私は今の今まで Windows の日本語フォントは UD デジタル教科書が最も良いが書体が教科書然として万人向けとは言い難いと思っていた。 しかし今日何の気なしに Windows 日本語フォント で検索して衝撃を受けた。 あのモリサワから Windows 10 向けに BIZ UD ゴシックというフォントが提供されている! しかも 1 年も前からという。 何故今の今まで気づかなかったのか、本当に悔やまれる。 プロポーショナルの BIZ UD P ゴシックと等幅の BIZ UD ゴシック、そして明朝体の BIZ UD (P) 明朝と用意されている。 早速 Google Chrome の環境設定でフォントをこれらで設定してみると、とても読みやすい。 一番気に入ったのは游ゴシック体などだと線が細くて小さい文字が見にくかったのがこのフォントだととても見やすいということだ。 今まで視認性の関係上仕方なくメイリオを使っていた場面でもこのフォントで代用できそうだ。

Web サイトに適用する為の CSS 表記が気になったのだが、Webページのテキストのフォントに BIZ UDゴシック BIZ UD明朝 を利用する (CSS Tips)によると以下のように書くようだ:

/** BIZ UD ゴシック */
font-family:"BIZ UDGothic";

/** BIZ UD P ゴシック */
font-family:"BIZ UDPGothic";

/** BIZ UD 明朝 */
font-family: "BIZ UDMincho";

/** BIZ UD P 明朝 */
font-family: "BIZ UDPMincho";

これで Windows だとフォントがイマイチという悩みがほぼなくなった。 一点、Web サイトによっては font-family: Meiryo が適用されており Chrome で BIZ UD ゴシックを指定していてもメイリオで表示されてしまう場合がある。 macOS だとそもそもメイリオが無いのでそういうサイトでも綺麗なヒラギノフォントで表示されるという利点はある。