでそのまま志賀草津道路に向かった。 朝早かったので途中のセブンイレブンでおにぎりを買って食べた。 以前はコンビニのおにぎりをその場で食べる気にはならなかったのだが、今は楽天で買った折りたたみ椅子 C1-55 がある。

このツーリングで C1-55 は大活躍したのだが、具体的な感想は後日別記事にあげることにする。

志賀草津道路

志賀草津道路

もうこれは言うまでもない日本有数の絶景ロードであるが、やはり昼時に行ったせいか車、バイク共に多くて辛い。 マスツーリングの群れに混ざって、更にそこにまたバイクが混ざって、即席マスツーリング集団のようになった。

写真の通り絶景なのは認めるが人が多すぎた。 やはり早朝などを選んだほうがいいがなかなか難しい。 道自体はビーナスラインと同じく BOLT でも比較的走りやすいが、スポーツバイクも多く走っているので遅れを取りがちにはなる。

あとこの季節でもかなり寒く、温度計を見てみると 14℃ とか書いてあった。 私はメッシュジャケットにメッシュグローブで走っていたので寒くて仕方なく、途中で合羽とレイングローブを着込んで対処した。 例えるなら 14℃ の中を T シャツ 1 枚で扇風機に当たり続けるようなものだからだ。

そのまま国道 292 号を長野側に向けて走り続け国道 403 号からの 406 号で山間部を南下した。 ここは何故かそれほど印象に残らなかった。 次は通らないかもしれない。

そして適当に高速に乗り撤収。 今日だけで 500 km 位走ってしまったが 3 回給油して燃費 26 〜 28 km/L のなかなかの燃費を記録した。 BOLT は大型バイクなのに 250 並に燃費が良いから助かる。 500 km 走ってもガソリン 20 L 弱となり大体 2,000 円だ。 まぁ、高速代の方が高いわけだが……。

買えるうちに買っておく

ようやく各社秋冬製品が出揃ってきた。 まだまだ暑い日が続くが、本当に欲しい防寒グッズは今のうちに手に入れておかないと後で売り切れて買えなくなってしまうので考えておく必要がある。

個人的に思い入れが深いメーカーはゴールドウインとペアスロープなのでその 2 社から考える。 ゴールドウインは私がバイクに初めて乗った時にドライバースタンド (2 りんかんの前身) で安売りしてたウェアを買って長く着た思い出深いメーカーであり、ペアスロープは大学時代に防寒用として購入したウインターグローブとサンステートフリースに非常にお世話になった。 今使っている革ジャンはカドヤのもので、カドヤのナイロン製ウェアやグローブも使ったことがあるのだが、やはり前述の 2 社よりは印象が薄くなっている。

防寒用として買うべきものは多い

大体冬に普通に乗るためには以下の防寒グッズが最低限必要だろう:

  • ウインタージャケット
  • ウインターパンツ
  • ウインターグローブ (グリップヒーターがあるなら防寒性が低くても戦えるらしい)
  • ネックウォーマー

ジャケット

ゴールドウインの Euro シリーズは良い物だとは思うのだが如何せん高すぎる。 繊維製で 10 万近くするのは幾ら何でも手を出しづらい。 かといって GSM12554 は 3 シーズンジャケットだがそれでも結構高いし、別に春秋は革ジャンを着るので防寒だけで構わないのでちょっと自分の用途から外れる。

この分野は明らかにラフロの方が品揃えが充実しているのでそちらを選びたくなってしまう。 ペアスロープだと RT-32DW が相当暖かそうなのでこれにしたいところだが正直見た目は許容範囲ではあるがあんまり格好良くない。 悩むところだ。

パンツ

ペアスロープ W-03 (サンステートインナーパンツ) が凄く良さそうに見えたのだが、自分にとって致命的なのがポケットが右側 1 つしかないところだ。 色が黒なのも個人的にマイナスで、ジャケット (革ジャン) が黒だと前身真っ黒になってしまうので良くない。 あとデザインも控えめではあるがちょっとバイクっぽさが出てしまっているので、ここは GSM13655 でいきたい。 一応簡易ではあるが防水もついている。

オーバーパンツが一番暖かいのは重々承知しているが、やはり街乗りなどでは使いにくいのがネックなので今回は敬遠する。 学生時代の通学ではゴールドウインのオーバーパンツを愛用した。

グローブ

昔真冬にバイク通学していた時はペアスロープのウインターグローブ (サンステート内装のもの) でも暫く走っていると手が冷たくなってきて辛かったのを覚えている。 今回 BOLT にグリップヒーターを取り付けるので、多分グローブはそんなに防寒性能が高くなくてもいいと思う。

それよりもグローブに欲しいのは防水・透湿性 (ゴアテックス) だ。 これはゴールドウインの方が勝る。

GSM16650 がいい。Euro の GSM16550 もあるが正直違いがよく分からないのでいいだろう。

バイクのシートを椅子代わりにするのでは不足

今まで BOLT で何度もツーリングに行った訳だが、休憩する場合に車だとそのまま適当な駐車場で停めたまま仮眠を取れば済むことだがバイクだとなかなかそうはいかないのが困りものだった。 高速道路の場合 SA / PA のベンチに座ればいいのだが下道だと適当な場所が見つからない事がよくある。

Blog で情報を集めていると折りたたみ椅子が有効というのを知った。 折りたたみ椅子というと結構場所を取りそうなイメージがあるが、折り畳み傘位のサイズや重量で持ち運べてしまうものが存在する。 これなら BOLT のサイドバッグに忍ばせておけばいつでも使えそうだ。

ドッペルギャンガー C1-55 注文

今回私が楽天で注文したのはドッペルギャンガー C1-55 という品だ。 2,000 円前後で買えてしまう商品なので試しやすい。 重量 369 g と軽いがバイクで持ち運ぶ前提だと別にもっと重くても構わないところだ。 それよりサイドバッグに入れる想定だとサイズの方が気になるところで、改良版の C1-55NEO という製品もあるがこちらは収納サイズ 370x80 mm というのが私が使っているサイドバッグギリギリ入るか入らないか位なので止めておいた。

ちなみにもっとコンパクトなモデルとして C1-54C1-71 もあるが座り心地が犠牲になりそうなので止めた。 女性や子供が使う分にはこれらのモデルでもいいかもしれない。 また、背もたれ付きの C1-72 というモデルもあるが、背もたれがなくてもバイクの横に置いてバイクを背もたれ代わりにすればいいか、と思ったのでやはり C1-55 にした。 C1-72 は収納サイズも結構取ってしまいそうなのも辛い。

ヘリノックス チェアワンが定番らしいが

どうもアウトドア用の折りたたみ椅子というジャンルだとヘリノックス チェアワンが革命的な商品 (快適性、収納サイズ) らしいが、かなり値段が張る上にどのサイトを見ても値引きが渋い。 あと設置が少し面倒くさそうだ。 コンビニの駐車場で気軽に出して一息つく、という感じではない。

とはいえ気にはなるので、まず C1-55 を使い倒してもっと上質な折りたたみ椅子への欲求が出てきたらまた考えたい。

大学生の時ペアスロープのラインナップを見て「こんな高い革ジャン自分は買うことはないだろう」と思って当時その約半額だったカドヤのシングルライダースを 45,000 円ほどで購入。 そのシングルライダースはずっと使っているので 15 年モノとなりインナーなどもう擦り切れてしまっているがまだ使えない事もない。 カドヤの革ジャンを買った後で知ったのだが安いラインナップのものは韓国製で高い 10 万以上のものはちゃんと日本の工場で作っているらしい。 私の革ジャンにも MADE IN KOREA と書いてあった。

革ジャンは普通に使っても 10, 20 年普通に持つので 10 万するから高過ぎる、というのは実は正しくない。 持つ年数を考えると家電製品を買うようなものだ。10 万の冷蔵庫やエアコンを買うと思えば高くない。

そして今日満を持してペアスロープの革ジャンを注文する為に仕事を早めにアガり五反田の南の方のペアスロープ東京本店に向かった。 今回私が注文したのは S-30 というペアスロープの定番モデルで、革ジャンだがスタジアムジャケットの見た目となっていてバイクを降りた後でも全く違和感のないデザインとなっていて普段使いやすいタイプだ。 この S-30 は元々受注生産前提なので頼んでから時間が掛かるので秋になる前になるべく早く頼んでおこうという考えだった。 お店に向かえばサイズオーダーやちょっとしたカスタムなど出来るのもポイントだが、既成品から変更すると少し値段が上がるので止めておいた。 また、カラーオーダーも出来るのだが、赤とかにしても恐らく革ジャンよりバイクの乗り換えの方が先に来てしまい、バイクの色を変えたら途端に合わなくなってしまうのは辛いので、ベーシックなアイボリー×ブラックにしておいた。 袖と裾のニットは縞々模様にしたかったのだが、アイボリーのニットが無いのでそれは不可との事だったので仕方なく諦めた。

やはり今の時期同じように考える人は多いらしく、結構注文が入っているのでそこそこ待つことになるとの事だった。 だが 9 月下旬には届くらしいので楽しみだ。届いたらまたこの日記で紹介する。

きのこ山

きのこ山と BOLT

今日だけ台風の中日で天気が悪くなかったのでショートツーリングに出掛けた。 筑波山がバイク乗りにとってイマイチなスポットであることは以前お伝えしたが、筑波山の裏に良くわからない山があるのも知っていた。 きのこ山という何ともチャーミングな名前である。

いつもの通り下道、国道 294 で北上し県道 7 号に入った。 県道 7 号に入って暫くすると筑波山やきのこ山と他の山々が眼前に現れた。 なかなか眺めが良い。

きのこ山に登るには Google Map だとかなり細い道として描かれている林道を行かなければならない。 大丈夫かな、と思ったが中には普通の車も通っているのでオンロードバイクでも行けそうだ。 まぁ、自分はここに車では来たくないが……。 他にはロードバイク乗りと何人かすれ違った。

林道といっても道はちゃんと舗装されている。 ただ、落石や枝が落ちているなど路面状況はかなり悪い。 できるだけ気をつけてスピードを抑えて行くしか無い。 と思っていたら後ろからオフロードバイクの軍団が結構なペースでやって来たので素直に道を譲った。 自分がオフ車に乗ってもあのような走りは出来ないだろう。

パラグライダーのスポットらしい

こんな店も何もない山に何故人 (特に車) がやって来るのか、と思っていたが、どうやらパラグライダーの離陸場のようで実際にリフトオフしているようだった。 そんな場所なので写真の通りなかなかの絶景が楽しめた。 つくばの町並みが一望できる。

そのままきのこ山から足尾山、丸山、加波山、燕山の方向に走っていったが、これ以降は絶景スポットなどはなく延々と路面状況が悪い林道を走らせられるのできのこ山を堪能したら西に抜けてしまった方がいい気がした。 途中に風力発電所があったので写真に撮っておいた。 見学可能と書いてあるし大きい風車が廻っておりなかなかの迫力ではあるが、デカデカと「バイク進入禁止」とか書いてあるのでそのまま入り口にバイクを放置するのも何なのでさっさと先に進んでしまった。

山越えしてさっさと帰宅

美野里 PA 親子丼

全ての山を越えたら食事の時間になったし、何より暑すぎるのでそれ以上回る気力もなくなったのでそのまま高速に乗った。 PA か SA で食事をしようと思ったが友部 SA は人がごった返しており全く話にならなかった。 その次の美野里 PA は小さい PA なのだが程よく空いていたので写真の親子丼を頂いた。 680 円だがなかなか量が多くて満足。

総括すると、きのこ山などの林道は少なくとも二輪通行禁止ばかりの筑波山に行くよりは楽しめるが、やはり林道なので快適に走破できるとは言い難い。 所々景色は良いが BOLT で走りを楽しみに行くには厳しいと思われた。

いつも暑くてそんなに楽しめない上に暑くて高速に乗ってしまい費用が嵩んでしまうのが分かっているのに乗ってしまう。 早く 10 月になってほしいものだ。

箱根のつもりが道を間違った

自分にとってお盆休みラスト一日ということでツーリングに出掛けた。 何気に箱根ターンパイクを走ったことがなかったのでそれを目標にしていたのだが、小田原厚木道路に入らなければならないところを間違って東名をそのまま直進してしまい御殿場の方に行ってしまった……。 なので御殿場 IC で降りて山中湖の方に向かおうとするも国道 138 号が大渋滞のため痺れを切らして横道に反れて別の道を模索した。

静岡県道 147 号は当たり

静岡県道 147 号でも行けそうだったのでそちらを選択。 これは正解だった。 入った途端気持ちのいい道が続く。 ……と思っていたら物凄い霧が襲ってきた。前が全然見えない。 先に行く車も条件は同じなので、バイクの自分にどんどん道を譲ってくれるが、正直自分も遅いというか慎重に行きたいのでそんなに嬉しくはない……。

道の駅どうしは入れず

何とか走り切り山中湖に着いた。 だがめちゃくちゃ混んでいたので山中湖を無視しそのまま国道 413 号 (道志みち) に入った。 目標は道の駅どうし。

難なく着いたのだが、道の駅どうしの所だけ大渋滞。 車が何十台も待っている。 施設内も異常なほど人でごった返していた。 バイクなら無理やりすり抜けていけば入れないことはないが、そこまでして行きたくはないので止めておいた。 そのまま県道 24 号で北上。 甲州街道に出た。

横道に入るのが一番楽しい

道の駅たばやま 豚とろ角煮丼

甲州街道も飽きてきたので県道 30 号に反れた。 少し反れるだけで車通りがかなり少なくなって楽しい。 やはりお盆休みのせいか車が多すぎるのだが、横道に入れば関係なく空いている。

県道 33, 18 に入り道の駅たばやまに着いた。 ここも車がごった返していたが、道の駅どうしよりはマシだったので横をすり抜けて入った。 そこで遅い食事をとった。 豚とろ角煮丼 650 円。 悪くはないけど丼だけだし角煮とネギだけなのでちょっとさびしいかな。

帰りは下道でゆっくり帰った。 両方高速だと金がかかって仕方ない……と思ったのだが埼玉は暑い。 暑すぎて辛い。 飯能あたりまでは快適だが入間や所沢あたりが大渋滞で辛い。

ちょっとお盆休みの渋滞を甘く見ていた上に道を間違えるという残念なツーリングとなってしまった。 ただ、やはり何でもない無名の県道は楽しいね。

オイルとエレメント交換

BOLT のオドメーターが 7,880 km になったので YSP にオイル交換に行った。 2 回に 1 回のエレメント交換も提案されたのでやっておいた。 かなり距離が伸びているので 6 ヶ月点検時には確実に 10,000 km 越えていそうである。

グリップヒーターとスリップオンマフラー注文

そろそろ BOLT にも慣れてきたということでカスタムの相談をした。

1 つ目がグリップヒーター。 私はこれを使ったことがないのだが、冬場にバイクに乗る上で一番キツイのは手元が冷たくなる事だというのは痛いほど分かっている。 そしてこのグリップヒーターが費用対効果の面で一番いいというのは昔から聞いていた。 BOLT の場合キジマの汎用的な部品が使えるのでそれを注文。 8 月なので時期が早過ぎるのではないかと思えるが 10 月あたりから峠で十分使えると思ったためこのようにした。

2 つ目がマフラーである。 個人的にこれは結構悩まされた。 私としては 6 台目のバイクなのだがマフラー交換は初である。 それというのも殆どが中型バイクだったので「マフラー交換しても果たしてそれほどの費用対効果があるものか」と考えていつも見送っていたからだ。 煩くなり過ぎるとご近所さんに気を遣うというのもあった。 特に賃貸アパートなどではそうだろう。 まぁ、そんなのお構い無しな若者もいるかもしれないが……。

個人的に音や抜けが良くなるのは多少魅力的だし、バイク人生で 1 回は交換してみたかった (交換した結果どのように変わり自分がどんな感想を持つのかというのに興味があった) というのもあり今回決断した。 メーカーも迷ったのだがネットの評判を見て MAC MRD M-DRAG スリップオンマフラー にした。

「急いでないので 6 ヶ月点検時でもいい」とお願いしたが、マフラーは気になるので届いたら YSP に出向いて取り付けお願いしてしまいそうだ。

まず関越道で水上 IC まで北上

今日は昨日よりはマシな天気のようなので、前回天気が悪くて挫けてしまった金精峠方面へのツーリングに出掛けた。 まず暑くて下道など走ってられないと思ったので、高速で水上 IC までパスした。 6:30 出発したが 9:00 頃到着。

金精道路に行くなら沼田 IC で良いのだが、どうせ高速で行くならもっと走ってやろうと思って奥鬼怒ゆけむり街道を走ることにした。 理由は Google Map を眺めていて何となく名前に惹かれたからだ。

奥利根ゆけむり街道はアタリ

奈良俣ダムと BOLT

奥利根ゆけむり街道を走り初めた時はそこそこ車が詰まっていて、このローペースで走り続けられたらキツイな、と思っていたら、途中の T 字路で北方向 (峠の店がある方向) に殆どの車が抜けてしまい途端に快走路となった。 何だこれは?と思ったのだが、後でよく見るとその北に抜ける道がショートカットになっていた……。 恐らく車の方はナビがそっちの道を案内してくれていたのだろう。 まぁバイクでワインディングを走る分にはショートカットは意味ないのでこれでいいのだが。

奥利根ゆけむり街道のほうは左手に藤原湖を臨んだ状態で走るのでなかなか眺めもよく、車も少なくいい感じだった。 BOLT でも楽しめるレベルのワインディングが続き、快適に走ることができた。

途中、ならまた湖に来たところでダムが見えたので停車して写真を撮ってみた。 遊歩道もあるようだが、山間部とはいえ流石に暑いのでパスして出発した。

奈良俣ダムは無料で楽しめる

奈良俣ダム石碑

しかし暫く走っているとまた「奈良俣ダム」の看板があった。 先程私が居たのはダムの正面で、今度のは山をもう少し上がっていってダムの上から見下ろそうというものらしかった。 全く予定していなかったが興味があったので行ってみた。

ダムの上の部分は無料で開放されており歩いて端から端まで行けるようだった。 暑いのとあまりに距離があるので私は歩かなかった。 その他、ダムの資料展示室も無料なので自由に見学できた。 ただし係員を含めて誰もいなかった。 他ではお金を取りそうな望遠鏡も何故か無料だった。

無料なのにやけに人が少ないし、気分転換になかなかお薦めのスポットなのではないか。

売店と食堂を兼ねた施設もあったが、特にダムならではのものが売られているわけでは無かったのでちょっと残念だった。 喉が乾いていただけだったので、そこにちょうどあった自動販売機で缶コーヒーを飲んで、ダムを後にした。

大清水休憩所まで

大清水行き止まり

奥利根ゆけむり街道を走って行くと、県道 260 号との交差点で係員が見張っていた。 県道 260 号は尾瀬方面 (鳩待峠) への道であり、恐らくマイカー規制の監視員だったのだろう。 なのでそのまま東に抜けることにした。

国道 401 号に差し掛かったところで、北方面の行き止まり (尾瀬方面) に行くか迷った。 時間も早いし、折角なので行ってみた。 距離的には往復 20 km ほどだろうか。道自体は車が少なくて走りやすい。 尾瀬に行く人は大抵徒歩距離が短い福島側から行くので、こちらはそんなに人がいないのだろう。

終点に着くと大清水休憩所が見えた。 あと、マイカー規制の為の通行止めを確認。 駐車もお金を取られるようだったので (バイクは不明だが)、通行止め部分で写真を撮って終わりにした。 まぁ自分が尾瀬に行くとしたら同様に福島側から行くと思うので、多分ここに次来ることはないだろう。

そのまま来た道を戻り、いよいよ金精道路方面へ向かうことにした。

金精道路はイマイチだった

結論から書くと正直イマイチだったので、写真も撮っていない。 日光への連絡道なので明らかに車が多く、快適とは言い難い。 絶景スポットもあるにはあるが、ほぼ一瞬だけでイマイチ印象に残らなかった。

唯一良かったのは真夏にも関わらず非常に涼しかったという事だった。 メッシュジャケットだとむしろ肌寒かった位だ。

ついでに寄った奥利根ゆけむり街道のほうが断然楽しかった。 バイクツーリングを始めて分かったのは、ある程度郊外に出ると訳の分からん県道とかに適当に入っても十分楽しめるし、むしろそっちのほうが楽しいことが多いことだ。

てんとう虫

てんとう虫 ハンバーガー

日光に入り道も混んできて「もう帰ろうかな」と思っていたが、とりあえずスマホで「日光 ハンバーガー」で検索してみた。 そうすると「てんとう虫」という店がヒットし、距離も近い。 ということで、その店に向かうことにした。

駅前なので駐車場らしきものはなかったが、店の前に路駐できそうなのでそうした。

店に入ると 40 代か 50 代の女性 1 人で切り盛りしていた。 「ウチはクレープ屋さんだけど大丈夫ですか」と聞かれた。 「ハンバーガーは無いんですか」と聞くと「あります」とのこと。

若干嫌な予感がしたが、値段を見るとなんと 200 円。 これなら外してもいいやと単品で注文。 3 分足らずで出てきた。

正直量が少なかったので、この後結局高速の上で昼食をとり直したのだが 200 円にしてはよく出来ている。 マックの 200 円バーガーを頼むなら断然こっちだろう。 普通にクレープの方も食べておけばよかったかもしれない。

何より、店員の女性の接客がすごく丁寧で好感が持てた。 近くにあったらクレープを食べに通いたいかもしれない。

余力があったので県道 14 号に入って南下

まだ少し余力があったので、栃木県道 14 号に入って南下を始めた。 これも大正解だった。 車通りが少なく快適なワインディング。 足尾と鹿沼の間の山道は面白そうな道がいっぱいあるが、今日は 14 号だけにしておいた。 県道 58 から 15 号に至る道とか見るからに楽しそうだ。 Google Map で県道 246 号の行き止まりのように見える地点から細い道が生えているが、ここは通れるのかとか考えると面白い。

鹿沼まで出てしまうと流石に暑さが厳しくなってきたので、高速に乗って帰ってしまった。 今日だけで 450 km 走った。 半分以上高速だったし、ところどころ結構暑かったがなかなか満足な内容だった。

ショートツーリング

霞ヶ浦と BOLT

昨日は猛暑でバイクを控えていたが、今日は雨の予報は出ているが昨日よりは気温が低いという事で「乗れないことはない」と判断し霞ヶ浦にショートツーリングに出掛けた。 霞ヶ浦を左回り (反時計回り) に湖畔を 1 周することにした。 ちなみに霞ヶ浦は湖だが霞ヶ浦湖ではなく霞ヶ浦が正式名称となっている。

確かに事前情報通り信号が一切なく快適に走れはするのだが、以下の点が若干退屈に思ってしまった:

  • 行けども行けども景色がほぼ同じ (左手に湖、右手に田んぼや畑)
  • 実は霞ヶ浦があまり綺麗ではない(濁った水)
  • 湖畔を走っていると行き止まりや川で迂回させられるようなところが何箇所も有り、それが面倒というか思考が中断させられる

特に霞ヶ浦の南側がその傾向が顕著。

予科練平和記念館

予科練平和記念館のゼロ戦

霞ヶ浦の南を走っている時に予科練平和記念館という建物が気になって立ち寄ってみた。 写真が外に展示してあった大きなゼロ戦である。

入場料が 500 円とか書いてあったのでパスしてしまったが、行けばよかったかもしれない。 今度霞ヶ浦に立ち寄った際には行ってみようかと思う。

公園が併設されており、子供たちが遊んでいた。 自分も小休止しようと思ったが、自動販売機が何故か無かったのでそのまま出発してしまった。

ちなみに今日は雨の予報が出ていたが、見事に的中してしまった。 しかもゲリラ豪雨で一瞬にして濡れまくってしまった。 あまりに暑いので、ちょっと雨が降ったからといって合羽を着ると相当暑くなり不快だから着るのを渋っていたら靴下まで雨が浸透してしまった。

行方バーガー

行方バーガー 鴨パックン

そうこうしているうちに道の駅に着いたので、少し雨宿りをしつつ行方バーガーを食べることにした。 行方バーガーはこの道の駅でやっているグルメバーガーなのだが値段が非常にリーズナブルで、各種ハンバーガーが 400, 500 円という値段設定になっている。 今回は鴨肉を使用しているという鴨パックンをチョイスした。

道の駅の物産館の中にスペースが設けられているので、いわゆる小洒落たカフェといった感じではなく場末のフードコートといった雰囲気。 だがコスパは抜群で味の方も結構美味しいと思った。 これだけだと少し量が少なく感じてしまったが、これで 500 円なら悪くはないのではないか。

ゲリラ豪雨にあたって濡れた衣服がどうにも仕方がないので、そのまま高速に乗って帰ってしまった。 霞ヶ浦ツーリングは前述の理由によりそれほど面白いとは言えなかったが、積雪で山に行けない冬季に気まぐれで選択してみるのもいいかもしれないと思った。

本日で 36 歳になった

私は今日が誕生日であり 36 歳になった。 アラフォーへの階段を 1 段上がったことになる。 40 歳まではあと 4 年あるが 4 年なんてすぐな気がしてきた。 健康に気をつけて今後も頑張っていきたい。

星野遺跡

星野遺跡

今日は珍しくバイクに快適に乗れそうな涼しい天気なので、タンデムで出流山にツーリングに出掛けた。 出流山は私が大学生の頃よくショートツーリングに使っていたので凄く懐かしい所だ。

まず星野遺跡に向かった。 星野遺跡は写真のように縄文時代の竪穴式住居が 3 棟あるような所だ。 ただ、それ以外は何もない。 トイレはあるが結構虫がいて汚い。 記念館もあるが既に閉鎖している。 そして、休日の昼にも関わらず我々以外のお客さんは全くいない……。

その次に星野遺跡地層たんけん館に歩いて行った。 バイクでも行けなくはないが道がかなり悪いので歩いて行ったほうが良いと判断し、星野遺跡から徒歩で行った。 たんけん館の入り口に記帳用のノートがあったのでそこに記載。 思えば大学生の時に来た時もこのノートに記載した気がする。 が、当然そんな古い記録が書いてあるはずもなく、置いてあるノートは 2 年前からの記帳になっていた。

地層たんけん館では実際の地層の断面図などが見れるが、正直かなり地味。 こちらも我々以外のお客さんは無し。 この寂れた感じが好きな人もいるかもしれない。 休日のお出かけで人混みに疲れた方には地味にお薦めである。

出流そばはいづるやではなく福寿屋にした

福寿屋

その後今回のお目当てである出流そばを食べに行った。 昔私はここに来た時にいづるやで蕎麦を食べて帰るのが定番のツーリングコースだったのだが、今やいづるやは食べログで高評価となり行列が絶えない超人気店となっていた。 食べログで未知の土地でも人気店が分かるのは良いのだが、人気店にお客さんが殺到しがちになるのが今の時代の難点と言えるかもしれない。

絶対混んでいるだろうな、と思いいづるやの横を通ったらやはり混んでいたのでそのままスルーし別の店に行くことにした。 今回は出流山満願寺の手前にある福寿屋にした。 私は天ざるそば (寒晒しそば) を選択、妻は鴨南蛮を選択した。

多くの蕎麦好きな人もそうだと思うが、ざるそば (もりそば) を食べると蕎麦の良し悪しが一発で分かるので、私は常にざるそばを食べるようにしている。 こちらの蕎麦は美味しいことは美味しいのだが、どうも今ひとつ蕎麦に手打ち感が感じられなかった。 上手く言えば優しい味なのだが、どうもコシが足りないように感じる。 薬味に付いているわさびも本わさびでなくチューブなのも気になってしまった。

会計時、クレジットカードで支払えるのを知らずに現金で支払ってしまった。 こんなところでカードが使えるとは予想していなかった……。

出流山満願寺

出流山満願寺

そのまま出流山満願寺まで歩いて参拝に行った。ここも 15 年前によく来た。

ここはお寺の参拝までは無料で行けるのだが、奥之院への参拝は有料 (大人 300 円) となっている。 山道を上がっていかなければならないので、実は奥之院までは行ったことがない。 今回も疲れるという理由でパスした。 車で来ているのなら行ってみたい所だ。

山奥にあるが立派な寺院が並んでおりなかなか風情がある。 お土産なども売っていたが、ここでお守りを購入した。

出流山は特に風景がいいとかそういう事は無いし観光スポットとしても大したことはないのだが、そんなに人がいないのが良い所だ。 バイクで来るとワインディングがそこそこ楽しめるので良い。

県道 15 号で足尾方面に抜けられるのがちょっと面白そうに見えるが、走ったことはない。 今度時間があったら挑戦してみようと思う。

今は YouTube 等でレビューなどが多いので参考にしやすい

BOLT を購入する前にどのバイクにするか、という点で YouTube 等の動画サイトをよく参考にしていた。 最近はそれなりに売れている車種でなくても動画レビューがあったりするのでとても便利だ。

BOLT は単体で検索するとウサイン・ボルト等がヒットしてしまうので「BOLT バイク」「BOLT ヤマハ」や型番である XVS950CU で検索するといい感じだ。

BOLT に乗っていた方がハーレーに乗り換えた

そんな訳で BOLT の情報を出している Web 情報源はそれなりにチェックしているわけなのだが BOLT 乗りの方がハーレーに乗り換えたという例を見てしまった。 それが BOLT に乗っていた期間が 1 年未満ということで、コメント欄にも「もっと大切に乗って欲しかった」などというコメントが載っていた。 私もそう言いたくなる気持ちは分かった。 BOLT は 1 年未満で乗り換えてしまうようなつまらないバイクだとは到底思えなかったからだ。

ただ、そうは言っても、バイクは結局のところ個人の趣味なわけで、お金さえ積めればその人がどんな周期で乗り換えてどんな乗り方をしようと (反社会的な事でなければ) 自由なはずである。 なので全く問題は無い。 乗り換え先がハーレー……というのがちょっと気になってしまったが。 自分はハーレーにはあまり興味がないのだが、あぁ、やはりそこに行くのか、と思ってしまった。

趣味に使える金額は家庭持ちかにも関係する

ちなみに私も 1 年未満……かは忘れたが短期で乗り換えてしまったバイクがあった。 W650 というカワサキの名車である。 私が BOLT 以前に乗った唯一の大型バイクなのだが、何故かそんなに距離も伸びずに乗り換えてしまった。 理由も何だかよく覚えていないのだが、「足が踵までピッタリ付かなかった」「パワーありすぎて自分にはオーバースペックな気がした」といったところだったような気がする。 次に乗ったのがエリミネーター 250V という 250 cc のバイクだったのもその裏付けとなる。

W650 がオーバースペックだというのなら BOLT もオーバースペックだろう……と言われるかもしれないが BOLT に関しては全く気にならないというか、ゆっくり流すことが苦にならないバイクなので、自分としては普段の街乗りでは原付二種に先に行かせるようなゆっくりペースで走っている事が多い。 ならドラッグスター 400 でも良いような気がするが、やはりワインディングや高速でパワーの差を感じる。 街乗りで回しまくって走るのと、余裕をもってゆったり走れるのではやっぱり違う。 BOLT は高速での加速でパワー不足を感じることが全く無い。

W650 に乗っていた時は私は全くの独り身だったので、自分のお金さえ許せば気軽に、自由に乗り換えることが出来た。 今考えれば理由はその辺りだったのだろう。 W650 が悪いバイクだったかというとそんなことはなかったはずである。

「家庭持ち」か「独り身」か。 そして「家庭持ち」の場合「高校生以下の子どもがいるかどうか」。 ここが重要だろう。

私は BOLT という大型バイクに乗っているが、少なくとも 10 万キロ以上は大切に乗って行きたいと思っているし、その上でなるべく無駄なお金はかけずに細々と遊んでいこうと思っている。 ここで散財しているようでは家庭を持っているという自覚が無いと思われても仕方がないからだ。 事故らないように最大限の注意をして乗って行く事も心掛けているが、万が一何かあった時の為に任意保険も手厚くしている。

多くの趣味で「人付き合いが良いか悪いか」で遊び方が異なる

私のハーレーに対するイメージはクルーザーは好きだけどハーレーは好きではないに書いた通りなのだが、ここにちょっと付け足しておく。

全員が全員そうとは言わないが、ハーレーを選択する方はどうもバイクに乗ること自体より、バイクを自分好みにカスタマイズ (主に性能でなく外観重視) したり、バイクを通じて他人とのコミュニケーションを楽しむ所を重視している人が多い気がする。 だから徒党を組んで大勢で走ったりするのを好んだりするし、距離乗らなくても飽きたらすぐに売ってしまう。

私はバイクにこういう要素は全く求めていない為ハーレーは選択しない、という簡単なロジックとなる (内容に対して値段が高過ぎるというのもある)。 私は一人で自由に遊びたいからバイクに乗っているのであって、仕事でもないのに他人に合わせて走ることには苦痛を感じるからだ。

これはバイクだけでなく「お酒の楽しみ方」にも通じるところがあると思った。

ツーリング目的で筑波山に行ったことは無かった

筑波山というと北関東に住んでいると割と行きやすい手軽な山であるが、私はツーリング目的で行ったことは 1 度も無かった。 筑波山周辺はローリング族対策の為に自動二輪車終日通行止の道が多いからだ。 特に表筑波スカイラインが全て利用できないのがキツく、バイクで筑波山に行く場合は事前にルートを調べておかないとバイクで走れる区間を満足に走ることができない。

そして、本日はその確認の為に走ってきたが、やはり私としてはこの山はバイクで行くべきではない、という結論となった。

茨城県道 42 号を西から東に抜ける想定

バイクで唯一筑波山を楽しめるルート、それが茨城県道 42 号を西から東に抜けるルートとなっている。 西側の最初のうちは車もそんなに多くなくそこそこ楽しかったのだが、やはり山に近づいてくると観光目的の車も増えてきて快走できるとは言い難い。 やはり都内からアクセスのいいメジャーな山のせいか、どうも展望可能な箇所も少なく駐車場に関しても二輪もお金を取られるようだし、バイク乗りが休憩するような良さそうなスペースが無かった。

そして話には聞いていた東側の険道 42 号がとんでもない悪路で、酷い傾斜の坂道をちょっと下がっていったら 2 台の乗用車が事故っていた……。 そこにいたおじさんに話を聞いたところ通行できないとの事だったので U ターンしようとしたが傾斜が酷すぎてなかなかうまくいかない。 なのでおじさんに手伝ってもらって何とか切り返すことができ、そのまま元の交差点まで戻った。

そして他の道を選択しようとしたが、バイクだと結局元の県道 42 号を引き返すしか無い。 車なら表筑波スカイラインを通ったり農道を通ったりといろいろ出来るはずなのだが……。

もうバイクが歓迎されていない感ありありで気持ちが萎えた。 多分あと 10 年は行かないだろう。

茨城険道 139 号

そういえば筑波山から降りる時に気まぐれで県道 139 号の方に南下してみたのだが、これが行ってみたらかなりの険道らしくネットで検索しても情報が出てくる出てくる……。 私はバイクで行ったので何とかなったのだが、これ車で行ったら相当怖いと思われる。 離合不能な幅員や急勾配、路面状況も悪い。

まぁ筑波山が最悪なイメージとなったが、この険道はそこそこ楽しかった。

朝というか深夜 3 時に目が覚めてしまったのでそのままツーリングに出掛けた。 目標は金精道路とした。 夏といえど 3 時だと流石にメッシュジャケットでもかなり涼しい、むしろ寒い。

国道 122 号を進んでいき桐生市から足尾、日光方面に行ったところで濃霧が現れた。 風景が全く見えないし、雨のように来るのでヘルメットのシールドがすぐに曇るし衣服も濡れる。 合羽を着込んだが、それでも若干寒い。

そのまま走って日光に着いたが依然として霧が酷い。 このまま金精道路を走っても全く楽しめないと判断し、高速に乗って帰ってしまった。 というわけで、今日のツーリングは失敗ということになった。

帰りの佐野 IC で食べた辛ネギ味噌ラーメンもイマイチだった。 豆板醤の味が強すぎて豆板醤を食べているようだった。 これだったら適当なかけそばでも食べておいたほうが良かった。

BOLT は何も工夫しない状態だと積載性ゼロ

BOLT は何も工夫しない状態だと積載性ゼロである。 書類入れ (車載工具入れ) はあるのだが、それ以外何も入らない。 私の BOLT は ETC ユニットを書類入れの中に積んでいるので、実は車載工具さえも入らない。

クルーザーの定番であるサイドバッグ

定番なので納車時にサドルバッグサポートを付けておいたほうが良い。 サポートが無いとバッグがフラフラして不安定だし傷の原因となる。

左右に付けるか、左のみに付けるかが悩みどころだ。 BOLT のシート側がかなり低いので右側に普通のサイドバッグを取り付けるとマフラーと干渉すると思われるので、やるとすると右側のみ小さいバッグを付けることになるだろう。 個人的にこれがイマイチだと思ったので左のみにした。 ワイズギアの純正の両側サイドバッグもあるのだが、ウインカーの移設も必要だし値段が高い。

これに関してはデグナー NB-1F-RD とキジマ ヘルメットロックリロケーションステーに書いたので参照頂きたい。

ツーリングネットが有効

BOLT にツーリングネットで積載

写真のように BOLT のリアフェンダーに普通にフックをかけることができるので、サドルバッグサポートを付けていなかったとしても問題なくバッグをタンデムシートに括りつけることができる。 キャンプをするような人だと積載量の多いシートバッグを選択するのだろうが、私のように日帰りメインでたまに 1 泊 2 日ツーリングを行うだけのような人間だとこのようにバックパックを括りつけるぐらいで十分だ。

後、降りた時に持ち歩くことを考えるとバッグパックの方が有利だと思っている。 勿論毎回外して持ち歩くのは面倒なので、こちらのバッグには最悪盗まれても良いようなもののみ入れるようにはしている。 両側サイドバッグとかもそうだが、バイクに乗っているとバッグ (中身のみも含む) の盗難が気になって仕方がないという問題はある。 貴重品は 1 箇所にまとめ、バイクから離れる際はそれが入ったバッグのみ持ち歩く、ぐらいの考えで妥協するしかない。

私が使用しているバッグはデグナーの防水バックパックだが、これが安いのに完全防水で量も結構入っていい感じなので気に入っている。

タンクバッグがピッタリ来る

BOLT のタンクは平なのでタンクバッグと相性がよく、メーターがハンドルに付いているのでメーターを隠すような事もない。 なので割とお勧めなのだが、これはデグナー NB-29MAG を BOLT で使ってみたの記事を参照頂きたい。

工夫次第でどうにでもなる

BOLT はタンク容量も少ないので一見ストリートバイクと思われるかもしれないが、実は排気量にしては燃費が良いし上記の通り積載は工夫次第で改善できるので立派な旅バイクだと思う。

富嶽温泉 花の湯で朝食を食べる

6 時前に起床し朝食の会場に向かった。 開始ピッタリに行けば私一人だろう……と思っていたが、なんと既に数組いた。 何故かはよく分からなかったが、これから富士山に登るから早めに出るという事なのだろうか。

朝食はバイキング形式となっており、いわゆる一般的な普通の朝食のメニューを網羅したようなものだった。 なので特筆すべきことはない。 ただ、値段が格安なのでこの内容なら上等と言える。

朝食を食べて、軽く温泉に入ってから宿を出た。7 時半だった。

伊豆半島一周

西伊豆と BOLT 西伊豆

伊豆自体は来たことがあったのだが、あくまで観光地として各種テーマパークを廻っただけであり西側に来たことはなかった。 今回は沼津市から国道 414 号を経て県道 17 号、国道 136, 135 と至るルートで伊豆半島の海沿いを一周することにした。

県道 17 号のあたりは入ったあたりで伊豆・三津シーパラダイスがあったが、そこから先は観光地はないしお店も殆ど無く、そもそも休憩所のようなものも海岸沿いにちょっとしたスペースが設けられているぐらいであった。 わざわざこんなところを通るのは私のようなバイク乗りや地元の人ぐらいという事なのだろう。 延々と海岸沿いを走るのかと思っていたが、所々地形が小高くなっておりワインディングも楽しめた。 バイクならこの道は割とお薦めかもしれない。

国道 136 号に入っても暫くは車通りが少ないまま進んだ。 松崎町から南伊豆町にかけての区間はガソリンスタンドが殆ど無く注意を要した。 この時すでに BOLT の燃料警告灯が赤く光っていたが、できるだけセルフのスタンドが良かったので粘っていたら結構距離が伸びてしまったからだ。 この区間は霧で視界が真っ白で何も見えない区間があった。 車通りが少ないのでゆっくり進めば問題無かったが、ちょっと危険だ。

恋人岬

恋人岬

そういえば、たまたま恋人岬という看板が見えたので立ち寄ってみた。 いわゆる熱い状態のカップルが岬まで歩いて行って鐘を鳴らし、更に愛を深め合うといったものだった。

岬に歩いて行く人はいずれも年齢に上下はあれどペア若しくは男女のグループになっていた。 私一人だけ男一人だったがそんな事は気にせずに岬まで向かった。 岬に行くと鐘とちょっとしたモニュメントが飾ってあった。 確かに眺めが良いが、まぁ若干場違い感を感じてきたので適当に眺めて帰ってしまった。

恋人岬のレストハウスに寄るとお土産が売っていたが、やはりラブラブ度を高めるようなグッズがいろいろ売られていた。 何故か地元の野菜も売られていたので、自宅で食べようと 1 品購入してまた走り続けることにした。

カップルで来れば悪くはないがここだけを目的地にするのはちょっとつまらないといった感じの割と地味めな場所だった。 まぁ伊豆は観光スポットがいっぱいあるのでここだけに寄るというのはほぼありえないが。

道の駅 開国下田みなとで Ra-Maru 下田バーガー

Ra-Maru

国道 136 号から 135 号に変わったところで道の駅が見えたので寄ってみた。 この道の駅はかなり立派で遊覧船なども備えているようだ。 ただ、人もかなり多い。 ここを目的地に据えて来る人も多いのだろう。

そろそろ昼飯時なので適当なものを探していたのだが、なんとグルメバーガーがあるようだったのでそこに入ってみた。 Ra-Maru という店のようで、回転寿司の店の方は並んでいたがこちらは空席もあるような状態だった。 ハンバーガーだと持ち帰りで車内やベンチで食べる人も多いからある程度余裕ができるのだろう。

特に下調べもせずレジに向かったが、金目鯛が具になっている下田バーガーの他、チキンや生ハムのハンバーガーなどの特殊なものばかりで牛肉や豚肉パティの一般的なものは置いていなかった。 看板メニューと思われた下田バーガーをチョイス。 1,000 円だった。

写真の通り、見た目はかなりいい。 大きさはグルメバーガーの中では結構大きい方だった。 金目鯛がなかなか美味しい。上等なフィレオフィッシュのような味わい。 ただ、やはり牛肉のようなどっしりとした感じがないので、あくまで変化球でたまにはいいかな、といった感じに思えた。

残りの国道 135 号はイマイチ

菖蒲 PA 頑者魚介豚骨ラーメン

残りの国道 135 号を走りだしたが、伊東市や熱海市のあたりはやはり東京に近い方面ということで車通りが多く多少渋滞した。 イマイチ面白くなかったので、少しお金を払ってでも伊豆スカイラインから箱根ターンパイクの方に抜けたほうが良いのかもしれない。

ただ、自動二輪でも伊豆スカイラインが 570 円、箱根ターンパイクが 520 円と 110 円で距離の割にちょっと高いのが悩みどころではあった……。 あとやはりバイクだと現金の支払いが凄く面倒くさい。 折角 ETC を積んでいるので ETC に対応して欲しい。

帰路は結局小田原厚木道路から乗ってしまったのだが、帰りに中央道が渋滞 15 km (国立府中から都心まで) とか表示されていたので、圏央道の方に迂回する事にした。 写真は菖蒲 PA で食べた頑者の魚介豚骨ラーメン。 頑者は埼玉では有名な店だがちょっとこのラーメンは味付けが濃すぎてかなり不健康な感じがした……。 ラーメンに健康を求めるのが間違っているのかもしれないが、それにしてもこれはきつい。

菖蒲 PA はカウンターにコンセントが付いていたのでタブレットを充電しながら長時間居座ることができた。 今の時代スマホの充電器とモバイルバッテリーを常備しておくと何かと便利だ。

昨日、今日と 600 km 以上走った気がする。 伊豆もそこそこ晴れており流石に走っている最中でもメッシュジャケットを着ていてもちょっと暑かったので、そろそろ秋口までツーリングはお休みとなりそうだ。

下道のみで富士山に向けて出発

のんきや 醤油手打ちラーメン

本日は夏休みを取得したので、富士山に向けて走るツーリングという事にした。 まず埼玉の西側に向かうが、ある程度日が昇ってしまうとどう進んでも道が混んでいる……。 埼玉の東側に住んでいると西に出るのが辛い。

何とか国道 411 号に出たのだが、既にそこそこ疲れてしまっており、そのまま早い昼食を取ることにした。 奥多摩ツーリングでの昼食として有名なのんきや。 10 年以上前に 2, 3 回行った気がするが、相当昔なのでどんなラーメンなのかもう忘れてしまっていた。

今回ベーシックな醤油ラーメンを頼んだが、確かに麺は手打ちでとても美味しい。 だが、スープが結構臭い。どうも豚骨臭いようだ。 トイレにも行ってみたが、そこまで豚骨の匂いが漂っている……。

この匂いが好きな人は良いのかもしれないが、自分はちょっと……という感じがした。 店員さんの愛想もあまり良くない。

昔行った時はあまり気にならなかったのだが、歳を取ったからアラが気になるのだろうか。

奥多摩周遊道路を無視して国道 139 号で南下

普通奥多摩に来た際は奥多摩周遊道路でワインディングを楽しむのだろうが、既に疲れてしまっていたので無視して国道 411 号でそのまま西に進んだ。 そうしたら道の駅丹波山があったのでそこで休憩し自動販売機でアイスを買って食べた。 そこそこ元気が戻ってきたので、そのまま県道 18 号で南下した。 この県道 18 号は正解だった。なかなか楽しいワインディングで車通りも少ない。

そして国道 139 号に出た。 Google Map で確認すると物凄いクネクネした道が見える (松姫峠) が、これは既に旧道となっており松姫バイパスとして一直線のトンネルが新道となっていた。 バイク乗りとしては若干面白くないが、そのままトンネルで直進し南下した。

国道 139 号を南下しているとそのまま国道 138 号に至り、山中湖が見えてきた。 富士五湖というと河口湖が有名だが山中湖も悪くはない。 砂浜があって湖が波打っている様子が見えるので海みたいに見える。 ちょっと興味が湧いたのだが、若干時間がおしていたのでそのままスルーし先に進んだ。

富士山五合目

富士山五合目

富士山は平日ならあまり混んでないし、もうすぐマイカー規制が始まってしまうので今がチャンスといえた。 富士山に登っていく道は 3 つあるが、その中の静岡方面の南側から上がっていく道 (五合目レストハウスがある方) にしてみた。

山中湖から南下して富士山方面に入った県道 23 号を富士山スカイラインというらしいが、信号が全く無く結構スピードを出して走れる快走路だった。 とはいえ、米軍キャンプが幾つもあるような場所で異様な雰囲気が漂っている場所でもあった。 英語で何か書いてあるようなところが幾つも見えたが、一般の車両が休憩するような場所は殆ど無かった。

そうこうしているうちに、富士山五合目に至る道の分岐に差し掛かった。 この時既にメッシュジャケットだとそこそこ涼しかったので (外気温は 20℃ と書いてあった)、念を入れて防寒の為に合羽を着込んで出発した。

富士山のワインディングは、ところどころ霧なのか雲そのものなのか分からないような霧があちこちで見えて独特な雰囲気だった。 BOLT でも割と走りやすくて楽しめた。

五合目まで登ってみると、妙に日が明るくなったせいか案外寒くなかった。むしろちょっと暑かった。 平日なので車もまばらで落ち着いて見学できた。 トイレも行ってみたがかなり汚く虫が飛び回っているのでお勧めできない。

土産物屋で家族におみやげを購入し、そのまま富士山を後にした。

富嶽温泉 花の湯

富嶽温泉 花の湯

前もってホテルを予約しておいた。富士宮市の富嶽温泉 花の湯である。 富士宮市は富士宮やきそばが有名だが、至って普通の地方都市であり観光地でも何でも無く、この花の湯もスーパー銭湯とホテルを兼ねたような施設になっていた。 こういったスーパー銭湯のおまけのようなホテルはコスパが高いのは前の宿泊でも体感していたが、今回もなかなかで朝食込みで 4,800 円 (税込) という額だった。

ホテルに入ってみると施設自体が新しいようでなかなか綺麗であり、部屋も上等であった。 普通この価格帯のホテルだとトイレと洗面所が共用になっていたりするのだが、何とここはちゃんと客室にトイレと洗面所も付いていた。 それにフリーの Wi-Fi も付いている。

温泉にも入ってみたが、露天風呂がいろいろな風呂があり (炭酸風呂、薬膳風呂、草津風呂など)、結構楽しめた。 ここは家族で来てもいい感じなのではないだろうか。

夕食は隣にスシローがあったのでそこで食べた。7 皿食べて 756 円。安い。

伊豆の国ビールで晩酌

伊豆の国ビール プレミアムピルスナー

伊豆の国ビールという地ビールが 1 階の売店で売っていたので買ってみた。 以前この手の施設に泊まる時は外部でビールとつまみを買っていったのだが、今回は施設内にビールもつまみもしっかり売っていたので外部で買う必要は無かった。

伊豆の国ビールはピルスナーとヴァイツェンとスタウトがあるようで、今回は普通にピルスナーとしてみた。 飲んでみたが、とりたててどうという事もないビールのように思えてしまった……。 私はピルスナーがあまり好きではないから感想がイマイチなのかもしれない。

このホテルは何故かチェックアウトが 9 時までと普通のところより 1 時間早く設定されているし、何故か朝は露天風呂とサウナに入ることが出来ない。 これはちょっとマイナスポイントかもしれない。

まぁ、それがあっても無くても私は 10 時ギリギリまでホテルに残るつもりはないので、適当に晩酌して 10 時には寝てしまった。

乗りまくっている

納車が 4 月 9 日だがもう 5,500 km 乗ってしまった。 ちなみに 6 月 5 日に 4,000 km 達成しオイル交換した。 こんなハイペースで乗っていて果たして大丈夫なのか。

とはいえ、もうすぐ 7 月だし今日も結構暑くてきつかったので、そろそろ 10 月までペースダウンする予定。 エンジンオイル代も馬鹿にならない。

BOLT は買ってよかったと心から思えるバイク

最初はメーターがデジタルでイケてないとか、ハンドルが若干遠いとか、クルーザーなのにタンク 12 L で辛いとか、ニーグリップするバイクではないとはいえやっぱりニーグリップしたい時に出来ないのは辛いとか、いろいろ文句もあった (ハンドルは交換して改善されたが)。 だが、結果的に気の向くままに乗りまくっているのは、要するに「乗っていて楽しい」と心から思えるバイクだという事だった。

常に心地よい振動が伝わる鼓動感。 速度域によってはミラーまでブルブル震えて見えないが、あまり気にならない。 常に左車線をゆっくり流していても楽しいバイク。 「鉄馬に乗っている感」を最も味わえるバイクじゃないだろうか。

バイクには、仕事で疲れたりプライベートで悩みがあったりとかしても、それを全て受け止めてくれる懐の深さがある。 あくまで私にとってはだが。

というわけで、長く乗れそうなバイクを見つけてよかった。

ゴールドウイン GSM1048 メッシュライディングシューズ

近くの 2 りんかんでフィッティングを確かめた上で Amazon で安く購入した。 結果的に大正解でかなり気に入って使っている。 多分この靴がヘタってもまた購入して、寒い時期以外はこの靴を愛用するだろう。

ちなみに上位モデルとして GSM1044 G ベクターライディングシューズもあるのでこちらの方が良いのかもしれないが、ちょっとだけ高い。 GSM1048 の方がメッシュ部分が多いのでより涼しいはず……だが、私が乗っているバイクだと靴を路面と平行にして乗るのでそんなに涼しくない。 GSM1044 の方は防水なので街乗りだけでなくツーリングでも重宝しそうだ。

  • 店によるが実売 1 万円以下で購入できる安価な商品
  • ベルクロでピッタリ止められるのでバイクに乗っている時の安心感が大きい
  • ソールが頑丈そうで長く使えそうに見える
  • デザインがいい意味でライディングシューズっぽくないのでバイクを降りて歩いている時でも違和感が少ない

シャドウを見てバイクに乗り始めた

私が大学生の時にバイクに乗り始めたのは、国産クルーザーであるホンダシャドウを見て格好いいな、と思ったのが始まりだった。 それから今まで結局シャドウは乗ったことが無いのだが、最初これが「ハーレーを模倣したバイク」というのは知らなかった。

私はこれまで 6 台のバイクに乗ってきたが、国産クルーザーに乗るのは今乗っている BOLT で 3 台目だ。 クルーザーというジャンルは見た目が格好いいし、多くの車種が V 型 2 気筒エンジンで鼓動感を大事にしているので、道をゆっくり流していても気持ちいいという事で安全運転に繋がる所が好きだ。

自分にとってハーレーとは

よく国産クルーザーに乗っていると、ハーレーが上位車種であるかのように語られることが多い。 自分としては国産バイクの方が信頼しているので、特にハーレーが性能が高く高い満足感を得られるといった認識はない。

ただ、ハーレーは確かにクルーザー専門メーカーのようなところがあって選択肢がかなり多い。 ハーレーだけ見ているとそこそこ乗りたい気分にさせてくれるところはある。

ただ、私が好きではないのはハーレーという車両そのものではなく、ハーレーを取り巻くコミュニティ、環境だ。 ツーリングに行くとハーレー軍団が徒党を組んで走っているのを見かける事が多いのだが、わざと乗りにくくするようなカスタムをしていたり、爆音を垂れ流していたり直視に耐え難いところがある。 あとガニ股で乗っているハーレー乗りが多いが、非常にみっともなく見える。 クルーザーというジャンルはニーグリップして走るわけではないので、少し股を開くぐらいなら自分もやるのだが、ハーレー乗りのはその程度でなく足を進行方向と垂直に開いている感じで、ワザと大きく足を開いており全く紳士的でないように見える。

選択肢は多いのだが品質に対し値段が高く、盗まれやすく、乗っている人間のイメージが悪い。 それがハーレーだ。 あくまで私のイメージとしてだが。

ハーレーに乗るならトライアンフがいい

個人的にハーレーに乗るくらいならトライアンフにしたい。 トライアンフのスピードマスターとか結構面白そうなクルーザーに見える。 BOLT と同じ方向性のバイクだが燃料タンクの容量 19.5 L というのが BOLT の欠点を克服している。

とはいえ、多分次も国産にするだろう。 折角優れた日本製バイクが安く手に入る環境にいるのに、外国製バイクを選択してしまうのは何故なのか考えてしまう。

本日は関東最凶の酷道と名高い国道 299 号を横断するツーリングに出掛けた。

秩父まで

前回渋滞でイマイチだった国道 463 号ではなく国道 16 号を使用し、途中で県道 15 号に入る道にした。 国道 16 号はなかなか流れが良く、時々混雑することがあったが悪くはない。 県道 15 号は 1 車線になってしまうが同様な感じだ。 秩父に行くときはこの道でいいだろう。

秩父

秩父に入っても土曜日の昼時だからかかなり混雑していた。 秩父という観光地はそこまで見るものが多い感じではないが、やはり山道という関係上バイク乗りが多いし、車もドライブ優先な人が多いのだろう。

それにしてもメッシュジャケットを着ていても暑かった。秩父とはいっても埼玉の平野と気温は同じで暑い。

秩父駅を過ぎてしばらく走ると風景が変わり田舎道を走っている感じになった。 車通りも少なくなり快適になった。

途中でバイクの街小鹿野を通ったのだが、バイクの森が休館しているし特に寄る必要性を感じなかったので素通りした。 自分がバイクに乗っていて言うのも何だが、特に男のバイク乗りがマスツーリングしていたりするとかなり威圧感があるもので、爆音を轟かせていたりすると「これだからバイク乗りは……」などとなってしまうのも致し方無い感じがする。

まずはひとつ目の峠である志賀坂峠をクリアした。 そこまでの印象は無く普通の峠だったが、ここに至るまでに道の駅の類の施設が全く無いので休憩が辛い。

十石峠

まず悪名高い十石峠に至るまでに食事を兼ねて休憩しておこうと上野村にある川の駅うえのに寄り、近くのうどん屋で鴨だしうどんセットを食べてみた。 場所柄だろうが内容に対して値段が高い。 1,150 円もする。 うどん自体は正直これといって特徴を感じなかったし、出し汁もそれほど凝っているようには見えなかった。 何より付いているわさびがチューブのものをただ出しただけなのが良くなかった。 というわけで、多分次は行かないだろう。

そのまま十国峠に突入した。 群馬側は、前情報通りかなりの区間が 1 ~ 1.5 車線な上に見通しが悪く、落石や枝なども所々落ちていたり道路がひび割れていたりと散々な道だった。 ただ、バイクで来た場合は対向車が来ても簡単にすれ違えるので酷道にはならない。 自家用車で来たらその極悪さ加減を存分に味わえるのではないだろうか。 私が走っている時、少なくとも 3, 4 台は車とすれ違ったので、自家用車で来ていたらその都度何とか退避スペースに寄ってやり過ごすしか無いからだ。

ただ、バイクであったとしても悪天候時や夜間はここを走る気にならない。あまりに怖い。

何とか十国峠の展望台に着いたので写真を撮ってみた。 駐車場に停まっているのは全てバイクだった。 十国峠を走っている時も、対向車は車よりバイクの方が多かった。 メッシュジャケットだったので結構涼しいというか寒かった。やはり山の上は涼しい。

長野側へ抜ける道はそこまで酷な道でも無かった。 国道 141 号と一旦合流しなければならないのを知らなくてそのまま直進したので 1 回道を間違えてしまったが、すぐに戻った。

141 号あたりはいかにも市街地という感じだったが 299 単独区間に戻るとまた道が山道らしい景観に戻った。 最後の峠である麦草峠に向かって進んだ。

Wikipedia には以下のように書かれている:

標高は2,120mで、国道299号(メルヘン街道)の最高地点(標高2,127m)は、本来の麦草峠よりも佐久穂町側に数100m寄った地点にある。この地点は、国道では渋峠に次いで2番目に標高の高い場所である。

ちなみに 1 番標高が高い渋峠は志賀草津道路である。

標高が高いという事で、寒い。 メッシュジャケットで寒い場合は合羽を着ようと思って行ったのだが、何とか着ずに頑張った。 若干ゴワゴワするし仕舞うのも面倒だからだ。

そのまま進んでいくとビーナスラインの表示が出てきたので、ついでにビーナスラインにも寄ってみた。 やはり風景はビーナスラインがダントツで良い。 走っているライダーもピースサインをしてくるのが多いので自分も返したりと楽しい。

まさか下道でビーナスライン日帰りが出来るとは思わなかったので、大きな収穫だった。

中央道で帰宅

釈迦堂 PA 海老塩ラーメン

帰りは流石に下道で行く気力が無くなったので、普通に高速を選択した。 中央道諏訪 IC から乗ってそのまま走破。

写真は釈迦堂 PA で食べた海老塩ラーメン。 写真右下に入っている海老ラー油を入れると味わいが変化する。 味が「どこにでもあるありきたりなラーメン」といった感じではなく、なかなか楽しいラーメンだった。

大月 JCT から相模湖 IC, 八王子に至る道がいつものように混んでいたので頑張って走った。 混んでいるのが分かっていたので談合坂 SA で夜になるまで適当に時間を潰してから行ったので、そこまで大きな渋滞にははまらなかった。

本日だけで 400 km 以上も走ってしまった。 さすがに 400 km も走ると疲れる。 後、高速に乗ってしまったので高速代が痛い。

ともかく、今日で国道 299 号を走破できたので満足だった。 今日は入間から秩父に至るまでの道は走っていないが、以前散々走ったので良しとする。

4,000 km 達成したのでオイル交換

愛車の BOLT が 4,000 km 達成し前回のオイル交換 (1,000 km) から 3,000 km 走ったということで YSP にオイル交換に行った。 まだ 2 ヶ月足らずなのに 4,000 km 走ってしまったことに驚かれた。 さすがに夏は空冷の大型バイクで流す気にはならないので距離は伸びないと思われるが、どうだろう。

午後は清水公園に遊びに行った

午後は子どもと清水公園に行ってフィールドアスレチックに参加した。 清水公園のフィールドアスレチックは有料だがそれぞれのアスレチックが雑然と置かれているのではなく番号が振られており 1 つ 1 つクリアしていくタイプのものになっている。 冒険コース 40 個、チャレンジコース 40 個、水上コース 20 個の計 100 個もある。 但し水上コースは水で足がつかないと駄目で身長 130 cm 以上が求められるし、落ちた時の為に着替えも持って行かないといけない。 子どもが 130 cm をクリアしていないので今回はパスした。

正味 3 時間ほど遊んだのだがそれでも全部回りきることができなかった。 日曜日の午後というのもあって若干混んでおり、人気のあるアスレチックの場合並んで待つこともあった。 朝から行かないと全部回り切ることはできないのではないか。

とはいえ、久々に思いっきり体を動かせたようで満足な内容だった。

川口 PA に初めて寄ってみた

川口 PA

今日も早起きして千葉方面にツーリングに出かけることにした。 千葉の房総半島方面はあまり行ったことが無かったのと、海岸沿いの道を走ってみたかったからだ。

まず東京湾アクアラインから木更津方面に出ることにしたので首都高に入った。 地味に今まで寄ったことが無かったので川口 PA に寄ってみた。

やはり川口とはいえ一応首都高の中の PA だけあってかなり狭めだが、売店や食堂などは意外としっかりしていた。 とはいえ朝早く行っただけなので眺めただけで終わった。 気が向いたら寄ってみるのも面白いかもしれない。

ただ、その前の SA が東北自動車道の蓮田 SA という立派なところなので、あえて寄るとしたら蓮田 SA がいっぱいで入れない時ぐらいだろうか……。 その時は川口 PA も入れなそうだが。

海ほたる PA

海ほたる PA

そのまま首都高 C2 からB (湾岸線) に入り東京湾アクアラインを目指した。 途中事故渋滞などもあり全く動かなくなったが何とかすり抜けて対処した。 こういう時にバイクは有り難い。 ただ、すり抜けは危険なのでこのようなキツイ渋滞がない限りは使わないようにしている。

何とか海ほたる PA に着いた時は 7:30 になっていたが、アクアラインは渋滞で動きが遅くても海ほたる PA の方は結構空いていた。 やはり 5F のレストラン街がまだ開いていないので、寄る意味が半減すると考える人が多いのかもしれない。

海ほたる PA は説明不要なほど有名な PA だが何故か SA でなく PA なのが不思議だ (一般的に PA より SA の方が規模が大きい)。 四方海に囲まれているので眺めも非常に良い。 写真は今まで見つけられなかった記念碑で、これはアクアラインを掘削した際のカッターフェイスらしい。 こんな大きなカッターで掘り進んだのかと思うとなかなか面白い。

国道 410 号を南下して酪農のさとについた

酪農の里の牧場

そのまま木更津東 IC まで出て降り、国道 410 号の南下を始めた。 行く前から国道 410 号が千葉の有力なツーリングロードであることを調べてあった。

国道 410 号は最初は見通しの良い二車線道路で暫く進んでいくと 1.5 車線のような割と狭い道も含んだ田舎道になるのだが、 最近長野や岐阜、新潟に行ったのと比べるとどうしても景色やワインディングなどで見劣りしてしまう感は否めなかった……。 ただ、同じ南下をするにしても、海岸沿いの道は混んでいると思うのでこちらを選択して早く着くという目的ならアリかもしれないが、そうでなければ特に次回も来ようとは思わなかった。

その国道 410 号を南下している時にたまたま「酪農のさと」を見つけたので入ってみた。 何とここはヤギの牧場が開放されており、一般人が自由に中に入ることができる上に見張りがいない。 牧場の入口がカンヌキになっているだけなのでそのまま開けておくとヤギが逃げてしまう。 なので「開けたままにしないでください!」という注意書きが結構書かれていた。 また、伝染病防止のようだが入り口に靴で踏み込むタイプの除染剤が用意されていた。

写真の通り、ヤギを近くに眺めることができるのでなかなか楽しかった。 だが、あらかじめ用意された道のみ歩行でき、牧草の中に入るのは禁止されていた。 同じく伝染病予防の為らしい。

酪農の里の展示

また、この酪農のさとには資料館も用意されており、中に入ると 1 階では各種お土産やアイスクリーム、ジュースが販売されていた。 牧場のアイスクリームというとまさに今作ったというソフトクリームをイメージしたが、ただ単にカップのアイスクリームが冷凍庫に入って売られているだけのようだったので買うのを止めておいた。 ……と思ったら後でホームページを見てみたらちゃんと搾りたての乳から作ったソフトクリームも販売しているようだった。 私がよく見なかったか、それとも勘違いしたのか、良くわからないが失敗した。

資料館の方は展示がしっかりしており 2 階にも展示があった。 映像資料などあったので休憩がてらゆっくり眺めていた……が、酪農に興味があるわけもないので段々飽きてきて最後の方は適当に見て終わってしまった。

土曜の 11 時なのに何故か人が少なかったのでゆっくり見ることができた。 閑散としているところが好きな人にはお薦めかもしれない。

ちょうどそろそろ昼時になるので、昼飯を道の駅で海鮮を食べるか、有名なビンゴバーガーを食べるかの選択を迫られた。 九十九里浜まで周る予定でいたので、夕食を食べるとしたら海鮮になるに違いない……ということで、ビンゴバーガーにした。

道の駅 三芳村 鄙の里

目的のビンゴという店は道の駅「三芳村」の中にある。 千葉県三芳村というのが「かつて存在した村」らしい。 今はどこかと合併したのだろう。

国道 410 号から少し離れて目的の道の駅に向かった。 それほど苦労はしなかった。 着いた時に駐車場が狭くて二輪駐車場も無いので停めるのが少し心許なかった……が、よく見たら他の位置に大きい駐車場があった。

ビンゴの前に行ったのが 11:15 頃なのだが、何とその時既に行列が出来ていた。 こんな田舎のグルメバーガーショップが 11 時台で既に行列が出来ているのがびっくりした。 食べログで調べてみても評価が高い。 これは期待が高まった。

早速自分も行列に並び、何を頼むか思案する。 私は東京や埼玉の一般的なグルメバーガーショップであればダブルチーズバーガーでも普通に食べることが出来ていたので、パティ 2 枚にチーズ 2 枚にベーコンといういわゆるダブルチーズバーガー的なポジションと思われた「スーパービンゴバーガー」にしようかと思った。 が、行列に並んでいる時に前の人が受け取っていたハンバーガーを見たら、グルメバーガー基準で見ても相当デカいことに気付いた。 これは流石に食べられないかもしれない。 と、直前になってからベーコンバーガーに方針を替えた。 結果的にこれは正解だった。

ビンゴのベーコンバーガー

ビンゴ ベーコンバーガー

このビンゴという店は屋台なので店内で食べることが出来ないのだが、場所が道の駅なので施設内で食べたり外のベンチで食べることが推奨されていたのでそれに従うことにした。

写真ではサイズ感が伝わらないかもしれないがかなりビッグサイズだ。 ホームページによると和牛 100 % のパティのグラム数は何と 180 g だそうだ。 ということはダブルパティのスーパービンゴバーガーにすると肉 360 g ではないか!

ちなみに一般的なグルメバーガーのパティは 90 ~ 130 g 程度だ。 そして、バンズもパティに合わせて大ぶりのものになっている。

値段も安く、普通のビンゴバーガーは 850 円 (税込)。 スーパービンゴバーガーでも 1300 円 (税込) となっており、通えない位置にあるのが本当に悔やまれる。 後先考えずとにかく限界までバーガーを食べたいという欲求は必ずあるはずで、それを簡単に満たしてくれる店の最有力候補といえる。

食べてみたが、パティは確かに和牛 100 % といえどつなぎを使っているのか「和牛」というほどの味ではなかったが、正直この値段を考えると 100 点の内容だろう。 バンズもしっとりした柔らかいタイプのもので、パティとの相性が抜群だった。

また近くを通った際、というのが次いつになるか分からないが、是非また来たいお店ということになった。 外のベンチで食べたのも開放感があって気持ちよかったし、ハンバーガーとよく合っている。 小洒落たカフェで食べるだけがグルメバーガーじゃないと思う。

鴨川オーシャンパーク

そのまま南房総の海岸沿いまで出て、国道 128 号を使用して鴨川方面に周り始めた。 鴨川、勝浦あたりまでの道は良かった。 進行方向に海が見えるし、潮の匂いが漂ってきて気分が高まる。 このあたりがバイクならではだと思う。

そのまま走っていると鴨川シーワールドという超有名な水族館の前まで来たが華麗にスルー。 道の駅「鴨川オーシャンパーク」に着いたので停まってみた。

この鴨川オーシャンパークには足湯があったので入ってみた。 一応温泉を使っているらしい。 暖かかったからなのか、利用しているのが自分だけだったのでゆっくり入ることができた。 タオルも売店で 100 円で売っていたので有り難く購入して使った。

この道の駅は海水を外から引き込んで、道の駅の中にちょっとした海水の湖を作って子供たちが遊べるような仕掛けになっているように見えたのだが、全く水が溜まっておらず勿論誰も遊んでなどいなかった。 時期があるのだろうか。

そのまま海岸沿いに九十九里まで走り帰路についた

そのまま九十九里まで走り続けたのだが、所々混んでいたりなどしてそこまで快適な道とは言えなかった。 更に、目当ての九十九里有料道路 (とても眺めがいいらしいし二輪料金が安い) が終日閉まっているようだったので使えなかった……。

砂浜も実は勝浦で見てしまったので、あえて九十九里でまた見る必要もない。 そのまま東金方面に向かって帰ってしまった。

しかし、今日だけで 320 km ぐらい走った。 バイクツーリングも大分慣れてきて距離が稼げるようになったのが嬉しい。

そろそろ 4,000 km なので改めてインプレ

さて、私のバイク BOLT R スペック ABS もそろそろ 2 ヶ月が経ち走行距離が 4,000 km に達しようとしている。 そこで改めてインプレを上げてみることにした。詳しくは価格コムの方に載せたので参照頂きたい。今だとバイクブロスの方にレビューを上げるのが良いのかもしれないが、数年前にドラッグスター 400 のレビューも価格コムに載せていたので今回も同じサイトにした。

良いバイク、悪いバイクというのは結局その人がバイクに何を求めるかによって変わってくるわけで、バイクを選ぶ上で自分としては以下の点を重要視していた:

  • クルーザー
  • V 型 2 気筒
  • 見た目がカッコいい
  • ABS 搭載
  • 排気量 650 cc 以上 (今更中型はちょっと)
  • 値段が手頃であること (100 万以上はちょっと考えてしまう)
  • 過度に大きすぎないこと
  • チェーン駆動ではない (シャフトかベルト)
  • ステップボードではないこと

上記を満たしている国産バイクは現状 BOLT かバルカン S しかない。 で、最終的に見た目重視で BOLT にしたというわけだ。

幾つか不満はあるが、それにしても BOLT の鼓動感は素晴らしく、ゆっくり流していても走っている感じがするので気に入っている。 長く付き合っていけそうだ。

道の駅しもつまのまぐろ丼

高速を使わず下道だけで短時間の日帰りツーリングをしてみた。 道の駅しもつま (下妻市) まで行ってみた。

茨城県内の国道 294 号がとても流れが良くて眺めも田んぼだらけでなかなか気持ちいい道路だ。

写真は道の駅しもつまで食べたまぐろ丼。 まぐろが 5 切れしか入ってないのでなんか微妙か……と思いきや、わさびがおそらくその場で擦ったであろう本わさびだった。 むしろわさび丼のおまけにまぐろが入っている感じではないか。 というわけで、わさびメインで食べてみるととても美味しかった。

道の駅しもつま自体は結構しっかりした施設で、食事処も 2, 3 箇所あるし地元野菜を売ってたりコンビニも付いていたりとなかなかいい感じだった。 近くを寄った際はまた行きたい。

6:00 起床して朝食とお風呂

早く寝たのでこの時間に起きた。 ホテル門前の湯が朝食 6:30 からだったのでピッタリに行った。 一番乗りだった。

朝食は和食と洋食から選べるのだが事前に洋食を選んでおいた。 和食、洋食とも予めトレイに配膳されているものを渡されるだけだった。 バターロールとかでなく普通の安っぽい食パンだった……。 とはいえ、それだけで足りない人はカレーを自由によそって食べることが出来るのでちょっとだけ食べた。 というわけで、朝食はそれほど良くないが、わざわざ外に出て食べるのも何なので朝食付きでもそんなに不満はない。

その後お風呂に入ってから少し休憩して 8:30 に宿を後にした。 このホテル門前の湯はかなりコスパがいいのでまた上越市に来た際は利用したい。 まぁ、生きているうちに次来るかわからないが……。

9:00 なおえつ海水浴場

なおえつ海水浴場

折角海の近くに泊まったので、近くの海水浴場に行ってみた。 一番大きいのがこのなおえつ海水浴場らしい。 直江津と書くらしい。

シーズンオフだがサーフボードを持っている人がいたりとちらほら何かしらで遊んでいる人は居た。 浜茶屋は全部やっていなかった。 砂浜の近くに BOLT を停め、波打ち際の近くまで行ってみたが、海がそこまで綺麗に見えなかったのでそこで止めておいた。

上越市に春日山城址があるのを知った。 春日山城といえば上杉謙信だ。 次ここに来るかどうか分からないということで見ようかどうか迷ったのだが、ただの城址ということで安土城址のようにただ堀の残骸まわりを散策するだけになりそうなのでパスした。 正直ツーリングに無理やり観光を入れ込んでも疲れるだけで大して楽しくないのは今までの流れで分かった。 観光するなら家族で行くに限る。

というわけで Google Map で自宅までの最短ルートを検索したら昨日の志賀草津道路を通らないルート、十日町市側を回るルートが表示されたのでそれで帰ることにした。

11:00 道の駅みつまた

道の駅みつまた チャーシュー丼

国道 253 から 353, そして国道 17 号まで走ってきて、朝食が早かったのを思い出しそろそろ食事をしたいと思った。 うまい具合に道の駅が見えてきたのでここで食べることにした。

この道の駅みつまたは何となく停まったのだが、売店や食堂がかなり綺麗というかお洒落だし、食堂のすぐ外に風流な水遊び場のようなものがあって子どもが遊んでいた。 今まで停まった道の駅の中でもかなり雰囲気が良かったと言える。

写真はそこで食べたチャーシュー丼 1,000 円。 これが大正解。 チャーシューが量産型の味ではなく、炙った味がちゃんと出ていて美味しかった。

それにしても国道 253, 353, 17 に至る道はワインディングが多く楽しめた。 新潟とかだと何の変哲もない普通の道でも走っていて楽しいのは、バイク乗りとして見ると現地の人が羨ましい……。

車のナンバーがほぼ「長岡」ナンバーだった。長岡市が新潟県第 2 位の都市なのを今日知った……。

サントリー POP メロンソーダ

いつも自販機で見つけては飲む機会が無かったこの POP をやっと飲むことができた。 ファンタメロンソーダのような炭酸が強い味でなく、あくまで古き良きファミレスのメロンソーダを思い出す味で実に美味しい。

このワザとらしいメロン味! というセリフが頭に浮かんできてしまう。まぁこれはチェリオじゃないが。

風流な水遊び場で遊ぶ子どもを何となく眺めながら飲んで、帰路につくことにした。 国道 17 号をそのまま進むと群馬県に入った。 群馬県に入ったあたりから異常に暑くなってきた。 今日は相当な猛暑のようで、革ジャンだと暑すぎる。 そして道が市街地のものになりつまらなくなり始め、道路も混み始めた。

これは仕方がない。高速を使おう。 と、渋川伊香保 IC から乗ることにした。 そのまま高速で渋滞に遭うことも無く、高坂 SA で 1 回休憩したのみで自宅まで走りきってしまった。 15:50くらいに自宅に着いてしまったので、休憩込み 7 時間で上越市から埼玉の自宅に帰ってくることができた。 結構満足な内容なのではないか。

6:30 出発

今回の目的はビーナスラインと並ぶ絶景ロードとして名高い志賀草津道路を走るというものである。 そしてついでに新潟県上越市に行って宿泊し次の日帰ってくるという予定だ。 全工程下道を使う予定だが 2 日目に埼玉への道が渋滞していたりした場合は止むを得ず高速を使用することにする。

時間が遅くなってしまうと下道が混んでしまうので 6:30 出発した。 革ジャンを着ていたが結構涼しかった。

11:30 軽井沢到着したので鬼押出し園

鬼押し出し園

国道を使用して普通に進んでいき、途中道の駅で休憩するなどして 11:30 に軽井沢に着いてしまった。 ちょっと早いかなと思ったので、以前家族で軽井沢おもちゃ王国に行った際に華麗にスルーした鬼押出し園に行ってみようと思った。

鬼押出し園は周りの風景として無骨な岩が幾つも置いてあり、その中の整備された道を歩いて行くというものだ。 栃木県那須町の殺生石に似ているが、殺生石は無料でこちらは有料。 有料なだけ道も長いし、途中に神社もあるし売店や食堂、カフェなどもあった。 どちらにしても結構地味でストイックに歩き続ける場所なので子供連れとかは厳しいかもしれない。

そろそろ食事の時間か……と思い食堂を見たが観光地価格で食べる気がしない……。 ので手早く見て次のところで食べることにした。

道は客の都合に合わせて 3 タイプ (30 分, 45 分, 60 分コース) があったのだが、歩いているうちに物凄く暑くなってきたので 30 分コースに決めてさっさと切り上げた。 一応途中の神社に参拝はしておいた。

その後売店でお土産を購入。 鬼の置物などなかなかよい感じだが、結構いい値段がする。

13:00 志賀草津道路

志賀草津道路

鬼押出し園が有料道路内にあるのでそこの有料区間の料金は払ってしまったのだが、その有料道路が更に続き志賀草津道路まで続いている。 万座ハイウェーという道路なのだが、これの料金が高い上に志賀草津道路よりは景観が良くないとの事なので国道で迂回する道を選択。 途中若干迷ったりなどしたが無事志賀草津道路に到着。

今回の写真は綺麗に取れた。 所謂絶景ポイント手前あたりは硫黄の匂いがして停車することができない。 ビーナスラインのように空に向かって進んでいく感があるし、ビーナスラインより景観がくるくる移り変わって楽しいような気がするが、甲乙付け難い。 ただ、今日自分が走った時は若干車が多くて快適にワインディングを楽しめたとは言い難かった。 この手の絶景ロードよりも長野や新潟あたりの一般国道の方が空いている分楽しめてしまうというのは若干辛いものがあると思った……。

志賀草津道路を志賀方面に進んだ先のドライブインで遅めの昼食をとった。 適当なかき揚げ蕎麦である。特筆すべき点はない。

16:30 上越市到着

志賀草津道路を抜けた後は上越市に向かって国道を北上していった。 途中の道が畑道みたいなものが多く、一回畑で恐らく自動で散水している水をそのまま被ってしまった。 びっくりしたがすぐ乾いたし「散水中注意」とかなんとか看板が幾つも立っていたので水だとすぐ分かった。 農薬だったら危ないなと思った。

国道 292 から 18 に抜ける北上ルートはあまり面白い道ではなかった。次回はあるのか分からないが覚えておく。

17:00 ヘブンズカフェでヘブンズバーガーを頂く

ヘブンズカフェ ヘブンズバーガー

さて、今回の宿は夕食無しなので行く前に夕食を食べておこうと思ったが、 この上越市は普通の地方都市なので近くにイオンがあったのでそこに行った。 新潟のイオンは初めて入ったが、イオンのショッピングモールなのに名前がアコーレなのに若干びっくりした。 首都圏近郊ではイオン系の激安スーパーとしてアコレが展開されており、それとほぼ同じ名前だったからだ。 そのアコーレ内に入ってみたが、なんかカルディみたいな店があるが名前が違ったり、四六時中が「おひつご飯」ではなくて普通の定食屋みたいな感じな上にラーメンも売っていたりと首都圏と微妙に違うのがちょっと面白かった。 アコーレ内の大してオシャレじゃない所謂場末のフードコートに女子高生がたむろしているのが「地方じゃよくある光景だなぁ」と納得した。

フードコートにもよく分からない安そうなハンバーガーも売られていたがパスし、専門店街にヘブンズカフェという若干大人向けなカフェがあったので入った。 ヘブンズバーガーと照り焼きチキンバーガーと本日のバーガーが選択できる。 本日のバーガーを聞いてみたがデミグラスソースのものらしかったので若干外れそうだと判断しヘブンズバーガーを選択。 バンズが胚芽パンと玄米パンが選べるようなので玄米パンを選択。 全てのハンバーガーは 650 円とかなり安い。

ヘブンズバーガーは要するにチーズバーガーだった。 食べてみたが、肉はハンバーガー用に作られておらず普通の合い挽き肉のハンバーグのようだった。 バンズがとても美味しいので悪くはないが、どうしても肉がパンチが弱い。 これで肉がビーフ 100 % だったらまた来たいかもしれないが……むしろ美味しくても上越市じゃ一生来ないかもしれないが……。

早い夕食を終え、晩酌用のビールとおつまみをイオンのスーパーで購入し、本日の宿へ向かった。

18:00 ホテル門前の湯

ホテル門前の湯

ホテル門前の湯。 ここが土曜宿泊の 1 泊 2 日朝食付きで 4,500 円と異常に安かった。 本館と別館があり、本館側に食堂と大浴場がある。別館はただの泊まる場所。 そして別館という事で予約しておいた。 やはり本館の方が高い。

部屋に入ってみたが、多少狭い気もするがこの値段にしては綺麗な部屋だ。 トイレ別だがトイレも綺麗なので気にならない。 別館の入り口はオートロックになっているのも安心だ。 あと今ではよくあるがフリーの Wi-Fi も完備されているので Nexus 9 を持ち込んであるので YouTube などで暇を潰すのに役立った。

大浴場も行ってみたが、普通のスーパー銭湯のような格好だ。 ここはスーパー銭湯+ついでに宿泊、というスタイルなのだろう。 なので風呂はそれなりに大きく、小さいが露天風呂もあり、サウナも 2 種類 (低音塩サウナ、高温サウナ) 用意されており、なかなか満足できた。

21:00 晩酌してほどなく就寝

ローグブルータル IPA

イオンで買っておいたローグ ブルータル IPA とジャガビーを取り出し一人で晩酌を始めた。 この IPA はたまたまイオンに置いてあったのでちょっとスマホで調べた上で買ったのだが当たりだった。 IPA らしさ漂うホップの強烈な苦味が来て、それでいて柑橘系のフレーバーが後味に余韻として残る感じで割と今まで飲んだこと無い美味しさだった。 まぁ、普段飲みには高すぎて使えないが、こういう時に飲むのには悪く無い一品だと思った。 IPA 好きには文句なくお勧めできる一品だ。

明日も早くから行動したいので、その後適当に YouTube など観て寝てしまった。

8:00 宿を後にする

ヒュッテ霧ヶ峰と BOLT

所々目が覚めてしまったのだが 6:00 から入浴可能というのを聞いていたので起きて大浴場に行ってみた。 やはり古さは感じるが不潔な感じはしないのは同じだった。これならそこそこ快適に使える。

朝食も頂いたが、これもやはり夕食と同じ感想を持ってしまった。 繰り返すが、値段が値段の為仕方ない。それを承知して泊まっているわけだし。

天気予報を見ると午後に雨の予報が出ていたので、あまりゆっくりしているわけにもいかないというわけで朝食後ちょっとゆっくりしてから宿を後にした。 昨日のビーナスラインの景色が気に入ったので、もう一回白樺湖からここまでのルートを 1 往復した後、ビーナスラインの終点である美ヶ原まで上がっていくことにした。

美ヶ原まで

ビーナスライン展望台

美ヶ原までの感想はやはりビーナスラインの解説サイトに書いてある通りというか殆ど同じである。 白樺湖から霧ヶ峰までの風景が最強だが、そこから美ヶ原までの風景もなかなか良い。

写真は終盤にある三峰展望台というところで撮影した。 霧がかかっていて全然見えない時もあるようだが、この時は天気が良くてこのように綺麗に撮影することが出来た。

ビーナスライン全般に言えるが BOLT のようなクルーザータイプのバイクでも割と楽しんで走ることができた。 要するにキツいブラインドコーナーはないし、路面状態が悪い箇所……は白樺湖より手前には幾つかあったがそれより後はあまりない。

ただ、美ヶ原を抜けた先に更に上に抜けるときの県道 464 号の道はあまり良くなかった。県道 178 号で東に抜けるのが正解だったか。分からないが。

後はひたすら埼玉に向かい走る

高速で短時間で走り切るつもりが意外に時間がかかってしまった 1 日目の反省から「高速は使わないほうがいいんじゃないか?」と思えてきたので、帰りは全て下道で帰ることにした。 何しろ松本 IC まで行ってしまうと高速代も結構高い。往復してしまうとかなりの金額になる。

秩父へ繋がり埼玉中心部へ抜ける酷道と名高い 299 号で帰るのが楽しそうなのだが、天気が悪くなりそうなので今回はパスして国道 254 号で帰ることにした。 岐阜県や長野県を走って分かったのは、国道といえどもこの辺りの県だと信号も少ないし普通に峠を越える道になっていたりするので割と楽しめるということだった。

ただ、群馬あたりに差し掛かった途端その楽しい感覚は打ち砕かれた。渋滞だ。 あと天気も悪くなってきてしまい、ついに雨が降りだした。初めは非常に弱かったのでそのまま走り続けたが、雨が強くなってきたので脇に停めレインウェアを着込んだ。

埼玉に入った辺りの渋滞が特にひどく、ここは無理せず高速を使っておけば良かったと思った。 埼玉で車を運転している人は分かると思うが、北や東に出るのは高速を使いやすいのだが西は意外と素直に行きにくいので悩んでしまう。 電車も似たようなところがあるか……。埼玉は東西の連絡が弱いのが特徴。

ともかく 17 時頃自宅に到着し、長い旅を終えた。3 日間の総走行距離 800 km 強。3 回ガソリン補充した。

旅館を後にして今回の目的であるセンターフォーハンバーガーズに向かった

お宿八兵衛と BOLT

普通に 5:30 に起床しまた大浴場に向かった。 いつも朝起きて顔を洗うのだが、個人的にはその時風呂に入って顔を洗うが好きだ。 何か余裕のある時間を送れている気がするからだ。

7:00 に朝食を頂いた。 やはり場所柄西洋の方も泊まっているが、食事中もどうにも五月蝿い……。 楽しいのは分かるが食事中くらいもう少し静かにしてもらえないだろうか。

モノを食べる時はね 誰にも邪魔されず自由で なんというか 救われてなきゃあダメなんだ 独りで静かで豊かで……

孤独のグルメより引用。まさにこれが頭に浮かんだ。

ちなみにお宿八兵衛の朝食はよくある質素なものだが、高山の名物である朴葉味噌がテーブルの上で焼いて食べられるのがとても良かった。 この値段でこの内容ならば結構満足なのではないだろうか。 高山に用事があることなどそうそうないと思うが、機会があったらまた利用したい。

というわけで、名残惜しいが今回の目的であるセンターフォーハンバーガーズに向かうため宿を後にした。

9:00 飛騨高山まちの博物館

飛騨高山まちの博物館

時間がちょっと早いのでまた観光することにした。 とはいってもお金は掛けたくない。

暫く流して走っていて目に止まった。飛騨高山まちの博物館。無料。 よし、これだ。……と思って立ち寄ろうとしたらバイクの駐車場がない。 係の人に聞いてみたら、ちょっと走った先にバイクの駐車場があるという。 ちょっと歩くが、そもそもセンターフォーハンバーガーズがまちの博物館から近いので、停めたままハンバーガー食べにいける。これはいい。

空町駐車場というところだった。 「そらまち」というと何かスカイツリーを思い出してしまうが、要するに空のように高い所にあるという意味らしい。 普通車が 30 分 150 円とか書いてあったので、もしかしてバイクも同じ?……と恐る恐る係員に聞いてみたら、何とバイクは無料とのこと。 何と有り難いことだ。

高山にまた来ることがあったら覚えておいて使いたい。 まぁまた来るのが何年後になるか分からないが……。

飛騨高山まちの博物館 火消し纏

博物館の閲覧する部屋は 14 ほどもあり無料にしてはかなりボリュームがあるのだが、内容自体は地域に密接したもので正直高山市に興味が無いと厳しい部分が多い気がした。 なので基本的に流し見する程度に止めたが、写真の火消し纏だけは少し目を引いたので写真に撮ってみた。 このようなものを振って消防活動を行っていたとは実に風流だ。……消火活動なのだから風流とか言ってられないか……。

映像資料を流している部屋も幾つかあってじっくり見ていれば結構時間が潰せそうだが、 内容が周りの飛騨山麓についてだとか、なんとか市がどうのとか、やはりこの辺りに興味がないと楽しく見れそうにない感じだったのでパスした。

適当に眺めたら 10 時になりそうなのでそこでセンターフォーハンバーガーズに行って場所を確認だけしておくことにした。 11 時開店なので 10 時でも 1 時間前。幾らなんでもまだお客などいるはずもないだろう。そう思っていた。

1 時間前でも並んでいた

センターフォーハンバーガーズ ファザード

センターフォーハンバーガーズに付いたら何やら入り口に 2 人組がいる……。 私も暫く入り口に留まって眺めていたが、どうやらこの 2 人組は並んでいるようだ。 1 時間前でも並ぶグルメバーガーショップ。しかも新規開店でも何でもなく東京のような大都市でもない。

ただ様子を見に来ただけのつもりだったが、こうなっては自分も並ぶしかない。 何しろ埼玉から来てわざわざ泊まってまで来ているのだから、絶対に外せない。

というわけで並んでいたら 2 人組の方から話しかけてきた。 まぁ要するに雑談なのだが、自分は飛騨牛バーガー目当てで食べに来たこと、埼玉からバイクで来たこと、それ以外の目的は無いことを打ち明けた。 2 人組はこの後飛騨牛寿司も食べるが、向かって右側の店のほうが美味しいことを教えてもらった。 有り難い。有り難いが、自分はあくまで目的はこの飛騨牛バーガーだし残念ながらビーナスラインに向かわなければならないので時間がない。

そのまま 20 分ほど並んでいたら店員が出てきて「最近行列を作っていると周りからいろいろ言われるものですから、名前と人数を教えてください。店は 10:45 から入れますのでその時間にまた来てください」と言われたのでその通りにして散策することにした。

高山商店街

高山の商店街

高山駅周辺は商店街なのだが、恐らくわざとそうしているのだと思うがかなり古い町並みが多く、外国人観光客、特にヨーロッパ系の外国人が目立つのが際立つ。 最近行った場所だと草津の温泉畑周辺とかああいった雰囲気に近い感じだ。

写真を 1 枚撮ってみた。ここから入って行くと先ほどの 2 人組が教えてくれた飛騨牛寿司屋が見つかった。 確かに左右に寿司屋がある……。 美味しそうなのだが、今回はパスすることにした。 他には抹茶などを出している茶屋や、土産物屋など、恐らく観光地に求められているものは全て揃っているように見えた。

家族におみやげでも買おうかと思って何となく見繕っていたが、どうもイマイチ決め手が無くて選び損ねた。 そして若干人が多くて散策するにも嫌になってきたところで、時間が近くなってきたのでセンターフォーハンバーガーズに戻ることにした。

センターフォーハンバーガーズ大混雑

センターフォーハンバーガーズ メニュー

10:45 に店に戻っていると行列……ではなく人だかりが出来ていた。 内容を聞いてみると 10:45 に来たが今からだと 12 時半以降のご案内になるという話だった。 何と 2 時間待ちか!? 11 時開店だからと 10:50 あたりに来なくて本当に良かった……。 下手したら折角泊まってまで来たのに飛騨牛バーガーを食べ逃がすところだった。

ほどなくして店員に中に案内された。 センターフォーハンバーガーズはちょっと奥に入っていく場所にあった。 ファザードはちゃんと通りに面しているのだが、店の入口はそこからちょっと入っていった所にあるということ。

1 人客なので当然カウンターに案内された。 飛騨牛バーガー以外眼中に無かったので見る必要も無いのだが、メニューを撮影してみた。 ちなみに、税別・税込が書かれていないが税込である。 なので今のところは 2,300 円ポッキリなのだが、メニューに書かれている通り今日を逃すと 2,650 円に大幅値上げされる。

ちなみに普通のハンバーガーは 760 円 (税込)。こんな行列が出来る店にしては安すぎる……。

飛騨牛バーガーを頂く

センターフォーハンバーガーズ 飛騨牛バーガー

10 分ほど待って飛騨牛バーガーが出てきた。 写真の通り飛騨牛パティがたっぷり含まれている。 後、トマトとオニオンが別盛りになって出てくるのが特徴。自分の好みで適宜ハンバーガーに盛って食べるらしい。

これは期待が高まる!と、食べてみた。ん……?

  • 確かに飛騨牛パティはとてもジューシーで美味しい
  • バンズは意外と普通
  • パティは確かに凄いが具材がノーマルなハンバーガーなせいか重層感が無い……

あれ?普通にアボカドチーズ食べたほうが美味しいんじゃ?と想像してしまった。

例えばラーメンの味を語る場合、まず第一にスープが決め手であって、その次に麺、具はオマケ的に語られる (つまり普通のラーメンでもチャーシューメンでもスープと麺が同じなら美味さにそれほど違いは無いという事) 事が多いと思うが、ハンバーガーの場合はそうではなく、ラーメンで言うところの具 (チーズ、アボカド、エッグ、ベーコン、etc...) が結構味に影響してきてしまう。

それでいうところの飛騨牛バーガーは「具とパンがドノーマルで肉だけ最強バーガー」となっており、自分としては美味いことは美味いけど絶対的な美味さではないように感じてしまった。 というわけで、次回この店に行くことがあったならば、多分ホワイトマッシュルームバーガーとかにすると思う。

11:30 にセンターフォーハンバーガーズを後にした。ここまでは予定通り。

あえて国道 361 号でビーナスラインの手前まで行く

野麦街道

昨日の国道 158 号で戻るのが最も早いのだが、それではつまらないので予定通り国道 361 号でビーナスラインの手前まで出ることにした。 国道 361 号は最初のうちは走りやすい道で確かに良かったのだが、段々道が悪くなっていってブラインドコーナーも多くなり、鍵穴トンネルみたいなのに入ったのだがこれが 1.5 車線分ぐらいしかなく対向車が来たらすれ違うのに苦労した……。これが所謂昔の酷道部分ということだろうか?間違えて紛れ込んでしまったのだろうか……。

※国道 361 号は昔劣悪な「酷道」だったらしいが現在はバイパスが出来て改善されたらしい

野麦街道のところまで来たので、時間がありそうなので折角だからと野麦街道の方に入っていった。 これも不味かった。国道 361 号より更に悪い路面状態、ブラインドコーナー続きで BOLT だと非常に辛い。 BOLT は悪路に弱すぎる。サスが固くて路面状態の悪さを過敏に拾ってしまう。

そんなこんなで景色の良さそうな場所を見つけて写真を撮ってみたが、すぐに虫が集まってくるので落ち着いていられない。辛い。

野麦峠

野麦峠

虫が多くて休憩も満足に取れない中頑張って走り続け、やっと野麦峠に到着した。 野麦峠は小さな茶屋と展望台のようなもの、あとトイレと博物館もあった。 博物館に行こうとしてみたが入場料 500 円とか書いてあったので止めておいた……。

写真は展望台のようなものから撮影したものだ。写真に見える屋根が確かその博物館だ。

茶屋というか喫茶店も良さそうなのだが、若干金が勿体無いので横に置いてある自動販売機で缶コーヒーを買って飲んでいた。 場所柄かバイクが結構やってくる。私と同じようにアメリカンタイプのバイクだったり SS やツアラーだったり、タンデムしていたりと様々だ。 しかし岐阜県側の野麦街道はどのバイクでも辛いと思うのだが、そうでもないのだろうか……。 少なくとも私は次は走りたくないと思ってしまった。

そのまま野麦峠を出て残りの野麦街道を下っていった。長野県側はそんなに酷い道路ではなかった。 ビーナスライン手前まで来た時には 4:30 ほどになっていた。まぁ予定通りではあった。

ビーナスライン

ビーナスライン

ビーナスラインの予習は散々していたのでビーナスラインに入った瞬間風景が大したことないのには全く驚かなかった。 ビーナスラインの醍醐味は白樺湖を越えた所から始まるからだ。

白樺湖を越えていくと途端に風景がガラッと変わり高原道路の様相となった。 草原を縫って走っていく感じで、ワインディングを登って行くと視界の外に空、雲、そして遠くの山々が開けていくのが見える。

写真撮影スポットも何箇所も用意されていたので私も撮影してみたが、この写真だとビーナスラインの魅力を全然表現しきれていない。 「ビーナスライン」で Google 画像検索して頂くのが一番いい。

わざわざここまでやって来て本当に良かった、と思った。絶景ロードの常に上位に入ってくる場所というのも納得した。

ヒュッテ霧ヶ峰

ヒュッテ霧ヶ峰

さて、ビーナスライン中盤の霧ヶ峰に今日も宿を取っていたのでそこに向かった。ヒュッテ霧ヶ峰である。 ここも二食付きにしたのだが破格の安さだ。

まず部屋に案内された。かなり年季が入っている……。調べてみると昭和 17 年に出来たところらしい。納得した。 部屋の中に冷蔵庫が無い。外から飲み物を持ってきた場合これだと辛い。 トイレなどもかなり年季が入っているが、洋式便座などはウォシュレット付きのものになっている。後から付けたのだろう。勿論和式の便器もある。 今では考えられないが男が男性用トイレに入る際に女性用トイレの中が見えてしまう……。これも昔からあるからということだろうか。

また、お宿八兵衛のように布団は最初から敷いてなかったので自分で敷いた。 全体的に古さが目立つがそれが「不潔」ということではなく清掃状態は良いように見えるのが幸い。 夕食時に食堂にも入ったが割と良い風情が出ており、古くて嫌な感じという印象は受けない。

夕食。写真には撮らなかったがすき焼きと焼き魚やその他諸々といったところだが、お宿八兵衛のものと比べるとどうしてもグレードが落ちているように見えてしまった……。これもやはり値段が値段だから仕方ないというところだが。これなら同様に素泊まりか朝食のみにして外で食べたほうが良かったのかもしれない。

昨日と同様だが Nexus 9 をいじる以外特にやることもないので 22 時に寝ることにした。 お宿八兵衛のように五月蝿い客はいなかったが、建物が古いせいが防音性が皆無で人が廊下を通るだけでかなり音が聞こえる。 誰かトイレに行くだけで音が聞こえるわけで、快適とは言いがたい。 自動販売機でビールを買って、といってもまたスーパードライなのだが、適当に飲んで寝てしまったが中途半端な時間に起きてしまって布団の中でもぞもぞしてまた寝た。やはり足音で起こされてしまった気がする……。

5:30 出発

早く起きることができたので 8:30 予定だったが 5:30 に出発できた。 元々は関越自動車道を使用して北側から回るつもりだったが、時間がありそうなので混みがちな中央自動車道で行ってみた。 まだゴールデンウィークなのでどうかな……と思ったが、時間が早かったお陰で全然混んでいなかった。

7:30 談合坂 SA 到着, 9:30 双葉 SA 到着

双葉 SA 展望台から 乗っているバイクが BOLT でウインドシールドを付けていないので、高速といえど割と休憩を入れないと疲れてしまう。

7:30 に談合坂 SA に到着し 9:30 に双葉 SA に到着した。 双葉 SA には展望台があったので登って写真を撮ってみた。 割と綺麗に撮れている。

双葉 SA ではマスツーリングしているチームのメンバーが以下のように話していた:

男 A: おい、無茶すんなよ!140 も出しやがって。アメリカンでついていけるかっての!!
男 B: いや 140 も出してねーよ!!

……正直私の BOLT だと 80 〜 90 km/h 巡航が快適なラインで、最大でも 120 km/h までしか出したことがない。それ以上は無理だ。 ウインドシールドを付けると違うのかもしれないが、見た目が気に食わないし高いし今使ってるカバーが使えなくなるしで、絶対つける気にならない。

11:00 諏訪湖 SA 到着

諏訪 SA さくら丼

11:00 に諏訪湖 SA に到着した。 諏訪湖 SA からは諏訪湖が眺められるので景色が良い。 レストランから諏訪湖を眺めながら食事を取ることができる。

朝早かったので、お昼にはちょっと早いが昼食を頂くことにした。 写真のさくら丼がそれである。さくら丼とは要するに馬肉 (桜肉) の丼飯だ。 1,300 円だが確かに馬肉で美味しかった。

レストランはまだ早かったので人が少なかったのだが、 隣の席に明らかなソロツー中と思われるバイク乗りが座っていた……。 特に話しかけはしなかったが、やはり同じような境遇で一人で走っているのだろうか、と想像した。

ここまで 250 km ほど走ったと思うが 5 時間半もかかってしまった。 80 km/h だと 3 時間強で走破できる距離なのだが、要するに走っている時間と同じくらい休憩を取ってしまっていたということだ。 しかしそのくらい休憩しないと疲れが溜まるので仕方ない……。

諏訪湖 SA ハイウェイ温泉

諏訪湖 SA の中にはなんと温泉施設もあった。 ハイウェイ温泉だそうで 590 円と高速上にしてはなかなか良心的な値段。 とはいえ開いている時間が 10:00 から 21:00 と若干短い。 高速上なのだからもう少し開いていても良さそうなものだとは思った。

私は旅館に泊まる予定だったので特に温泉には入らなかったが、若干身体が冷えていたので予定が無ければ入ってみたかった。 この日はゴールデンウィークにしてはかなり暑い日のようだったが、やはり早朝に高速で走ると身体が冷える。

入らなかったが中はどんな感じか気になったのでネットで検索してみたが、当然だが内風呂だけの割と地味な感じのようだった。 まぁそれでも高速上で入れるだけ有り難い。車は関係ないがバイクだと身体が冷えるのでかなり体力が回復する。

12:00 松本 IC 到着して国道 158 号に入る

R158 道の駅 風穴の里

そんなこんなで 12:00 に松本 IC に到着した。 予定上は 2 時間前倒したが予定より 3 時間早く出発しているので実質 1 時間遅く到着したことになる。 休憩をしっかりとったとはいえ 270 km 走破するのに 6 時間半もかかってしまったとは……。

そこから飛騨高山に向かうには高速は使えず国道 158 号線を行くのみとなるので、近くのセルフスタンドでガソリンを補給してから出発した。 ほどなく道の駅「風穴の里」が見えてきたので休憩の為立ち寄った。

まず虫がとても多い。 停車しているだけで蚊のような小さい虫がブンブンと飛び回ってくる。 それも道の駅だけでなく道の確認の為に路側帯に停めた時もほぼ全てである。 時期が悪かったというのもあるが、これだと長時間停まっているわけにはいかず、なかなか辛い。

風穴 (ふうけつ) というのがよく分からなかったので公式サイトで調べてみた:

風穴の里の橋から

風穴(ふうけつ)とは?

古くから松本市安曇の稲核(いねこき)地区には、山のれき層の間から冷たい空気が吹き出す場所が数箇所ありました。横穴を掘って、内部を石積みした室(むろ)を作りますと、まさに天然の冷蔵庫ができあがります。真夏でも内部は6~8℃を保っており、電気がない時代に食品を保存できる場所として漬物や野菜などの保存に使われておりました。

要するに古い時代の冷蔵機能を持った貯蔵庫の事のようだ。

風穴の里から案内が出ていたので歩いた。 目的の風穴までは 10 分弱歩いたと思うが、写真はその途中にある大きい橋の頂上から道路側を撮影したものだ。 なかなかよく撮れているのでここに載せる。

風穴の写真は正直ここに掲載するほど立派なものでも無かったので割愛する。 温度計が設置されており、確かに 6℃ を指していた。 勿論外の温度は 10℃ 以上高い。

国道 158 線が予想より早くパスできたのでついでの観光

飛騨の里

松本 IC を降りた地点から高山駅周辺まで実に 90 km ほど山道を走らなければならないのが分かっていた。 正直辛いと思っていたが国道 158 線は山間を縫って走るような道で風景がとても良く、湖のようなものもちらりと見えてそれが美しい。 信号が無くてスムーズに走れる上に道路状況も劣悪なところはほとんど見受けられなかった。

結局その 90 km を道の駅での休憩を入れても 2 時間ほどで走破してしまった。 予定だと 4 時間半で組んでいたのだが嬉しい大誤算となった。 正直高速より全然楽しかった。次も高山に行く用事がある際はこの道を使いたい。

あまりに予定より早く着いてしまったので、どこか 1 つ観光でも行ってみようと思った。 良く分からないが目についた飛騨の里というところをチョイスした。 入場料 700 円との事だが目をつぶることにする。 ちなみにバイクの駐車は無料だった。

しかし、以下の点で「走っていたほうがマシだった」と後悔した:

  • 飛騨の里の中どこに行っても蚊のような虫がブンブンうるさく不快
  • 日本人より外国人 (アジア系でなくヨーロッパ系) が多く異様な雰囲気、結構うるさい
  • 自分にとっては展示が地味ですぐに飽きてしまった

まぁ写真だけは割と格好良く取れたのでそれだけが救い。 あと休憩所内は比較的虫が少なかったので、そこで食べた自動販売機のアイスは美味しかった。

お宿八兵衛到着

お宿八兵衛到着

お宿八兵衛という旅館がゴールデンウィーク中にも関わらず意外と安かったので予約しておいた。 二食付けてもそれほど値段が上がらなかったので、豪華に朝夕食ありで予約していた。 18:30 チェックイン予定で 16:00 頃行ってしまったのだが普通に中に招き入れてもらった。

あと私がバイクで来た雰囲気を醸し出していたので、

「あ、バイクで来られたんですか?でしたら、うちのガレージを使ってください。バイクの方は大事にしてますので」

と有り難いことに屋根付きのガレージに置いてもらえることになった。 とてもいいサービスだ。 部屋の案内とかもとても手短にやってもらって、一人で対応している分には煩わしくなくていい。 それなりに値の張る宿に泊まると中居さんがかなり丁寧になるが、その対応も少し面倒くさいと思ってしまうから却って有り難い。

お宿八兵衛で泊まった部屋

写真が実際に宿泊した部屋である。 まぁ豪華な感じは全くせず、可もなく不可もなくといった感じだが、一人なら十分だろう。

なんと最初から布団が敷いてあった。これはこれで良い。 あとバス・トイレ無しだが、トイレは近くにあるので別に問題なし。

ただ 1 点気になったのは防音があまり良くなく、廊下の騒音とか普通に聞こえるので外国人のうるさい喋り声が普通に聞こえてしまう。 防音性に関してはこの値段だと仕方ない部分だと思うが、もう少し静かに喋ってもらえないだろうか……。 寝ようと思っている時もこれだと厳しい。

食事まで時間があるので大浴場に行った。 電気が消えていたので何かと思ったら「節電中なので使い終わったら消してください」と書いてあった……。 まぁ安い旅館だとこういう所に気を使っているのだろう。私は初めて見たのでちょっとびっくりした。

しかしお風呂は地味に露天風呂も付いていたので結構満足だった。 露天風呂は 1, 2 人しか同時に入ることができないタイプで、何か貸切風呂みたいな雰囲気だ。 全体的に不潔な感じは全く無く、印象は良かった。

お宿八兵衛夕食

写真は夕食だ。 これの他に天ぷらと蕎麦、勿論ご飯もあり私には十分な量だった。

ビールも頼んだのだがこれがアサヒスーパードライしか無くてそれはちょっと困ってしまった。 折角飛騨高山に来たのだから飛騨高山麦酒を飲んでみたかった……。 ラインナップに加えていただけると有り難い。

あと、私は高山に着くまで知らなかったのだが、もう少し田舎だと思っていたが高山駅周辺はかなり人で賑わっていたし、コンビニも各地にあった。 この宿からは若干歩くが、それでも近い距離にコンビニもあるし夕食を食べる場所もいっぱいありそうに見えた。 なので夕食ありにせず外で食べてから泊まるのもアリだったかもしれない。 それだけで結構節約できるはずだ。

一人で割と早く宿に来ても、実はやることがなくて Nexus 9 をいじっているしかなかった……。 なので 22 時には寝てしまった。

人生初のロングツーリング計画

5 月 7 日から 9 日までで 2 泊 3 日のツーリングを計画している。 実は私が最大でやったことがあるのが 1 泊 2 日なので 2 泊 3 日でも人生初のロングツーリングという事になる。 勿論北海道ツーリングなどというものもやったことがない……。 今回の目的はほぼセンターフォーハンバーガーズの飛騨牛バーガーと絶景ロードとして日本で必ず五本の指に入るというビーナスライン走破である。 流石に 2 泊 3 日ともなるといろいろ心配なので事前に計画を練っておく。

まず大前提としてセンターフォーハンバーガーズは 5/9 はお休みというのが分かっているので先に飛騨高山に行くしかない。 つまり 5/7 は飛騨高山に泊まり 5/8 はビーナスライン上のいずれかに泊まるものとする。

5 月 7 日 全力で飛騨高山に向かう

この日は前半 14:00 頃まで高速をひたすら走り、その後下道で 4 時間半かけて飛騨高山に向かう予定。 休憩を入れたらこのくらいがいい。 また、もう少し早く起きて出発できればもっといい。

時間 総走破距離 走破距離 内容
8:30 0 km - 自宅出発
12:00 210 km 210 km 高速をひたすら走りこのあたりで昼飯
14:00 270 km 60 km 高速をひたすら走り松本 IC 到着
18:30 360 km 90 km 国道 158 号をひたすら走り高山駅近くの民宿到着

5 月 8 日 飛騨牛バーガーを食べてビーナスラインに向かいつつ山道を堪能

センターフォーハンバーガーズが 11:00 開店なので開店同時に行って飛騨牛バーガーを食べてからビーナスラインに向かう。 昨日と同じ道だとつまらないので国道 361 号の方を使う。 これまた絶景ロードと名高い「野麦街道」を通れれば良い感じだ。

この日の走破距離が少なくなってしまうのはまずセンターフォーハンバーガーズに行かなければならない関係上仕方ない。

時間 総走破距離 走破距離 内容
10:00 0 km - 民宿出発
11:00 5 km 5 km センターフォーハンバーガーズ到着、飛騨牛バーガーを注文して食べる
11:40 5 km - センターフォーハンバーガーズ出発
17:00 145 km 140 km 国道 361 号をひたすら走り、可能ならば野麦峠に寄り道しつつビーナスライン開始地点 (茅野市) まで向かう
19:30 185 km 40 km ビーナスライン中盤の白樺湖あたりの民宿に到着

5 月 9 日 ビーナスラインを上に抜けつつ高速まで向かってそのまま帰る

ビーナスラインの終点まで行き県道 464 号、62 号を使用し北東に抜け東部湯の丸 IC を目指し、そのまま帰宅する。 最終日は若干余裕がありそうなので、ビーナスラインをゆっくり見てもいいかもしれない。

時間 総走破距離 走破距離 内容
9:00 0 km - 民宿出発
10:30 30 km 30 km ビーナスライン終了 (美ヶ原到着)
11:00 45 km 15 km 県道 464 号終了
12:00 75 km 30 km 東部湯の丸 IC 到着
13:00 125 km 50 km 適当なサービスエリアで昼飯
17:00 275 km 150 km 自宅到着

果たして計画通りいくだろうか

それなりに余裕を持った計画にしたつもりだが、果たしてどうだろうか。 実際に走行して確かめたいところだ。

クルーザーにタンクバッグというのは邪道なのだろうか

私の BOLT にはデグナー製の片側のみのサイドバッグを付けているので、いつもその中に雨具を入れて走っている。 雨具の他に車載工具や Nexus 9 や降車時に被る帽子なども入るが、流石に他はそんなに入らない。

また、ツーリングで乗っていて困るのが地図が見えないことで、 一旦路肩に停車してスマホを取り出して地図を確認してまた走りだす……ということを繰り返す。 昔はツーリングマップルでどこでも行ったものだ。また、困ったときはタブレットを地図がわりにするなどしてみたい。

というわけで、まず2りんかんでタンクバッグがフィッティングするかを試してから購入してみた。 デグナー製タンクバッグには普通のツーリングマップルが入る A5 サイズと一回り大きいツーリングマップル R が入る B5 サイズのものがある。 今回私は一回り大きい方の B5 サイズの方を選択してみた。 それが NB-29MAG である。

BOLT にちゃんと乗るので安心して買っていい

NB-29MAG on BOLT

写真の通り BOLT にちゃんとフィットする。 ハンドルと干渉するようなこともない。 脱落防止用にハンドルにかけるベルトも付属しているが、マグネットで強力に張り付くので普通は必要ないだろう。

デザイン上の問題だが、タンクバッグの下側に黒い部分とコインケースが付いているので BOLT のようにタンクが多少傾斜していると 走っているうちにツーリングマップルが下の方に向かって落ちてきてしまい、下の部分が見えなくなってしまう。 BOLT ならばタンクバッグを上下逆に取り付けることもできるので、逆に付けると落ちてきても黒い部分が無いのでちゃんと見ることができる。

ちなみに地図の代わりに Nexus 9 を入れて Google Map を開いて走ってみたが、 コンパス (磁力センサ) はタンクバッグが磁石を使用しているので多少干渉しているのか明後日の方向を向くことがある。 場所的には正しい位置を指し示しているのが見える。 ただ、バッテリーを食うのでモバイルバッテリーを持ち歩いて且つ必要な場面でのみ使用する感じでないと苦しいだろう。

※マグネット式に精密機器を入れるのは故障の可能性があるのであくまで自己責任でお願いします

道の駅を巡る旅

道の駅羽生の石碑

何となくどこか行こうと思って朝早くから出掛けたのだが、気付いたらかなり遠出になってしまった。

埼玉から北に向かって進んでいったのだが、道の駅が出てくるたびにそこで休憩することにした。 羽生、どまんなかたぬま、にしかた、塩原と寄った。 道の駅はトイレ休憩が出来るのが良い。コンビニでも良いのだが広くて気分が違う。 地元の野菜とかも売っているのだが、バイクだと荷物が積めない……。

写真は羽生の石碑で、この横のボタンを押すと歌が流れだす。 羽生発祥の作詞家が居たようだ。関口義明先生らしい。よく知らない。 ただ流れだす歌がとても大音量でびっくりしたので印象に残った。

どまんなかたぬまは栃木県田沼町にある道の駅だが、割と大きな売店があり活況だった。 ゴールデンウィークなので混みすぎていたので自分は入り口だけ眺めるに留まったが。 あと道の駅内に足湯があったり、子供用の遊具も幾つか置いてあったりした。

日塩もみじライン

なんと日光までやってきてしまった。 折角日光まで来たのでツーリングの絶景ロードの 1 つである日塩もみじラインに入ってみることにした。 この道は日光から塩原まで至るワインディングロードでありかなり景色も良い。

だが BOLT でワインディングを走ってみたが正直他のスポーツバイクと比べると限界値が低く攻め切れないと思った。 自分はそんなに上手くないからステップ擦らないだろう……と思っていたら 2 回も擦ってしまった。 ただ低速トルクはかなりあるので直線番長的な走り方でそれなりに速くは走れたようだ。

日塩もみじライン中盤で野生の鹿が道路中央にいるのを発見した。初めて遭遇した。近づいたらすぐに逃げてしまったが。

龍王峡ラインと日塩もみじラインとで料金所でお金を払うわけだが、こういった場所は何故 ETC に対応してくれないのだろうか。 バイクだと小銭を取り出すのにグローブを外して財布を取り出して数えて……とやらなければならないので支払いが凄く辛い。 コインケースが付いたタンクバッグが欲しいところだ。

Licca NASU HUTTE

LICCA NASU HUTTE 那須黒毛和牛チーズバーガー

那須にグルメバーガーがあるのをご存知だろうか。 しかも那須黒毛和牛を使っており、値段がかなり高い。 Licca NASU HUTTE という。

写真は那須黒毛和牛を使ったチーズバーガー。 写真写りが悪いのは、最初の状態で紙袋に包まれて来るのでそれを開いて手で抑えて撮影しているからだ。 一旦出して撮影すれば綺麗に取れるかもしれないが、ハンバーガーが崩れそうで怖い。

前は選べなかったのだが、今はオージービーフも選べるようだ。 チーズバーガーにオニオンリングセットで 2,750 円。 高過ぎる……。 この店も昔もう少し安かったのだが最近値上げしたようだ。 だからオージービーフも選べるようにしたのだろうか。 600 円くらい安くなる。

このハンバーガー、肉が最高級なので確かに美味しく、バンズも自家製のようですごくもちもちしていて美味しいのだが、何故か繰り返し食べたいという気にはならなかった。それぞれの素材はクオリティが高いのだが全体的に味が単調で終盤に飽きてくるのが原因だろう。

こだわりが無ければオージービーフでいい気がする。ちょっと幾らなんでも高すぎる。

鹿の湯

写真を撮ったのだが人物が写り込んでいたので使用しないことにする。 鹿の湯は那須の殺生石近くの古き良き硫黄温泉として有名。 自分は那須に来る度に入ることにしている。

入湯料はかなり安いのだが、貸しタオル……ではなく記念タオルが 400 円と割と高いのでタオルは持参したほうが良い気がする。 男性用は 41, 42, 43, 44, 45, 48℃ と分かれているのが特徴で自分の好みの温度に入ることができる。 とはいえ自分はせいぜい 43℃ 止まりではあるが……。

異常な渋滞

那須から帰るときと高速のほとんどの部分で渋滞に遭遇して閉口した。 やはりゴールデンウィークは混雑が半端ではないようだ。 サービスエリアも車が並んでおり全く入れない……がバイクならすり抜けて入ることができるのが良いところだ。

今日だけで 350 km 走破した。下道 180 km くらい走り大渋滞の高速を 170 km くらい走ったことになる。 頻繁に休憩を取っていたので割と何とかなったようだが、流石に疲れた。 下道メインなら 1 日 200 ~ 250 km 程度に留めたいところだ。

風が強かった

今日はめでたくゴールデンウィーク初日の昭和の日だった。 そういえば去年は昭和天皇記念館に行ってお話を聞いてきたのだった。

ふとバイクに乗りたいと思い割と何も考えずに走りだしてしまった。 乗っていて気がついたのは、ゴールデンウィークといえども田舎道を選んで走っていく分には空いていて気持よく走れるということだ。 要するに人が集まる場所に「観光」に行こうとするから良くない。

そんなこんなで走り続け、野田市、坂東市の方を抜けて気がついたらつくばに来てしまった。

つくばといえば茨城県ハンバーガーランキング第 1 位のハイファイブバーガーズがある。 早速行ってみた。

大きくて美味いがかなり値上がりしていた

ハイファイブバーガーズ アボカドバーガー

ゴールデンウィークだからなのか良くわからないが、店内はお客さんでいっぱいでカウンターもいっぱいだったが一人分は空いていたのでそこに案内された。 グルメバーガー店でこれだけ満杯になるのはすごい。さすが食べログランキング 1 位だ。

しかしメニューを見てびっくりした。以前来た時よりかなり値上がりしているように見える。 アボカドバーガーでも 1,510 円と書いてあるのに愕然としながら、それを頼んでみた。

ちなみにこの店はポテト大盛りを無料で出来るのだが、大盛りにすると本当に大量に来てしまうので今回は遠慮しておいた。

写真はそのアボカドバーガー。 グルメバーガー店の中でも一際大きいハンバーガーだ。バンズも分厚くてとても美味しい。 しかしそれでも 1,510 円は高いなぁ……。

食事を終えて会計しに行ったら更に愕然とした。 メニューに書かれている金額は税別表示だった。 「お会計は 1,630 円です」と言われた……。

高すぎる。 あまりにも高すぎるので以前の値段をネットで調べてしまった。1,290 円だった。 最近、多くのグルメバーガー店が割とえげつない値上げしていると思う。 円安と原材料価格の高騰で致し方ない部分もあるとは思うが、次回来るのはちょっと考えてしまう結果となった。

ペアスロープ SGB ハンチング ブラック

ペアスロープは MADE IN JAPAN の非常に高品質で高価格なライディングギアを販売しているメーカーであるが、ちょうど夏用グローブを買いに行った時に牛革のハンチングが目に留まった。 光沢があってとても品質が高い。私は頭が大きくヘルメットでも XL を被っているのだが、このハンチングはラージサイズを受注生産にて注文できる。 色は革ジャンに合わせて黒を選択。

そして先日届いたのだが想像通りの出来で満足。 光沢があって結構主張が強いので革ジャン以外に合わせるのはなかなか気を遣うが、満足のいく一品ではないだろうか。

初回 1,000 km 点検

納車 2 週間で 1,000 km 走破達成したので YSP に 1,000 km 点検してもらいに行った。 ヤマハで新車を購入すると 1 ヶ月または 1,000 km 走行のどちらか早い方で無料で点検を受けることが出来る。 まぁ確か他のバイクメーカーもそうだった気がするが……。

初回点検とエンジンオイル及びエレメント交換を行ってもらった。

ハンドル交換

あとやはり BOLT のハンドルが若干遠い問題があったので前もってハリケーンのハンドルを注文しておいたのでそちらの交換も行ってもらった。 純正より 35 mm 手前に寄って 15 mm 近くになった。 確かにポジションが楽になったが、実は乗っているうちに純正のポジションも割と慣れてしまったので、劇的に違うかというと正直「そうではない」と答える。 ロングツーリングなどで違ってくるのかもしれない。

尚、ハリケーンのハンドルにはウエイトバランサーを入れて若干振動を抑えることができるらしいのでついでに入れておいた。 効果のほどは分からないが、値段が安いのでとりあえず入れておくのが良いのではないか。

カドヤ

ついでにその足で上野のカドヤまで革ジャンを見に行った。 わざわざ行ったのだが少し試着をして帰ってきた。 どうもこういうアパレルは店員が張り付いてきて落ち着いて見られないのが辛い。

あみプレミアムアウトレット

妻が BOLT でタンデムしたいと言うので 2 人で行くのに向いていると思われるアウトレットモールに行ってみた。 茨城県阿見市にある「あみプレミアム・アウトレット」である。

埼玉方面から高速行く場合つくば JCT から圏央道に入るのだが、そこが恐らく交通量が少ないことを見越しているのだろうが 1 車線でかなり単調で眠くなる。 妻も寝そうなので私のリュックに手を入れるなどして頑張ったと言っていた。 BOLT にはシーシーバーなど付けていないので、パッセンジャーが寝てしまうと非常に危険である。

あみプレミアム・アウトレットは土曜でもそんなに混み合わずに割と快適に見て回ることが出来るので地味にお薦めである。 恐らく電車からのアクセスが異常に悪いのが起因しているのだと思う。 最寄り駅が「ひたち野うしく駅」若しくは「荒川沖駅」のようだが片道 10 km 以上ある。 アウトレットから荒川沖駅までのバスが出ているが、バスの本数が少ないし時間はかかるしで不便。

アウトレットでは T シャツや下着、子供服などを購入。 大して重くないのでリュックに詰めて持ち帰った。

昼食はアウトレット内の寿司屋で食べた。 ネタが新鮮で美味しかった。 困ったときは寿司にしておけば間違いない。

100 の質問

ご存知の方もいるかもしれないが、インターネット黎明期に個人ホームページで 100 の質問というのが流行ったことがあった。 当時私もよくこれを回答して個人ホームページに載せていたものだ。懐かしい。

そして、バイク乗りに対する 100 の質問であるライダーに 100 の質問というのもあった。 これは当時も答えたのだが、各質問に何と答えたのかは覚えていない……。 時を越えて、というのも大袈裟だが、ちょっとこれで遊んでみようと思う。

■Q1 あなたのお名前とお住まいを教えてください。

コジオン (Hideyuki Kojima) 埼玉県川口市在住。

■Q2 誕生日とか教えてくれます?

7 月 23 日。

■Q3 できれば身長も教えてくれるとうれしいです。

171 cm だ。

■Q4 ご職業は?

Web 系プログラマ。

■Q5 所有している免許は?

普通自動車と大型自動二輪免許。

■Q6 バイク歴はどのくらいですか?

ブランクがあった時期を除くと 9 年ほど。

■Q7 バイクに乗ったきっかけとかあったら教えてください。

高校卒業後にふと目覚めた。シャドウとか見てかっこいいと思った。

■Q8 免許取得する時に苦労とかエピソードとかありました?

自分でバイトして金を貯めたのでそれが大変だったかもしれないが、楽しかった。 自分で金を出しているから本気になってやったので教習所では特に苦労はしなかった。

■Q9 初めてのバイクはどんなバイクでした?

ホンダの VTR である。250cc で V 型 2 気筒。今もラインナップに残っているが、今の奴は当時のものより高級感が出ている。 ツインなので中低速トルクもそこそこあり、乗りやすい。足つきは私がギリギリかかとまで付くくらいだったが、今のモデルは改善されているだろう。 初心者にお薦め。

■Q10 現在乗ってらっしゃるバイクは?(メーカーとバイク名)

ヤマハ BOLT R-Spec ABS である。

■Q11 もしカスタムとかしていたら教えてください。

今のところサドルバッグサポートとヘルメットロックリロケーションステー。

■Q12 今乗っているバイクのここが好き!

  • 見た目 120 点。かっこいい
  • でかすぎず小さすぎず丁度いいサイズ感
  • トルクがあって街乗りで困ることはないというかこれ以上のパワーは必要ない
  • ABS つきで安心

■Q13 逆にここが嫌い~というところは?

  • タンク容量少なすぎる。あと 3L くらい欲しかった
  • 右側のエアクリが邪魔すぎてニーグリップできない
  • デフォルトのハンドルだと若干前傾姿勢になるが足のポジションがアメリカンなのに上半身が前傾するのでちょっと不自然で疲れる

■Q14 あなたは新車派?中古派?

新車派。

■Q15 過去に何台乗っていました?できれば車種も。

5 台 (VTR, W650, エリミネーター V250, エストレヤ, ドラッグスター 400)

■Q16 ちょっと気になるバイクとかあります?

アメリカンかクラシックスタイルのバイクが好きなので以下:

  • ヤマハ XVS950A
  • カワサキ W800
  • カワサキ バルカン S ABS (海外向けのライムグリーンがかっこいい)
  • トライアンフ ボンネビル T120 or Street Twin

ちなみにハーレーは興味範囲外。品質の割に高すぎる。

■Q17 愛用のヘルメットメーカーは?

アライ。ショウエイもいいのだが何故か毎回アライになってしまっている。

■Q18 ヘルメットのシールドはクリア?スモーク?それともミラー?

クリア。

■Q19 グローブはどちらのものをお使いでしょうか?

2りんかんで買った適当なものを使っているが、ペアスロープとか好き。レイングローブはゴールドウインのものを使用。

■Q20 お気に入りのウェアメーカー教えて頂けないでしょうか?

革ジャンならカドヤ。 グローブならペアスロープ。 見た目にこだわらない系のウェア (雨用) はゴールドウイン。

■Q21 お勧めのブーツ(シューズ)メーカーってあります?

買ったこと無いが、アルファとかかっこいいと思う。次はそれにしたい。

■Q22 どこのカッパを使っています?

ゴールドウイン。

■Q23 毎月読んでいる雑誌とか教えてください。

ない。

■Q24 愛用の工具メーカーは?

ない。

■Q25 自分で整備していて失敗したこととかあります?

ない。

■Q26 メンテナンスはお店任せ?それとも自分でやる?

お店任せ。

■Q27 洗車はどのくらいの割合でします?

あんまりしないと思う。気が向いたら。

■Q28 もしカスタムするとしたらまずどこから?

アメリカン乗りはマフラーとか格好良さをグレードアップしていく方向性が多いのかもしれないが、私は利便性重視でサイドバッグから考える。

■Q29 愛用のオイルメーカーとかあります?

ヤマハ純正。

■Q30 お勧めのブレーキパッドは?

ない。

■Q31 タイヤは何が好きですか?

特にない。

■Q32 いつもいくバイク用品店は?

2りんかん。

■Q33 お気に入りのスタンドってあります?

セルフがいい。

■Q34 用品店で思わず衝動買いして後で後悔したこととかあります?

ない。

■Q35 カギを無くして大慌てしたエピソードとかありますか?

ない。

■Q36 どのくらいの割合で乗っていますか?

今は天気が良ければ土日に乗るぐらいか。

■Q37 ホームコースは?

近場。

■Q38 初めてのツーリングでどこへ行きましたか?

多分那須あたりだった気がする。

■Q39 そのときのエピソードとかあったらどーぞ。

遥か昔なので忘れたが、相当無茶苦茶な事をした気がする。牧場でボルシチ食べたりとかした気がする。あと鹿の湯か。

■Q40 今までで一番遠くへいったのはどこですか?

1 泊までしかしたことないので、伊豆ぐらいだろうか。

■Q41 ツーリングとかの集合時、あなたは時間より早くくるタイプ?それとも遅刻するタイプ?

時間より早く来るタイプ。

■Q42 「あ~、ツーリング行きたい!」と思う瞬間は?

天気がいい時。

■Q43 あまりにもいい天気なのでおもわず会社や学校を休んじゃったことあります?

それはない。

■Q44 お勧めのスポットはどこですか?

日光、那須あたりは道路も良いし観光場所にも困らないしいいと思う。

■Q45 逆にどうも好きになれない場所とかあります?

珍走が溜まっている場所。

■Q46 ツーリングへ行くと必ず食べてしまうものとかあります?

グルメバーガー。

■Q47 ここの食べ物は美味しい!!!というものを教えてください。

ツーリング先という前提なら、那須だと Licca Nasu Hutte かな。

■Q48 一番思い出に残っているツーリングは?

箱根。タンデムで行った。

■Q49 逆に一番辛かったツーリングは?

那須。真冬に行った。死にそうになった。

■Q50 ツーリングするならこの季節が好き!!

春か秋だろう。どう考えても。

■Q51 逆に嫌いな季節は?

冬自体は嫌いでなくむしろ好きな季節なのだが、バイクに乗る前提だと嫌いということになる。

■Q52 カッパをきて走り出した瞬間に雨が止んで悔しい思いをしたことがありますか?

よくある。そういうものだ。

■Q53 逆に「まだ大丈夫だろう」と思っていたら大雨になったことは?

それもよくある。

■Q54 ツーリングはしっかり計画してから行くタイプ?それとも目的地のみきめてあとは行き当たりばったり?

最近ではしっかり計画するようになったが、適当に行き当たりばったりというのもあった。むしろそういうのが楽しい乗り物だろう。

■Q55 ツーリングに行くときに欠かせないものといえば?

雨用グッズは欠かせない。

■Q56 お気に入りの地図は?

ツーリングマップル。と言いたいが、最近は Google Map ということになるだろうな。

■Q57 もし道に迷ったらどうしますか?地図を開く?人に聞く?それとも?

おもむろに Google Map となる。

■Q58 写真はカメラ(一眼レフとか)派?それともデジカメ派?

今の時代はスマホということになる。

■Q59 荷物はウェストポーチ派?タンクバック派?それとも?

アメリカンなのでサイドバッグ。

■Q60 結構忘れ物するタイプでしょうか?

いや、しない。

■Q61 料金所等ですばやく通過できる技とかあったら教えてください。

ETC をつけてもらう。

■Q62 あなたは雨男(雨女)でしょうか?

ちがう。

■Q63 メットの中で思わず歌っちゃうことってあります?

ある。楽しい。

■Q64 走行中に落としてしまったものがあったら教えてください。

昔リュックのチャックが開いてるの気づかなくて高速でニット帽を落としてしまったことがある。勿論回収できない。

■Q65 冷や汗もののトラブルを経験したことあります?

事故ってバイクが廃車になったこと。生まれて初めて救急車に乗ったこと。

■Q66 乗っていてドキッとした瞬間は?

やはり道端に思わぬ落下物があったり、立ちごけしそうになったりとか。

■Q67 思わず緊張する瞬間とは?

狭い場所での U ターンはアメリカンだと緊張する。

■Q68 走行中、むかついたことがあったら教えてください。

普通に走ってるのに四輪が煽ってきた時。

■Q69 走行中に思わず寝てしまった経験ってあります?

ない。死ぬよ。

■Q70 白バイによく似たバイクを白バイだと勘違いしてドキドキしたことがある。

たまにあるかも。

■Q71 初めての転倒はいつでしたか?

雨降っている時に U ターンしようとしてコケた気がする。

■Q72 転倒した瞬間、頭によぎったものは?

しまった。と思った。

■Q73 怪我とかはしませんでしたか?

ほぼ立ちごけなのでしなかった。

■Q74 転倒してから何か気をつけることとかあります?

U ターンは立ちごけしやすいので気をつける。

■Q75 バイクを乗る上でこだわっているものありますか?

  • 安全運転第一
  • アメリカンに乗るからにはかっこ良く乗る
  • 人様に迷惑をかけないこと。ただでさえバイクに乗っていると非バイク乗りからの印象は良くないので

■Q76 バイクに乗る上で必需品なものは?

免許証。財布。

■Q77 思わずふらっと立ち寄る場所とかありますか?

コンビニ。

■Q78 思い出いっぱいのバイクはあります?

VTR だろう。50,000 km 走った。

■Q79 バイクに乗っていてよかったと思うこと。

簡単に「日常の非日常」が味わえる。 高速の SA / PA やコンビニで一人佇んでいる時、言いようもない楽しさが味わえる。 他の人からは「あの人ひとりで寂しくないのかな」と思われているのかもしれないが、全くそんな事はなく、一匹狼に酔いしれることができる乗り物である。

■Q80 逆にバイクに乗っていて嫌なこと。

車に乗っていると、バイクの不自由さが嫌に思うこともあるかもしれない。 天候に弱い、駐車場が見つからない、車中泊できない、疲れる、など。 多分、バイクを愛していないとこれらの欠点からバイクに乗るという選択をしないのだろう。

■Q81 タンデムってしたことあります?

ある。動きが重くなるので緊張する。

■Q82 もしなにかエピソードとかあったら教えてください。

事故ってから ABS 付きを選択するようになった。ABS が付いていたら防げた事故だったからだ。

■Q83 タンデムするバイクをみていいなーと思ったことがある。

いや、ない。バイク乗ってみればわかるが、タンデムは機動性が悪くなるのでそんなに楽しくない。

■Q84 バイク乗りの彼女や彼氏が欲しい(または既にいる)と思いますか?

いや、別に。

■Q85 結婚するならバイク乗り?

そうでもない。

■Q86 バイクに乗っているときに異性に間違われたこととかあります?

ない。

■Q87 自分と同じバイクが視界に入ったら思わず見ちゃうタイプですか?

ただでさえバイクは少数派なので、且つ自分と同じバイクだったら見てしまうだろう。

■Q88 信号とかで他のバイクと並ぶと必然とシグナルGPをやってしまう自分がいる。

最近はやらない。わざと先に行かせる。

■Q89 同じ排気量や自分より下の排気量に抜かれると思わず追っかけてしまうタイプ?

これも最近はやらない。若かりし頃はやっていた。

■Q90 好きなライダーいますか?

いない。

■Q91 こんなバイクがあったら絶対に買う!

  • ABS 付き
  • アメリカン
  • リッター近辺
  • 燃費がいい
  • かっこいい

■Q92 ぜひ復活して欲しいバイクは?

なんだろう。ドラッグスター 1100 とか?

■Q93 絶対にいつかバイクで行きたい場所とかあります?

岐阜県高山。

■Q94 バイクに乗っている事を周りにいうとなにか言われます?

  • かっこいい
  • 危ない

■Q95 バイクをやめようと考えたことありますか?

ある、というか 1 回やめた。子どももいるので……。

■Q96 あなたがバイクを選ぶ基準とかあったら教えてください。

質問 91 と被るので省略。

■Q97 何歳までバイクに乗っていたいですか?

50 くらいまで……体力がどれ位落ちるのかあまり想像が付かないが……。

■Q98 あなたのなかのベスト・オブ・バイクは?

今乗っている奴、といいたいが 100 点ではないな。

■Q99 ありきたりの質問ですがあなたにとってバイクとは?

歳が幾つになっても青春を味合わえてくれるもの。最高の友人。

■Q100 お疲れ様でした。最後に一言。

10 年越しに答えた気がする。

今日はパントリーコヨーテに行き、ついでに千葉城 (千葉市立郷土博物館) に行くために千葉市に向かった。

首都高 C2 外回り

今回も首都高 C2 で行くことにした。朝 10 時頃だったと思うが全く渋滞することもなく快適だった。 首都高より京葉道路の宮野木 JCT - 穴川 IC あたりが混むようで、今日も渋滞の表示が出ていた。 なので首都高と別料金になる千鳥町で降り、そこから東関東自動車道沿いに走ることにした。

が、これが失敗だった。延々と渋滞。さすがに千葉の首都圏近くは混む。 千葉市まで近いようで 20 km もあったのでかなり時間を食ってしまった。

パントリーコヨーテ

パントリーコヨーテ ダブル&ダブルチーズバーガー

店の前に駐車してよいか分からなかったので、千葉城の方に駐車してそこから歩いてみた。10 分ほどだった。 が、実際は店の前駐車 OK のようで、店から出るときにはバイクが停まっていた。

パントリーコヨーテといえば、あのヴィレッジヴァンガードダイナーをプロデュースしたオーナーの店として有名である。 ヴィレッジヴァンガードダイナーとは違ったテイストのハンバーガーを出しており、 食べログの評価も高く千葉市のハンバーガーランキングでは上位に君臨している。

ちょうど昼時に行ったのだがお客さんが並んでいた。 さすが、超人気店だ……と思ったが、実際はお店の中が狭く席数が少なめだった。カウンター 3 席とテーブル席 4 つ。 ご夫婦で切り盛りされているようで、これが手が届く最大の席数なのだろう。

メニューを見ると所々にヴィレッジヴァンガードダイナーのようなネーミングが見えて思わずニヤリとする。 ハンバーガーは全体的にかなり値段は安め。これも嬉しい。 ヴィレッジヴァンガードダイナーにも同名のバーガーがあるが「ダブル&ダブルチーズバーガー」にしてみた。

届いたハンバーガーを見て個人的に「しまった」と思ったのは、パティがかなり縦に分厚いタイプだったからだ。 これだとかなり潰して食べても縦に分厚くて食べにくい。 これなら肉 1 枚にして、肉を食べたいならベーコントッピングとかでいきたいところだ。

食べた感想としては、美味しいのだがパティが柔らかい所謂「ハンバーグ然」とした感じで、 肉を 2 枚にするとハンバーグを食べている感が顕著になり、ハンバーガーを食べているというよりはハンバーグを食べている感じがしてくる。 だったらハンバーガーを食べに行かずにハンバーグを食べに行くということで、個人的にはこういうテイストはあまり好みではない、という事になる。 ヴィレッジヴァンガードダイナーの方が自分の好みだった。

千葉市立郷土博物館

千葉城

千葉市立郷土博物館。Google Map 上では千葉城として表示されていた。 入館料無料ということであまり期待していなかったが、外観は写真のようになかなか立派である。 ただ、お城のような外観だが中は普通に現代的な博物館である。 このあたりは大阪城と一緒。 大阪城の方はそれなりの入場料を取られるし人がいっぱいでゆっくり展示が見られないので損した気分になるが、こちらは無料だし人も少ないしで割と楽しく見ることができた。

千葉介 (ちばのすけ) という豪族がいたらしく、その城らしい。全く知らなかった……。 1 階から 3 階までは主にその千葉介に関する系譜が展示されていたようだが、中には全く関係ない戦国時代に使われていた武器や甲冑の展示だとか、弥生時代の土器の展示とかも行われていた。

歴史が好きなら普通に楽しめる場所のような感じがした。私はそうでもないので、軽く見学して 4 階まで上がった。

4 階は明治から昭和にかけて

昔の暮らし

4 階は明治から昭和にかけての、いわゆる太平洋戦争とその前後に関する展示が行われていた。 写真のように「昔の暮らし」と「今の暮らし」のサンプルが展示されていた。

延々とループ再生されている映像展示があったが、こちらが放映時間 14 分と長くそこそこ楽しめた。 内容は昭和恐慌から太平洋戦争に関してと、戦争後の千葉市の発展に関してだった。

後、それとは他にちょっとした映像視聴コーナーもあり、実際の戦争体験者の体験談が聞ける映像が自由に視聴できた。 席数が無いのだが人が少ないのでほぼ独占状態で視聴できる。 かなり豊富であり全て見ようとすると朝から晩まで見なければならないので、程々にして切り上げた。 無料でこれだけ楽しめれば十分なのではないか。

更に 5 階に上がるとそこは展望台だった。高いところから街の風景を一望できる。 が、落下防止の為か金網が結構頑丈に張られているので、少し見た目が宜しくない。 何となく眺めて、千葉城を後にした。

帰りは教訓を活かし京葉道路で帰った

来るときに渋滞で苦しんだので帰りはすぐに京葉道路に入って帰る事にした。 しかし京葉道路に乗ろうとした時に愛車 BOLT の燃料ランプがついた。 このランプが付くと、説明書によると残り 2.8 L しか無いことになる。航続距離 50 km 強ほど。 首都高上でガソリン補給できない事を考えると埼玉まで帰るには少し心許ない。

近くにガソリンスタンドが見つからず余計に 5 km 走ってしまった。 このバイクは航続距離が短いのが難点だ。何となく小まめにガソリンを給油しなければならない感じになってしまっている。

帰りは特にひどい渋滞に捕まることもなく普通に帰った。

一点、市川 PA に初めて寄った。確か以前は無かったはずだ。 高架下にあるタイプで、こういったタイプだとこの近くで思い浮かぶのは外環道の新倉 PA だが新倉 PA は施設があまりに貧相なので印象は良くないのだが、この市川 PA はちゃんとした売店はあるし食堂もあるしでなかなか良い感じだ。 隣の 湾岸幕張 PA より断然こちらのほうが良い。

バイクで首都高を初めて走ってみた。 車では何度か走っているが全てナビの世話になっていた。 しかし私の BOLT にはナビはついておらず今のところスマホホルダー等も付けていない。

首都高は分岐が入り組んでおり無策に走るとどこにいくか分からなくなってしまう。 そこでナビが使えない場合予め自分が走る予定のルートを調べておく必要がある。

今は首都高ドライバーズサイトという便利な公式サイトがあるのを知った。 このサイトのルート検索を利用するとルートが表示される上になんとランプの入り方やそれぞれのジャンクションの分岐でどう進むかが動画で確認できる。 これには驚いた。これで予習しておけばバッチリではないか。

更に首都高ナビマップでも確認しておけば盤石だろう。

「この分岐で xx 方面へ行く...」などという覚え方だと忘れてしまうが、下道を走るのと同じように「C2 から 5 番に入って C1 へ…」などと覚えると結構いける。ナビだけに頼っているとこのあたりが全く分からない。C1 とか C2 とかも知らなかったし。

バイクで走った感触は割合良かった。 首都高は狭いのに割と速度出してたりして車だと怖いがバイクならば割とついていける。 首都高は分岐が入り組んでいるので左側だけ走っているわけにもいかないのが辛いところなので、流れに乗れるかどうかは重要と思う。

JAF がバイク記事を出しているのを初めて知った。 中でも BIKE ワンポイント MOVIE は動画で説明してくれるのですごく分かりやすい。 変に本とか買って勉強するよりもこれを見るのが一番なのではないか。

実写版危険予測トレーニングもバイク編のものが結構参考になる。 勿論、自動車を運転されている皆さんも危険予測トレーニングが役立つはず。

バイク用品のレビューである。今回はデグナーのサイドバッグである NB-1F-RD と BOLT 用のカスタムパーツであるキジマ ヘルメットロックリロケーションステーについて考察する。

DEGNER NB-1F-RD

DEGNER NB-1F-RD とキジマ ヘルメットロックリロケーションステー

BOLT にサイドバッグを取り付ける場合マフラーとシートの位置が近いため左右に分かれているタイプのサイドバッグを使用するとマフラーに干渉する可能性が高い。 私もドラッグスター 400 に乗っていた時にその手のサイドバッグを使用していたが、右サイドバッグに物を入れた場合などにマフラーに接触し底面が少し溶けてしまったことがあった。

なので一般的には左側だけのサイドバッグを使用することになると思うが、 ネット上で BOLT にサイドバッグを取り付けている例を見ると NB-100 というモデルの例がかなり多い。 こちらは 17 L 入るのでカッパやレイングローブ、ロックなど入れてもまだ余裕があると思う。

そして、私が選択した NB-1F-RD は 12 L なのでその NB-100 より 5 L も少ない。 5 L も少ないこのモデルを選んだ理由は以下だ:

  • ファイヤーパターンが私の BOLT の赤とマッチしてカッコいい。BOLT 納車の写真を参考にして欲しい
  • BOLT が割とスリムなバイクなのでデカいサイドバッグを付けると若干不格好に見えそう
  • 12 L という容量はカッパとレイングローブ、ブーツカバー、書類と U 字ロックを入れてもまだ少し入る位なので十分と見る

私の場合はほぼ見た目重視である。これで入らないような場合はリアにネットで括りつけて対応することにしている。

キジマ ヘルメットロックリロケーションステー

BOLT の場合サイドバッグを取り付けると車体に最初から付いているヘルメットロックが使用できなくなってしまう。 これは辛い。 そこで、このヘルメットロックをサイドバッグ取り付けの左方向に移動させるためのパーツがある。 それがキジマから出ているヘルメットロックリロケーションステーである。 写真の左上にある鍵穴と、その左にある金具が移動した結果のヘルメットロックである。

このカスタムパーツは 2,000 円以下で買えるのだがサイドバッグを使用する場合は効果絶大なので絶対に導入したほうが良い。 何故ならこのヘルメットロックを使用してサイドバッグのファスナーも一緒に掛けてロックすることができるからだ。 こうするとサイドバッグの盗難防止にもなる。 サイドバッグの中身も簡単には持ち去れなくなる (勿論切り裂いたり無理やり外したりするのには無効だが)。 どちらにしろサイドバッグには貴重品は入れないほうが良いが、 それでもちゃんとロックされているとそれなりに長時間離れる場合でも安心だ。

私はこれが出来ないと思っていたのでサイドバッグ用のケーブルロックまで検討していたのだが嬉しい誤算だった。

一点、サイドバッグのファスナーを閉めた時にファスナーが左に来るものでないと上記の使用方法は出来ないと思う。 その辺りはサイドバッグ購入前に確認しておいた方がいいかもしれない。 また、サイドバッグのサイズがデカすぎる場合もヘルメットロックに少し干渉するかもしれないので注意が必要である。 少なくとも私の使用している NB-1F-RD だとベストサイズである。

今日は有休を取得しておいたので秩父へツーリングに出掛けた。

行きの高速

半分以上の行程を高速で行くことが出来たのだが、本日はそこそこ寒い上に風が吹いていて車体が持っていかれる。 厳寒期用の装備を持ち合わせていないので仕方なく合羽を着て対応することにした。 風が強くてかなり疲れるので度々休憩を取りながら進んだ。

わへいそば

わへいそば 天ざる蕎麦

昼食は秩父蕎麦を食べようと思って行く前に調べておいた「わへいそば」にしてみた。 食べログランキングの上位に入っている。月曜だがランチ時間結構人がいっぱいでカウンターに案内された。 カウンターにはぐるナビなんたらランキングで表彰された云々……などといった表彰状がいくつも飾られている。

天ざるそば 1250 円に加えクルミ汁に変更で +100 円。それぞれ税抜額。 結構いい値段がしたが流石に美味しかった。クルミ汁が蕎麦とよく合う。 食べ終わった後も蕎麦湯と合わせても美味しい。

ただ、こういう蕎麦専門店の蕎麦は普通盛りだと結構少ないのを忘れていた。大盛りにすれば良かった。

天ぷらも揚げ方が凄く上手い。勿論ワサビも本わさびをその時に擦ったものだろう。

秩父に来た際はまた行きたいお店となった。

橋立鍾乳洞

さて、ソロツーリングなので走りがメインなので観光地はおまけ程度で良いのだが、どこか 1 つくらいは行きたい。 月曜日定休の観光地が結構多くて行く場所を選ぶのに苦労したが、鍾乳洞があるみたいなので行ってみた。

大人料金 200 円。嫌に安い。 ……が入ってみて分かった。 奥多摩の日原鍾乳洞や岐阜の飛騨大鍾乳洞に行った時はそこそこ派手な見どころといえばいいのか地蔵があったりとか鍾乳石が派手だったりとかあるのだが、 この橋立鍾乳洞にはそういったものはほぼ無く、道も 1 本道なのだがかなり険しい。 というか大柄な人は途中で通れない可能性がある。私は身長 171 cm, 体重 65 kg だがところどころ頭がつかえたりした。 身長 180 cm 以上とか太っている人とかは厳しいのではないだろうか。

鍾乳洞というより洞窟である。「洞窟はこちら」と駐車場の案内にも書かれているし。 雰囲気も地味で暗くて苦手な人はいると思う。閉所恐怖症の人とか無理なのではないか。

というわけなので 200 円はそこそこ安いが、値段なりの場所のように見えた。

JURIN's GEO

JURIN's GEO 浮きキャラ

その端立鍾乳洞の横に何故かお洒落なカフェがあって、そこで浮きキャラというデザートを食べた。 後で見たらこの JURIN's GEO という店は食べログの評価もかなり高いようだ。

コーヒーとアイスクリームのお店のようだが、各種コーヒーがかなり拘っているようでどれもいい値段する。 私としてはその時は少し暑かったのでデザートの中から「浮きキャラ」という変わったネーミングのものを選んだ。

手作りのコーヒーゼリーの上にアイスクリームが浮かんでいる。確かに美味しかった。 店内にはもう一組老夫婦がいたのだがその方々はコーヒーとデザートを頂いていたのかしきりに店の料理が素晴らしいと感心していた。

だが、場所が悪すぎるので流石に次は来れない気がした……。

武甲温泉

その後日帰りの温泉に入るために武甲温泉に行った。 大人 700 円。貸バスタオル 100 円。露天風呂もサウナもある。なかなかではないか。

温泉に浸かった後 2 階の休憩室で少し横になって休んだ。 ツーリングの場合体力回復の為に日帰り温泉を挟んでおくのがかなり有効だと感じた。

帰路

三芳 PA しょうゆラーメン

行きはほぼ高速だったのだが帰りは武甲温泉から国道 299 号で入間まで出ることにした。 高速は確かに速いのだが風が吹いていて体力を奪われる。金もかかる。

そのまま下道で帰ろうと思ったが流石に混んできたので高速にシフトした。 今日の夜はかなり寒かった。防寒具を一切持っていないので合羽で対応するがそれでも辛い。

仕方ないので三芳 PA で醤油ラーメンを食べて身体を温めた。 まぁ今時の一般的な醤油ラーメンだが三芳 PA で出しているだけあって先日の草津旅行で適当な道端の店で食べた醤油ラーメンや蕎麦よりは美味しかった。

体力が持たないので全部の PA, SA で止まって休みながら何とか帰宅した。 今日は 220 km ほど走った。休憩をこまめに挟めば何とかなるものだと思った。

BOLT

本日は私の BOLT R-Spec ABS の納車日だった。 午前は混みあうからということで午後お願いしていたので 15 時頃ゆっくりと訪れた。

その後そこそこ乗って感じたことは以下だ:

  • ドラッグスター 400 からの乗り換えだとトルク感が段違いなので最初びっくりした。正直パワー使い切れない
  • よくハンドルが遠いと言われていた意味が分かった。確かに下半身はアメリカンなのに上半身は少し前傾姿勢になるので若干腰が痛くなる気がする
  • 250kg は走っている時は全く感じないがちょっとコンビニや道端に寄ったりするときに低速で傾けるとおっと、となり重さを感じる
  • 高速は 80 ~ 90 km 巡航ぐらいまでしかできなそう。それ以上は風圧が辛い
  • 久々にバイクに乗ると車に慣れてたせいか車の倍疲れるのに戸惑う。まさに倍苦 (バイク)
  • 止まるたびにグローブ外してヘルメットをロックに止めてロックはめて……とやるのが不便。バイクがこんなにも不便なのを思い出した

今日頑張って 132 km 乗ったがかなり疲れた。車と同じノリで行くと死ねる。 むしろ若かりし頃を思い出し、昔はよくもあんなに馬鹿みたいに乗っていたものだと思ってしまった……。

まぁ、焦らず少しずつ乗っていこうと思う。

BOLT の納車が遂に明後日になったので YSP に車検証の情報を聞き任意保険に加入しておいた。 チューリッヒとアクサと三井ダイレクトで迷ったが最終的にチューリッヒにした。 アクサは安いがネット上の評判が一番良くないようだ。そして、チューリッヒはロードサービスが手厚いのが良い。

以前事故った時は車が影響はしたのだが接触しなかったので結局自損事故扱いとなり レッドバロンの任意保険に入っていたのだが人身傷害保険が付いておらず搭乗者傷害保険のみだった。 なので通院 1 回あたり 3,000 円固定額しか支払われなかった。

バイクの場合例え車が関係していてもフロントブレーキロックなどの転倒があるのでそれらはすべて「単独事故」扱いにされてしまい、 人身傷害保険を付与しないと搭乗者傷害保険の固定額しか支払われないことになってしまう。 また、車と接触してこちらが怪我した場合でも所謂対人無制限は他人を傷つけた場合にのみ有効のため自分には使えない。 だからバイクで人身傷害保険に入った場合保険料が目に見えて高くなる。

対人・対物無制限はあくまで他人が対象であり自分が債務を背負わない為のものだ。 自分に対する保険 (人身傷害保険・車両保険) は良く吟味する必要があると感じた。 若かりし頃の自分は無知すぎた。この辺りすべてバイク屋に任せてしまっていたからだ。 レッドバロンの任意保険は割高であり、且つその任意保険とロードサービスや盗難保険 (BL-10) が所謂抱き合わせになっており、 チューリッヒなどの通販型任意保険を自分で契約するとそれらの恩恵が受けられなくなってしまう。 つまりいろいろと自分で考えて保険を組みたい人には不向きに見える。

自分のバイクはイモビがついているので盗めたとしてもエンジンを始動させることができない。 だが、前も書いた通りそれを知らずにキー穴ガリガリやって破壊してくる珍走は居たりするので、 そういったものを防ぐ為にちょっと離れる際にも頑強なロックを 1 つでも付けておくのが有効だ。

というわけで、ABUS の U 字と多関節ロック、共に最強レベルのものを購入しておいた。 結構高いが保険と思って我慢する。 バイク乗りの中では ABUS といえばドイツの最も強固な U 字ロックを販売しているメーカーとして有名である。 あとクリプトナイトも有名だが、やはり ABUS の方がブランドイメージが高い。

ABUS 製品のレビューを見ていると

さて、商品を選んでいる際に ABUS 製品のレビューを幾つか見ていたのだが、どれを見てもバイクではなくロードバイク (自転車) に対する感想の事ばかり書いてある。 自転車で持ち歩くので一番気にされているのが重量というところにバイクとのズレがあった。 例えば 1.5 kg の製品はとても持ち歩けないが 1.0 kg の製品ならばなんとかなる、といった感じだ。 バイクだと別にどちらでも全く変わらないので、当然 1.5 kg の強固な製品ということになる。

ロードバイクはバイク以上に盗難が多くて大変らしい。 例えばこの方なども ABUS ロックしていたにも関わらず盗まれてしまったようだが、 自転車だと簡単に担いで持ってかれてしまうので地球ロックしないとほぼ無力なのが大変そうに思える。

しかし、盗まれたという Cannondale というロードバイクがよくわからなかったので検索したらびっくりした。 私のバイクよりも高いロードバイクもあるように見える……。 これはちゃんと盗難対策しないと危なすぎる。

バイク用のボトムを全て処分してしまっていたので、とりあえずバイク用のジーパンを購入することにした。 普通のジーパンはすぐ破けてしまうのでバイクには不向きなのだが、引き裂き強度が強いバイク用のジーパンが各メーカーから出ている。 2りんかんに売っているやつが普通のジーパン並に安いのでそれにした。

一応ニープロテクターも入れられるが、街乗りだと大げさなのでとりあえずナシで運用することにする。

Android でバイクの燃費というか給油記録することができるアプリを探していた。 幾つかあることはあるが車に特化していたりデザインが Android 2.x 系のままでいまいちダサかったりと決定打になるものがなかった。

諦めてもう自分で作ってしまおうか……と思っていた時ヤマハが作っているのを見つけた。 RevNote という。 これでいこうと思った決め手はデザインが良い上に「Web サービスがある (ログイン ID とパスワードが発行されサーバ側にデータが保存される)」ことだ。 Android クライアントアプリだけだと機種変時のデータ移行が面倒だし PC から見ることが出来ない。

機能としてはよくある給油記録の他にメンテナンス記録、二輪車駐車場検索もある。これは地味に便利だ。

しかし一つ残念だったのが Nexus 5X で Android アプリの地図を使用している画面 (WebView と思われる) を参照するとアプリが必ずクラッシュすることだ。 Android スマホのブラウザから見ると落ちないし、ブラウザから見た場合もちゃんとレスポンシブ対応 (スマホに最適化した表示になっている) ので特にアプリを使う必要も無い気がする……。

とはいえ、これが無料で使えるのは有り難い。しばらくこれを試してみて、後日また感想を書こうと思う。

納車まで少し時間があるのでとりあえずバイク用品店に買い出しに行った。

バイクに乗るために必要なもの

バイクに乗るために必要なものはちょっと考えただけでも以下のようにいっぱいある:

  • ヘルメット (アライかショウエイで 3 万以上)
  • グローブ (最終的には春用、夏用、冬用の 3 種が欲しい)
  • ジャケット (革ジャンや風になびかなくそれなりの強度があるものがあればそれでもよい)
  • バイク用の引き裂き強度が強いジーパン (コケた時に差が歴然)
  • バイク用の雨具 (可能であればカッパだけでなくレイングローブやブーツカバーも欲しい)
  • バイクカバー (盗難防止の意味も兼ねているので重要)
  • ロック関連 (U 字、チェーン、多関節ロックなど)
  • タンクバッグ or サイドバッグ (全く無いとリュックで持ち歩くことになってしまう)
  • タンデムをするならばタンデム用のヘルメット、グローブ

初期投資がかなりかかる趣味の 1 つかと思う。バイク購入の他に 10 万ほど用意しておかないと安心できないだろう。 私の場合以前バイクに乗っていたので、以前のものが再利用出来る場合はそれを使う事にして省力化を行っている。

今のバイクはイモビライザーが付いているので鍵穴をガチャガチャやっただけでは始動できなくなっている。 なので実はロックはしなくても簡単に乗って行かれないのだが、イモビの存在を知らない珍走に鍵穴やハンドルロックを壊される可能性がある。 そこで他のロックも施しておき、簡単には盗れないというアピールをしておくことに意味があるようだ。

メッシュジャケット

なぜか VANSON のメッシュジャケットが約半額で売っていたので購入しておいた。夏乗るなら必須アイテムだからだ。 VANSON というのは革ジャンのイメージがあるのでかなり高級な印象を受けるのでつい飛びついた。 なかなか作りも良い感じだ。

突然だが近くの YSP にて YAMAHA BOLT を契約した。BOLT R スペック ABS という ABS 付きのモデル。 筆者としてはこれで 6 台目のバイクとなる。

私のバイク遍歴

  1. VTR (Honda): 学生時代購入し 50,000 km 乗った思い出のバイク
  2. W650 (Kawasaki): シートが若干高く足ベッタリとはいかなかった初めての大型バイク
  3. エリミネーター 250 (Kawasaki): 250 の割に機敏に走るアメリカン (ドラッガー)
  4. エストレヤ (Kawasaki): 250 単気筒で圧倒的取り回しの良さを誇るバイク……だが自損事故で大破
  5. ドラッグスター 400 (YAMAHA): 言わずと知れたベストセラーなアメリカン

となっている。VTR のみ大学生時代に購入したものであり、他は社会人になってから乗ったものだ。 学生時代に大型二輪免許まで取得していたのだが、実は今まで大型を乗ったことが W650 の 1 回しかない。 それというのも賃貸アパートの制約があって、あまり排気量が大きいバイクはいい顔をされないのと、駐車スペースに若干不安がありそうせざるを得ないというのがあった。 今は一戸建てに住まいを構えているので大型でも何でも好きに買えることは買えるのだが、駐輪スペースが道路に面しているのであまり大きすぎてしまうとはみ出してしまうという恐れはある。 今回の BOLT だと 950 cc (正確には 941 cc) もあるのにサイズ感としてはドラッグスター 400 と同格なので割と駐輪スペースに停めやすいと判断した。

何となくバイク遍歴を見てもらえれば私の好みがお分かりになるかと思う。 2 気筒か単気筒で且つアメリカンや若干クラシックなバイクに惹かれる傾向が強い。 候補には入れなかったが多分 SR400 とかも好きだと思う。

VTR は学生時代に購入した最初で最後のネイキッド 250 だが当時金は無かったが時間は結構あったので本当にいろんな場所に連れて行った。 最早乗り物ではなく相棒という域まで達していたように思う。走っていなくても横で暫く眺めて楽しむといった始末だった。

エストレヤは今のプログラマ時代に乗っていたものだが、雨の日に油断して前輪ロックさせてしまい大破 (廃車) になってしまった。 今乗れば同じことにはならない……とも言い切れない。だが ABS があれば恐らく防げていた事故だろう。 そこが今回の ABS 前提の車種選びに結びついている。

契約はしたが

いろいろとネットで調べた上レッドバロンでも見積もりを取った上で YSP に行った。 さすがに YAMAHA 専門店だけあってカスタムパーツの相談にも非常に親身になって回答頂いた。とても有り難いことだ。

契約はしたが自動車税の課税が 4/1 に行われるという関係上今乗り出してしまうと 4/1 に軽自動車税 6,000 円を支払わなければならず損をしてしまう。 ここはグッと我慢し YSP に取り置いてもらい 4 月上旬に取りに行くという算段とした。

待っている間に幾つか手放してしまったバイク用品を買い直すという作業を行う。 最初はいろいろとお金がかかるがここも我慢だ。ケチったらそれはそれで後悔する。