値段以上に嬉しい

日本たばこ産業株式会社 (JT) から株主優待のご案内が届いた。 優待内容は散々ネットで見た通りの内容だ。 私は 1 単元 (100 株) 保有していたので 1,000 円相当のカップ麺とレトルトご飯の詰め合わせを選択した。 まあスーパーに行けば実売 400 円程度の品かとは思うが、それでもこうやってわざわざ株主様へ、と書かれて案内が送られてくると嬉しい。 テーブルマークの食品以外にも希望者には JT カレンダーも送付するとのことだったので、こちらも応募しておいた。 カレンダーは 11 月下旬から 12 月上旬に届くとのこと。 これも届いたらせっかくなので使いたいところだ。

一昨日書いた通り株式投資、というより株主優待投資は縮小させていきたいと思っているが、JT は博物館見学に行ったのもあって結構思い入れのある銘柄なのでこれからも保有したい。 利回りがとても優れているのもあるし、賛否両論あると思うが財務大臣が筆頭株主なのも安心できる。 しかし中間配当金支払の案内に以下のような文句が書かれていたのにはびっくりした:

なお、中間配当金につきましては、(中略) 日本たばこ産業株式会社法による財務大臣の認可を受けました。

日本たばこ産業株式会社法という一企業専用の法律があるというのに驚いた (検索すると衆議院のサイトがヒットして全文が出てくる)。 そこには以下のように書いてある:

政府が前二項の規定により保有する株式は、会社の発行済株式の総数の三分の一を超えるものでなければならない。

JT の筆頭株主を見てみると財務大臣となっておりしかも全発行株式数の 1/3 以上確保しているので何事かと思ってしまうが、法律に書かれているのであれば仕方がない。 良くも悪くも日本政府お墨付きの銘柄というわけだ。

工場見学

JT 株主様工場見学会のご案内という印刷物も同封されていたのでこちらも読んでみた。 JT の子会社であるテーブルマーク株式会社の工場見学。 新潟県魚沼市でちょっと遠いがバイクで行けなくもなさそうだ。 しかし JT は株主総数が相当多いにも関わらず募集人数が各回 40 名様という狭き門。 まあ外れるだろうが、もし当たったらツーリングがてら気軽に行こうということでとりあえず応募してみた。